No.531719

貴方と人生を共に 最終章 本編5

荒らし暴言お断りします。ストーリーの中にも絵を混ぜようと考えています。

2013-01-14 16:53:06 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:1904   閲覧ユーザー数:1610

一刀達一行

 

スッ

 

一刀「梨花、どうだ?」

 

梨花「残念ですが・・・」

 

一刀「そうか・・・」

 

明命「一刀様、この屍の山は?」

 

一刀「ああ、徐進軍の兵士達だ。」

 

明命「さすがですね!」

 

一刀「殆ど恋と鎌がやったんだけどな。」

 

なでなでっ

 

鎌「///」

 

なでなでっ

 

恋「もっと」

 

一刀「はいはいっ」

 

梨花「私もお願いします!」

 

千登里「私が一番頑張りました!」

 

璃々「璃々だよ~!ぶ~」

 

明命「あっあの!恐れながら・・・私も・・・」

 

一刀「後でなでなでしてあげるから、ここから離れよう。」

 

梨花「それと、皆刀様は探さなくて良いですよ。」

 

一刀「どう言う事?」

 

梨花「出会い・・・です。」

 

一刀「読めたぞ、何処かの若い娘に助けられて・・・みたいな」

 

梨花「その通りです。」

 

一刀「って事は生きてる事前提で良いんだね?」

 

梨花「はい。」

 

一刀「なら、梨花を信じよう。」

 

千登里「良かった・・・」

 

一刀「じゃあ、俺達はこのまま五胡へ行くぞ。」

 

一同『はい!(ん!)』

 

 

 

涼州

 

現在一刀達は手厚い歓迎を受けていた。

 

一刀「入るには入れたけど結構きつい歓迎だったな。」

 

璃々「璃々もう疲れた~」

 

恋「恋も・・・」

 

鎌「御飯・・・」

 

ぎゅるるる~

 

陽「へぅ~すいません」

 

千登里「そろそろですよね。」

 

梨花「はい、華琳さんが迎えに来ると思うんですが・・・」

 

明命「一刀様!前方から大群が来ます!」

 

一刀「・・・華の十文字・・・華琳か!」

 

千登里「後方からも大群が迫ってきます!」

 

一刀「全員!前方に急げ!俺が殿をする!早く!」

 

パカラパカラパカラッ

 

千登里「行きますよ!」

 

華琳視線

 

璃々「疲れた~」

 

華琳「一刀は?」

 

千登里「敵を食い止めてくれています。急いで援軍をお願いします!」

 

華琳「その必要はないわ」

 

梨花「はい。」

 

璃々「だけど!ご主人様が!」

 

一刀「そうだよ!間に合わないよ!」

 

華琳「一刀・・・」

 

一刀「ただいま~ん」

 

璃々「・・・心配して損した。」

 

千登里「ですね。」

 

一刀「ひどっ」

 

華琳「案内するわ、こっちよ。」

 

一刀「あの~無視ですか?」

 

トントンッ

 

一刀「恋;;」

 

恋「お腹減った」

 

一刀「・・・・・・OTZ」

 

 

 

 

禿髪部鮮卑

 

姑臧城

 

王座の間

 

一刀「なるほど、敵と間違えたのか・・・」

 

華琳「ええ、そうみたいね。」

 

一刀「現状はどうなってるんだ?」

 

華琳「私達は禿髪をまとめ上げた所よ。

 

今から、盧水胡と吐谷渾を落とそうと策を練ってる所よ。」

 

一刀「・・・吐谷渾はなるべく早く平定させたいな・・・

 

おそらく、桂花あたりは気づいてるはずだからさ・・・

 

成都を取りに行くと俺は予想してる。」

 

華琳「ありえるわね・・・」

 

潤香「どうすんの~?」

 

一刀「潤香はこれまで通り王をやってくれ。徐進達はおそらく、

 

俺達が外史に来てる事は知ってるはずだが、五胡に入った事は読めないはずだから。

 

唯一奴の力が及ばない=恐れているとも考えれるしな。」

 

潤香「何で効かないの?」

 

梨花「おそらく、封印の範囲と五胡には封印をする為の起点が無い事だと思います。

 

私もこっちに来てから、能力が戻りました。」

 

一刀「だろうな。ガチで攻めてくるしかないが、

 

攻めたら攻めたで負けるのは目に見えてると考えてるんだろうな。

 

封印が無いと術が使えない=封印の外に出しちまえば、あるいは・・・」

 

梨花「可能性はあります。徐進を倒す好機になるでしょう。」

 

千登里「そう考えると、徐進が使ってる術は管理者の能力ではないと推測できますね。」

 

一刀「外史の何処かで手に入れた物だろうな。まあ、こっちに居れば安心だし、

 

向こうは皆刀達に任せてるし、大丈夫さ・・・今は五胡の制圧だ!」

 

潤香「表では私がやるから、裏舵は任せたわね、ダーリン♥」

 

一刀「おう、任せておけ。」

 

華琳「じゃあ、今の戦力をまとめるわよ。

 

禿髪部鮮卑

 

総大将 潤香(表)

 

武将 一刀(裏の舵取り役)、璃々、恋、鎌、春蘭、愛紗、星、明命

 

軍師 私、冥琳、雛里、千登里、梨花

 

救護 月、ミーナ、陽

 

兵力は50万よ。」

 

一刀「五胡は兵力差が半端ないね、昔からそうだったけどさ。」

 

潤香「常に獲物を狙うためにサバイバルしてるからね~

 

兵達も強豪揃いよ。」

 

冥琳「セオリー上では兵力の少ない所から攻めるのだがな。」

 

一刀「それも良いけど、できれば早く吐谷渾を落としたいな。」

 

潤香「吐谷渾は現在、南、西が同盟を結んで、東、北連合と争ってる所ね。」

 

一刀「なら、盧水胡は俺と恋で行くよ。兵も5千程で十分だしな。

 

後は、吐谷渾を何としても迅速に落としてくれ。」

 

愛紗「ご主人様!私もお供します!」

 

一刀「って言われてもな・・・」

 

梨花「私が吐谷渾方面に行きます。

 

千登里さんは一刀様に付いてって下さい。

 

必ず必要になります。明命も一緒にお願いします。」

 

千登里「任せなさい。」

 

明命「はいっ!」

 

春蘭「愛紗よ!私も行きたいが、ここは我慢するんだ。」

 

愛紗「ぐぬぬ。」

 

明命「冥琳様!」

 

冥琳「ん?すまないが、誰だ?」

 

明命「私です!周泰です!・・・」

 

一刀「明命、この人はあの人の生まれ変わりだよ。

 

だからあの人であってあの人じゃないんだ。」

 

明命「そうですか・・・でも、会えただけでもよかったです!」

 

一刀「これからはずっと一緒じゃないか。」

 

明命「はいっ!」

 

冥琳「???」

 

梨花「それと、これを」

 

梨花は一刀に式神を渡した。

 

一刀「念話と・・・人形兵の紙か。」

 

梨花「はい、お役立て下さい。私と会話もできますので。」

 

一刀「俺も使った事あるから大丈夫。」

 

華琳「私達は南西と東北の制圧に向かうわよ!」

 

一同『おう!』

 

一刀「ちゃっちゃと落として援軍に行くよ。」

 

華琳「ええ、待ってるわ。」

 

こうして、五胡統一を目指す戦いが切って落とされる事に。

 

 

盧水胡

 

明命「船5隻だけで良いんでしょうか?」

 

一刀「十分だよ。千登里、例の物は乗ってるよね?」

 

千登里「はい。」

 

明命「何が始まるんですか?」

 

一刀「まあ、見てて。明命は工作部隊を使って森の方から大将の首を取ってきて。」

 

明命「はっ!」

 

スッ

 

一刀「さて、敵さんが見えてきたな。準備を。」

 

千登里「はっ!砲弾を甲板に準備せよ!」

 

数十人が交代交代で砲弾を持ってきた。

 

一刀「恋、準備は良い?」

 

恋「ん!」

 

五胡兵「何が始まるんでしょうか?大砲も付いてない船5隻で・・・」

 

千登里「見てれば分かります。」

 

一刀「千登里、敵は何隻だ?」

 

千登里「25隻と言った所でしょうか、背後にも何隻もありそうですが。」

 

一刀「この霧だからな・・・カウントダウンよろしくね。」

 

千登里「はっ!・・・・5、4、3、2、1、発射!」

 

一刀と恋は砲弾を片方ずつに砲弾を持ち、敵船目掛けて投げつけた。

 

一刀「それそれそれそれ!」

 

ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュッ

 

恋「えいえいえい」

 

ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュッ

 

五胡兵「おお~~!」

 

千登里「ボケっとしてないで次々に運んできなさい!」

 

五胡兵「はっは!」

 

兵士達は次々に並べていく。

 

一刀「恋!こっちは任せた!」

 

恋「ん!」

 

一刀は隣の隻へ移った。

 

ヒュヒュヒュヒュヒュヒュッ

 

 

 

敵側

 

盧水兵「ん?何だあれ」

 

盧水兵「カラスかなんかだろ?」

 

盧水兵「違う!砲弾だ!総員退避!」

 

ドーンドーンドーンドーンドーンッ

 

盧水兵「うわ!船が!」

 

盧水兵達の船が次々と沈んでいく。

 

 

盧水本陣

 

盧水王「あの女豹女が戻ってきても奴の時代は終わったのだ・・・

 

ババァには退去願おう。」

 

盧水兵「しっ失礼します!我が軍の隻がほぼ全滅状態に陥りました!

 

これ以上は持ちません!」

 

盧水王「何!直ぐに集めれる兵士を集めろ!」

 

明命「その首!貰います!」

 

盧水王「しまっ」

 

シュッ

 

ボトッ

 

盧水兵「うっうわーーー!」

 

兵士達や家臣達は逃げていったが、明命の工作兵に全員捕縛された。

 

 

 

一刀側

 

一刀「ふう・・・こんなもんか。」

 

千登里「お疲れ様です。敵兵の数も少ない犠牲で終わりました。」

 

一刀「投降する者は直ぐに取り入れて再調練して。」

 

千登里「御意。」

 

そこへ明命が戻ってきた。

 

明命「一刀様、首を持ち帰りました。」

 

一刀「ありがとう明命。」

 

明命「はいっ!」

 

一刀「疲れてると思うが、俺達はこのまま援軍に行くぞ!」

 

恋「ん!」

 

明命「はいっ!」

 

千登里「はっ!」

 

こうして一刀達は吐谷渾へと進軍する事に。

 

 

 


 
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