No.537096

貴方と人生を共に 最終章 本編7

貼ります~

2013-01-28 06:31:50 投稿 / 全12ページ    総閲覧数:1807   閲覧ユーザー数:1591

南西組

 

華琳「これは盛大ね。英雄の戦いはこうでなくては面白く無いわね。」

 

春蘭「腕が鳴りますね!」

 

鎌「・・・森の中にも兵が居る」

 

華琳「ええ、私も気づいてるわ。雛里!」

 

雛里「はい、私達の兵数を考ると圧倒的に負けています。

 

伏兵も居ると考えると苦戦は間違いないでしょう・・・

 

なるべくこちらに注意を誘ってください。

 

成都側の援軍さん達には本陣を強襲してもらいます。

 

そこから反転して挟み撃ちにします。伏兵には私に策ありです。」

 

春蘭「あの焚き火に意味があるのですか?」

 

華琳「焚き火・・・なるほどね。」

 

春蘭「????」

 

華琳「森の中に煙を充満させるのね。」

 

雛里「はい、既に決行してます。風さんの向きも問題ないです。」

 

華琳「分かったわ。

 

劉豹の将兵よ!我らはこれより吐谷渾軍を殲滅する!

 

手加減はするな!奴らは獣と同然!獣を狩れ!

 

この地を敵の血で染め上げてやれ!全兵突撃せよ!」

 

雛里「伏兵は鎌さんに任せます!前曲は春蘭さん

 

後曲はミーナさんで行きます!」

 

春蘭「総員!私に続け!」

 

劉豹兵達『おお!』

 

ミーナ「春蘭を援護するわよ!てーー!」

 

シュシュシュシュシュッ

 

春蘭「はっはっはっは!ぬるい!」

 

シュッ

 

ザクッ

 

吐谷渾兵「この!」

 

スカッ

 

春蘭「ふんっ!」

 

ブォンッ

 

ザクッ

 

 

味方本陣

 

雛里「もっと煙を炊いて下さい!」

 

兵士「はっ!」

 

華琳「順調ね。」

 

なでなでっ

 

雛里「あわわ///順調過ぎる気もしましゅっ!」

 

華琳「ふふっ、可愛いわよ。」

 

タタタタタタタタッ

 

兵士「申し上げます!成都方面より荀、徐、孫、公孫、呂、

 

袁、暦の牙門旗が立ちました!」

 

華琳「予定通りね。伏兵の方は?」

 

兵士「はっ!森の中から出て来た所を次々と捕縛しております。」

 

雛里「煙も良い具合に充満してますね。」

 

華琳「自然破壊な気がするんだけどね。」

 

雛里「それと、相手は十分に動揺すると思います。」

 

華琳「そうね。私達も前に出るわよ!」

 

 

 

 

 

吐谷渾軍本陣

 

吐谷渾「もっと前曲に兵を送れ!」

 

吐谷渾兵「はっ!」

 

吐谷渾「馬鹿な者達だ・・・捕らえて陵辱してやるのも良いな・・・」

 

斥候「吐谷渾様!後方から軍勢が本陣目掛けて迫っております!

 

おそらくは北郷軍だと思われます!」

 

吐谷渾「何っ!何故北郷軍がこの戦いに介入するんだ!兵を戻せ!」

 

兵士「申し上げます!森から煙が出ています!」

 

吐谷渾「なっ何だと!奴ら、火を放ったのか!

 

神聖なる土地に!・・・罰当たりめ!」

 

吐谷渾兵「吐谷渾様!劉豹本陣が前に出て来ました!」

 

吐谷渾「くそっ!ならば私自ら血祭りに上げてやろう!

 

後方部隊はワシが行く!残りは何としても食い止めよ!」

 

 

 

後方

 

暦「私が先陣を切る!」

 

桂花「弓兵構え!」

 

サササッ

 

桂花「撃て!」

 

シュシュシュシュッ

 

亞莎「こちらも遊撃します!」

 

兵士達『おお!』

 

白蓮「小蓮!私達は華琳達を助けに行くぞ!」

 

小蓮「親衛隊は付いて来て!」

 

白蓮「白馬隊も続け!」

 

京「あっちらは横撃を掛ける!」

 

 

 

 

 

前曲

 

春蘭「切りがない!」

 

シュッ

 

ザクッ

 

斥候「本陣より敵後方より援軍が到着したとの事です!」

 

春蘭「来たか!総員!後方から援軍が到着した!奮闘せよ!」

 

劉豹兵達『おお!』

 

鎌「終わった」

 

春蘭「おお!鎌か、このまま敵を殲滅するぞ!」

 

鎌「ん!」

 

 

 

 

 

 

吐谷渾軍本陣

 

シュッ

 

ザクッ

 

北郷兵「ぐはっ」

 

吐谷渾「っち!」

 

暦「久し振りだな、吐谷渾」

 

吐谷渾「誰かと思えば劉豹の犬か。」

 

暦「悪いがお前の首を貰う。」

 

吐谷渾「掛かって来い!メス犬如きには負けはせん!」

 

ブォンブォンッ

 

スッスッ

 

吐谷渾「やはり早いな。」

 

暦「得意分野だからな。」

 

シュシュシュッ

 

カキンカキンカキンッ

 

吐谷渾「ふんっ!カスめ!」

 

シュッ

 

パシンッ

 

吐谷渾「何!」

 

暦は吐谷渾の刃物を持つ腕を掴んだ。

 

シュッ

 

ザクッ

 

吐谷渾「かはっ」

 

暦「高速戦闘は常に先を読み、動く必要がある。

 

手を封じてしまえば何もできまい。許せ」

 

シュッ

 

ボトッ

 

吐谷渾の首が転げ落ちた。

 

暦「このまま進軍するぞ!どうやら投降する気配が無いみたいだしな。」

 

兵士「はっ!」

 

 

味方本陣

 

斥候「失礼します!たった今、吐谷渾を討ち取った模様です!」

 

華琳「分かった。皆!残りは烏合の衆だ!投降しない者は殺し尽くせ!

 

生かせばその牙が自分に向くと思え!」

 

兵達『おおお!』

 

こうして、投降しない者は全て殲滅し投降する者は手厚く迎え入れられた。

 

 

 

 

味方本陣天幕

 

華琳「久しぶりね、桂花」

 

桂花「お久しぶりです。」

 

桂花は涙を浮かべながら華琳の元へ

 

ぎゅっ

 

華琳「よく頑張ったわね。今日は閨で可愛がってあげるわ。」

 

桂花「いえ、嬉しい申し出ですが昔と今では状況が変わってしまいました。

 

ですが・・・今日だけはお供させていただきます。」

 

華琳「ふふっ、一刀の方が良いかしらね。」

 

桂花「///冗談はよしてください。」

 

白蓮「まさか、こんな形で再び会えるとはな。」

 

華琳「白蓮もお疲れだったわね。」

 

亞莎「あの~一刀様は?」

 

華琳「一刀に会いたいなら姑臧まで我慢しなさい。」

 

亞莎「はい・・・(´・ω・`)」

 

小蓮「早く行こうよ~」

 

京「小蓮、無理だって・・・負傷者も多いんだ。」

 

ミーナ「その通りよ。手を貸して頂戴。」

 

華琳達は5日留まり姑臧へと帰還した。

 

 

 

姑臧

 

王座の間

 

潤香「お疲れ~♥」

 

むぎゅっ

 

一刀「おほっ!」

 

星「ふふっなら失礼して」

 

ぎゅっ

 

一刀「うほっ!(俺の金時ちゃんが大きくなったですたい!)」

 

潤香「溜まってたんでしょ~?」

 

ひょいっ

 

潤香は一刀を持ち上げた。

 

一刀「ちょっ!」

 

星「私も混ぜてもらおう。」

 

千登里「私もお供します。」

 

璃々「璃々も~」

 

陽「わっ私も・・・///」

 

月「ふふっ」

 

愛紗「星!」

 

星「何だ?愛紗も混ざるか?」

 

愛紗「うむっ!」

 

一刀「あっあれ?俺の意志は無いの?」

 

一同『無い~』

 

恋「・・・♥」

 

テクテクッ

 

恋も後に続いた・・・そして月も・・・

 

梨花「では私も・・・」

 

女子一同は一刀の性愛を受け、翌日枯れ果てた一刀の姿があったと言う・・・

 

 

 

 

王座の間

 

潤香「気分良いわね~星は何発貰ったの~?私は25、6発程度よ。」

 

星「私か?28発だ。」

 

潤香「ええ~星多い~」

 

星「なら今からどうですかな?」

 

潤香「賛成~」

 

千登里「貴方達!恥を知りなさい!」

 

潤香「そう言う千登里は何発?」

 

千登里「卑猥な表現は謹んで下さい!・・・18回程かと。」

 

愛紗「私は32回だ!」えっへん!

 

明命「私も星さんと一緒くらいです!」

 

普通の人なら普通に死んでますから!

 

璃々「ええ~璃々40回貰ったよ~」えっへん!

 

愛紗「まっ負けた・・・OTZ」

 

星・潤香「(やるな)」

 

梨花「(私は16回・・・魅力無いのかな・・・)」

 

月「皆さん、お茶をお持ちしました。」

 

そこへ南西組が帰って来た。

 

華琳「今戻ったわ・・・一刀は?」

 

千登里「・・・今日は非番にしています・・・////」

 

華琳「・・・・なるほどね。私も今日あたり行こうと思ってたけど、

 

やめといた方が良さそうね。」

 

小蓮「ええ~ぶぅぶぅ~」

 

亞莎「残念です・・・明命は良いですね・・・肌がツヤツヤで・・・」

 

明命「亞莎もして貰えば良いのです!」

 

亞莎「(夜這い・・・///)わっ私は何てはしたない事を///」

 

華琳「はいはい、その話は後。雛里」

 

雛里「はいっ、現在吐谷渾を平定した事により、後ろの脅威は去りました。

 

これにより、鮮卑平定に全力を出せます。

 

ですが、吐谷渾の戦いでかなりの負傷者が出ましたので

 

しばらくは動け無いかと思います。

 

投降した兵は再調練の後に兵に組み込みたいと思います。」

 

潤香「そこら辺は任せるわ。今日は宴にしましょ。久し振りの再会にね」

 

星「京も、よく頑張ったな。」

 

京「ああ!わっちはお前の分まで頑張ったさ!」

 

星「ふふっ今宵は飲むぞ。」

 

京「上等!」

 

梨花「・・・華琳さん、月さん・・・話があります。」

 

華琳「重要な話かしら?」

 

梨花「ええ。」

 

月「・・・ご主人様の話ですね」

 

梨花「コクッ」

 

 

 

王座の間

 

星「うむむ・・・このメンマはなかなか・・・」

 

京「どうだ?あっちが作ったんだぞ。」

 

星「ふむっ作り方を教えてもらおう。」

 

京「ふふふっわっちに勝ったらな。」

 

星「良いだろう。酒を持って来い!」

 

潤香「飲み比べ?私も参加する~」

 

明命「一刀様!お酌をさせて下さい!」

 

亞莎「わっ私もお酌させて下さい。」

 

一刀「じゃあ、お願いしようかな。」

 

 

 

華琳「話を聞こうかしら。」

 

梨花「何があっても受け止めると約束して下さい。

 

それと、口外しないと。」

 

華琳「天命に誓って。」

 

月「はい。」

 

梨花「分かりました。私の未来は外れる事の無い運命です。

 

そして・・・一刀様はこの外史で消える予知をしました。

 

それが何時起こるかは分かりませんが・・・

 

ですから一刀様はなるべく戦場には出さないで欲しいのです。」

 

華琳「・・・管理者としてのお願いかしら?それとも個人?」

 

梨花「私個人です。あの人を殺したくない・・・私がこちらに連れて来なければ、

 

こんな予知をする事も無かった・・・ですが、管理者の立場ではあの人以外に、

 

徐進は止められません。管理者一同、あの人に返せない程の恩があります。

 

私達管理者も・・・いえ、私は全力でサポートするつもりです。」

 

華琳「・・・そう・・・考えられるのが徐進との戦いで、

 

何か起きると考えた方が良いでしょうね。」

 

梨花「おそらくは・・・」

 

月「そんな・・・」

 

月はそのまま足を竦ませた。

 

華琳「月!立ちなさい!・・・それが運命だとしても外れる可能性もあるわ。」

 

梨花「先ほども言いましたけど、必ず起きる運命です。」

 

華琳「なら、その運命を変えてみせるわ。

 

(死ぬじゃなくて消える?・・・外史から消える・・・何か引っかかるわね。)」

 

梨花「もちろん、私もそのつもりです。」

 

月「・・・私は・・・いつも通り見送るだけです・・・」

 

華琳「・・・」

 

梨花「・・・焼けますね・・・(私もいつかは・・・)」

 

華琳「そろそろ戻りましょう。私達の食事が無くなるわよ。」

 

月「はい」

 

梨花「ええ。」

 

王座の間

 

一刀「ゴクゴクゴクッぷはぁ~やっぱ白酒だよな~」

 

潤香「本場だからね~」

 

明命「ほんば?」

 

一刀「本場って言うのはね、発生地って事。」

 

亞莎「そこで出来た名物みたいな物ですか?」

 

一刀「そそ~・・・亞莎~耳かきして~」

 

ゴロンッ

 

亞莎の膝の上に寝転んだ。

 

亞莎「もう、飲みすぎです・・・ふふっ」

 

華琳「あら?お熱いわね。」

 

亞莎「かっからかわないで下さい///」

 

一刀「耳かき~♥」

 

月「ご主人様がこんなに酔った所を見たのは久し振りですね。」

 

華琳「ええ。よっぽど嬉しかったんでしょうね。」

 

桂花「(良いな・・・)」

 

ほじほじほじっ

 

一刀「~~♥」

 

亞莎「うっ動かないで下さいよ~」

 

星「はっはっは!主もまだまだ子供ですな~」

 

京「くそぅ!全敗とは・・・OTZ」

 

星「ふふっまだまだだな。」

 

京「#もう一回だ!」

 

星「良いだろう。何回でも相手しよう。ま、勝利は目に見えてるがな。」

 

京「くそ!勝負!」

 

潤香「良いぞ~もっとやれ~」

 

鎌「ガツガツガツガツッ」

 

恋「ガツガツガツガツッ」

 

春蘭「あいら~おまえ~よってるのら~?」

 

愛紗「わらしが~ろうはずらかろうに~」

 

小蓮「zzzzかじゅと~」

 

璃々「雛里お姉ちゃんは飲まないの?」

 

雛里「あわわっ!のっ飲んでるよ~」

 

白蓮「あらしはら!これでも~ふちゅう~から~かわっらのらよ!

 

それはもう!・・・がんばったのらよ!」

 

千登里「そうですかそれは良かったですね。」

 

ぎゅっ

 

白蓮「きいれるか?」

 

千登里「聞いてます・・・はぁ~」

 

暦「何と言う悲惨な光景だ・・・」

 

冥琳「度数が高過ぎなんじゃないか?」

 

暦「どすう?」

 

冥琳「そう言えばまだこっちでは度数は分からんか、

 

意味は酒の強さだ。」

 

暦「そんなに高く無いと思うがな。」

 

陽「おそらく、文化の違いだと思います。」

 

冥琳「だろうな。」

 

暦「ふむっ、私はこっちより洛陽の酒の方が好きだがな。」

 

冥琳「ほほう、どんな酒があるのだ?」

 

暦「ふむっ、天の酒が名物になっているな。

 

日本酒、焼酎、果汁酒が名物でな、

 

外から買いに来る行商人が多いのだよ。

 

まあ、天の酒や料理や色々な物があるからな。

 

洛陽は天の街とまで言われてるくらいだ。」

 

桂花「そうね、新たな文化って言えば良いのかしらね。

 

十手二十手先を行ってる街よ。他より安全だしね。

 

流民は増える一方だけどね。」

 

冥琳「大丈夫なのか?こっちに来て・・・」

 

暦「問題は無いだろう。」

 

桂花「それに、私達が居ちゃ、育つ者も育た無いでしょ?」

 

冥琳「ふむっ、新しい時代は若者に任せると言う事だな。」

 

暦「そう言う事だ。」

 

一刀「けいふぁ~ひざまくら~」

 

ゴロンッ

 

桂花「ちょっ!」

 

一刀「zzzzzz」

 

暦「嫌なら私が変わろうか?」

 

桂花「ぐっ」

 

なでなでっ

 

暦「冗談だ。」

 

桂花「(・・・可愛い寝顔ね・・・///)」

 

なでなでっ

 

一刀「ん・・・zzzz」

 

こうして、宴は一日中続いたとか・・・

 

 


 
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