166:二者択一!
一刀「なあ、お前だったら俺と星のどっちが好きなんだ?」
桃香「まずいってご主人様。メンマに話しかけるのはやめようよ」
167:春蘭日記・十一の巻
某月某日
華琳様の本の理解が進まない
これでも私はがんばって読んでるのだ
信じられないかもしれないが『華琳様の本を読む』というのは私の生活の一部と言っていい
正確に言うならば『華琳様の本を読んで挫折して、挫折した言い訳を考えようとして挫折する』というのは私の生活の一部と言っていい
だがもはや、この悪循環は断たれるべきだ
方法は秘密としておくが、この方法によりきっと忌まわしきこの循環も断たれるだろう
凪:さすがです春蘭様。でも出来ればその方法を教えてはもらえないでしょうか?今日、部屋に帰ると覚えがない華琳様の本が置いてあったので参考にしたいと思います
168:民主主義の基本
美羽「いいかげん、雪蓮におびえるのはこりごりじゃ!」
七乃「でも、前ならともかく今の私たちじゃどうしようもないですよ」
美羽「それでもじゃ!今回こそ勇気を出して話してくるのじゃ」
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美羽「七乃~!やったぞ!ついにあの雪蓮と対等になったのじゃ!」
七乃「ええ!どういうことですか!?」
美羽「これから何かあったときは妾に一票の投票権が認められたのじゃ」
美羽「代わりに雪蓮に二票の投票権と拒否権を認めてやったのじゃ」
169:犬にだってできること
美羽「う~む…どうやったら雪蓮の奴に命令できるかの」
七乃「そうですねえー…誰にだってできるような簡単なことなら流石にやってくれるんじゃないですか?」
美羽「でもそれじゃ面白くないのじゃ」
七乃「まあまあ、最初はそんなものですよ」
美羽「しょうがないの…」
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雪蓮「何よ用って?」
美羽「うむ。雪蓮、お手」
七乃「美羽様のそういうところは本気で尊敬できますよ。ああ、ほら、泣き止んでください」
170:狼少女
美羽「いうことを聞かなきゃ出ていくぞ!」
美羽「ああ、待て、謝るから追い出さないで~」
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