[chapter:世界観]

SDGワールドは、大陸の中部にあるフレメン地方、カタイ（タルタロス地方）、ユニオン地方、そしてファング大陸を舞台にしてい

る。

フレメン地方

劇中のの主な舞台ステップ地帯に似ている。他の地域からは砂漠の国というイメージを持たれているが、多くの都市やオアシスや

農耕に適した地方も多く存在する。遊牧民が通ったり隊商が行きかい交易が盛んな反面、MS達の争いに発展することも多い。自称

は中央だが、ユニオン地方からは東方、カタイ・タルタロス地方からは西域と呼ばれている。

主に、定住民と遊牧生活を送る民に分かれている。貴族は都市を支配し，間は茫々としている．また、乾燥地なので，農業も都市

の産業であり、農民も基本的に城壁に囲まれた都市に住んでいる。

フレメン地方の特色としては、遊牧民も王国を作る点にある。遊牧民自身は周辺の広大な牧草地で生活するが，交易や農作物・手

工業製品の生産拠点として，技術者や商人，農民を連れてきて，いい土地に定住させ都市を形成する。すでに都市があればそれを

軍事力や交渉で服属せていくことも多い。庇護下の都市は貢税を遊牧民に払い，遊牧民は見返りに都市や隊商を護衛している。点

在する小さな都市国家も，個々にちまい兵力を雇うよりは効率的だし，武力の傘の下で経済圏も広がる。遊牧民側も，覇権が揺る

がなければ略奪や戦争せずとも定期収入が得られるなど双方にメリットがあるためである。

反面、このようなケースは戦乱を誘発しやすいというリスクもはらんでいる。

[chapter:国家]

ここでは、SDGワールドにある国家を紹介する。

・フレメン地方にある国家

ミナレート朝メイア王国

複数のオアシス都市によって構成され、元遊牧民を出身とする騎士たちによって構成されている。現在はスイールの領主バイバル

スガンダムが国王を務めている。モチーフはオスマン帝国、マルムーク朝。

アナハイム王国

商才に長け、多くの商業都市が並ぶ。聖地を押さえており、軍事力は低下しつつあるものの今なお影響は大きい。アッバース朝が

モチーフ。

コスモバビロニア王国

古代民族の末裔。貴族主義である。サナリィ王国とは伝統的に仲が悪い。海軍は他の追随を許さない。新バビロニアもしくはイラ

クがモチーフ

イスマ―イル朝サナリィ王国

コスモバビロニア、サイドスリーと同じく伝統ある国文化に優れる反面気位が高く、他の種族を下位に見ている節がある。テムジ

ン・ウルス と対立しつつある。サファヴィー朝がモチーフ。

ファング大陸にある国家

ウィナー王国

中東の新国家。若き王サンドロックによって率いられている。ファーティマ朝がモチーフか。

マフディー・ナビーユ・エリン王国

預言者の再来とされるハサェイが率いる宗教国家。スーダンがモチーフ。

サイドスリー・ディザート王国

アフリカの遊牧民たちの勢力。蒼い衣を着けていることから青の部隊とも言われる。ベルベル人によるムラービト朝がモチーフ。

・カタイ・タルタロス地方にある国家

テムジン・ウルス

最強の騎馬民族国家で、テムジン帝国とも呼ばれる。ミナレート朝を上回る実力主義の軍事国家。科学力、軍事力、経済力全てに

おいて優れている。あまりにも巨大すぎる為、分国化しつつある。モンゴル、ティムール帝国がモチーフ。

ユニオン地方にある国家

・ガンドランダー王国

有角類が済む王国。謎に包まれており、詳細は不明。

モチーフはビザンツ帝国・ロシア

今は無き国家

クルジス共和国

フレメン地方に存在した勇猛な山岳民族クルジス人の出身国。各国は彼らの団結を警戒していると言う。