~ 第65話 †療養中の白ちゃん† ~
北・東・南の3つの出入り口がある
その内の南の出入り口から1~2Km辺りに黄巾党はいるようだ
俺はとりあえず楽進(がくしん)達の動きを見ている
「真桜(まおう:李典(りてん)真名)
やつらが来る前にできるだけ柵とか門を強化してくれ!」
「あいよ~うちにまかしとき!」
「沙和(さわ:于禁(うきん)真名)
邑の人達を一番奥の建物に誘導を!!」
「わかったの!」
「傭兵団の1部は二人の補佐を
残りの者達は私と一緒に南の出入り口にいくぞ!
沙和は誘導が終わり次第東の守りを頼む
あ、お前は曹操殿へ連絡をしにいってくれ!」
二人ほど伝令係を選んで、北の入り口から伝令兵が馬で駆けていった
しっかりと状況を把握して最善を尽くしてるな
俺はとりあえず・・・偵察で来るやつらを叩き潰して本隊の情報得るか
今手持ちの武器が無い為、李典に武器を借りにいくことにした
「李典殿作業中悪いんだが、ちょっといいか?」
「なんや兄さん・・・忙しいんやから後にしてくれへんか?」
「すまんすまん、その槍を貸してもらいたいのだが駄目かな?」
「ウチの螺旋槍(らせんそう)を?まぁ作業は他のでもできるから
問題はあらへんが・・・兄さんは気を使えるみたいだしいけるかもしれへんね」
それから李典に色々と使い方を教えてもらい
俺は代わりに改善点を教えておいたので今後また改良してみるらしい
まっとりあえず楽進だけ連れて、気の使い方を一つ見せてみよう
黄巾党の偵察隊が見えてきた
おおよそ1000人位か?呂布と一緒にやったときは万超えだったので
1000人程度ならこの武器でもいけるな
俺のそんな余裕とは裏腹に楽進の方は緊張しっぱなしだ
「楽進、俺の戦い方から何か得るのはお前次第だしっかりとみとけよ」
螺旋槍に気を込め始めると、そのドリルが回転し始めて
さらに気を込めるとその回転と共に気が先端に集められる
その先端に眩いばかりの光の玉ができると
俺は敵陣に駆け、そして高くジャンプして
その中央へと螺旋槍を投擲する
「俺のドリルは全てを穿つ!
お前達の醜い欲望毎な!!」
地面に着弾すると同時に大きな爆発がしてたくさんの人が飛び
地面に落ちる前に絶命している
砂埃が収まるとそこには大きな穴とその中心には螺旋槍が刺さっている
その場所にゆっくりと下りて槍を引き抜く
未だ残ってる黄巾党はいるが俺の姿を見るなり逃げ出していった
数人腰を抜かして動けないやつは捕まえて邑に連れて行くことにした
帰る際の楽進の視線が物凄く辛かったけど
楽進曰く手に気を集めて飛ばす事はできるとはいってたが
それをもっと強力な足でやって蹴り飛ばせば威力も上がると教えておいた
これが後の楽進の必殺技【猛虎蹴撃(もうこしゅうげき)】の原型になったらしい
余談だけどね
邑に賊を数人連れて帰り、情報を聞くと本隊にはまだ3000人ほどいるようで
しかも、邑の周囲を囲むように部隊を分けて移動中
包囲が終わるのに明日、遅くても明後日偵察の情報などで動くとしても2~3日以内か
どうするかねぇと温泉に浸かりながら考えると外が騒がしい
また何か問題でも起きたのか?と思い温泉からあがると
夏候淵と許褚(きょちょ)の二人が来たらしい、あまりに早いなと思ってたら
曹操本隊とは別に周辺を偵察してたら、楽進の伝令兵と遭遇して急いできたそうだ
曹操本隊が来るまでに2日程度は凌がないと駄目らしい
こっちの兵は1500人・相手は3000人
守れない事はないだろうし、李典が頑張って門の強化や罠作ってるから楽になるだろう
まっ曹操が来ない内にさっさと蹴散らして逃げる事にしよう
今も情報は李典や于禁からもらってるが夏候淵達には会っていない
3人にはそう言ってあるから守ってくれてるようだ
戦闘始まるまでは温泉でギリギリまで疲れを取らせてもらいますかねー・・・
あとがきっぽいもの~
ご都合主義とチートによる解決(手抜き)の回でした
前回のコメントでもありましたが、凪の強化というよりは
凪の必殺技伝授!みたいな回にさせてもらいました
これで一応原作通りになったと思っていただければ
ちなみに白ちゃんが使用した技は真桜には使えません
気の絶対量が違うためです、ただ回転効率などをあげて若干螺旋槍の攻撃力UP!程度です
沙和には・・・文には書いてませんが双剣の為に必要な動きとして
踊りを教えてあるので若干敏捷率UP!です
まぁ実感できるような強さにはなってませんし、自分の作品内で無双にはなりませんw
こんな感じのオリ主まんせー駄文ですが、次回もよろしくお願いしますm(_ _)m
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この物語はオリ主メインの外史です
視点は基本オリ主となっています
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