なのはSIDE
~学校~
私は気になっていました。
あのときの夕也君の態度・・・
あの目は一体なんだったんだろうって・・・
教室に入るとあまり人はおらず窓際で机に突っ伏している人が見えました
なのは(あ、夕也君・・・)
いまなら聞けるかな・・・
そう思い私は夕也君に話しかけることに決め、近づきました
なのは「夕也君?おはよう・・・」
SIDE OUT
俺は今日はめずらしく早く起きたので学校に来て居眠りをしている
昨晩は寝付けなかったからな・・・
そしてうとうとしていると
なのは「夕也君?おはよう・・・」
なのはから話しかけられた。
夕也「・・・んあ?ああ、おはよう」
俺はとりあえず挨拶を返す。
なのは「あのね、夕也君・・・」
なんか、言いづらそうだな・・・どうせ、昨日の俺の態度についてだろうな・・・
なのは「昨日の事n「管理局に協力するんだろう?」え?う、うん・・・」
夕也「おまえが決めたことだ。俺が如何こう言うつもりはない」
なのは「ねえ?夕也君は管理局を嫌ってるの?」
なのはがそう問いかけてくる
夕也「・・・俺が管理局を嫌ってるのは個人の理由だ。話すつもりはないし、お前らが管理局に協力するからってだけで嫌ったりはしないから安心しとけ」
俺は突っ伏しながらも言う
なのは「うん・・・」
なのははそう言って自分の席についた
~放課後~
特にやることもないので散歩していると
???「あ、ユウ君や」
聞き覚えのある声が俺を呼んだ
夕也「なんだ、はやてか。あ、そうだ。この前の夕食。うまかったぜ」
はやて「あ、ありがとうな・・・(よかった。失敗しとらんで。)」
その後ははやての話に付き合ってやり今は俺が車椅子を押してはやての家に帰っていた
はやて「それにしてもどうかしたんか?なんかちょう不機嫌そうやけど?」
夕也「そんな風に見えるか?「うん、見える」即答かよ・・・」
まあ、不機嫌そうに見えるなら管理局に遭遇したからだろうな・・・
夕也「ちょっと、嫌なことがあってな・・・というより、会いたくない奴らにあっていやな記憶が蘇ってな・・・」
はやて「そうか・・・私でよかったら相談にのるよ?」
はやては心配そうに俺を見てきた
夕也「・・・いや、いい。これは俺個人の問題だから」
はやて「そういうなら、もううちは聞かん。でも、力になれることがあったらいつでもいうてな」
夕也「その気持ちだけで十分だよ」
そういって俺ははやてを家まで送り、自分の帰路についた
そういえば喉が渇いた・・・
そんなことを考えていると翠屋が見えてきた。
ちょうどいいし、寄るか・・・
翠屋に入ると
セイバー「いらっしゃいませ・・・なんだ、ユウヤですか」
セイバーが接客をしていた
桃子「アルトさん?もうあがりでいいですよって夕也君じゃない?どうしたの?」
夕也「いえ、ちょっと暇になったので・・・」
桃子「それなら今からでもいいからバイトとして入ってくれない?ちょっとアルトさんだけじゃ心許ないのよ」
そう言ってきた
夕也「う~~~ん・・・いいですよ。さいわい暇ですし」
そう返すと
桃子「ありがとう。じゃ、接客作業お願いね」
そう言われた・・・て、接客作業!?
夕也「む、無理ですって!そんなこと!」
桃子「だいじょうぶよ。すぐに慣れるわ。それに失敗しても夕也君ぐらいの年齢ならむしろ、微笑ましいぐらいよ」
いや。俺もう精神年齢もうそろそろで三十越すんですけど・・・
そんなことを考えていたら
セイバー「ユウヤ。接客作業に入るなら早く着替えてきてください」
リニス「そうですよ」
セイバーとリニスに押されていた・・・って!?
夕也「なんでリニスがいんのっ!?」
リニス「わたしも働きたくなったんで」
そんな理由!?
そんなこんなでなし崩し的に俺は接客することになった
~10日後~
遥SIDE
この10日間で五個のジュエルシードを回収できた
あのバカは、出るたびに怪我するのでどうしてくれようか?とクロノが悩んでいた
まあ、それはともかく残ってるジュエルシードはあと6個
あ、そうそう。報告することが一つ
プレシアさんがやってきて、ジュエルシード集めに参戦してくれるというのだ
これには、驚いた。聞けば、なんでもプレシアさんはあらゆる方面に謝りに行っていたらしい。
子供思いのいい親ね・・・(グスン)
と、うわさをすればクロノから通信が入った
遥「はい」
クロノ「ジュエルシードガ見つかった。至急ブリッジまで来てくれ」
遥「わかった。それで場所は?」
その問いの答えを私はなんとなくわかっていた。
クロノ「海鳴市近海。海中だ」
やっぱり・・・
~現場~
ひゅ~~~~ん・・・(シュン)
バカが消えた。
本気でバカでしょ?話し聞いてなかったのかしら?
端折りすぎたと思うので簡潔に説明すると
ブリッジに上がる→説明を聞く→現場に行く→バカ突進→バカ撃沈
てな感じ
クロノ「くっ!?すでに発動しているのか!?」
するとジュエルシードは六個が合体し
『悪魔』のような形を作り出した
・・・アレって何なの?あんなのは原作にはいなかったわよ?
すると、思念体が
???「なるほど。人間達か・・・ふん。」
え?思念体が知性をもってる?
ユーノ「な、なんでジュエルシードが意思を・・・」
ちなみに、ユーノは人間の姿。最初見たときのなのはの慌てっぷりは見ててあきなかった。
て、今はそんなことより!
遥「あんた、思念体でしょ?なんで意思を持ってるの?」
???「なるほど。『特異点』か。貴様を殺せば『魔王さま』も喜ぶだろう」
え?魔王って・・・この世界に魔王ってのがいるっての?
???「死んでもらうぞ」
そう言って思念体はわたしに向かって
爪を振り下ろしてきた
なのは「ッ!?遥ちゃん!?」
ああ、これはもう間に合わないな・・・
そう、思い目を瞑る
・・・?なんで衝撃がこないの?
固く閉じた目を恐る恐る開けると
夕也「あきらめるのは早いんじゃねえのか?遥」
夕也が悪魔の爪を自信の剣で受け止めていた。
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悪魔の襲来