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一年戦争後期、連邦軍のとある部隊に下されたジオン軍拠点衛星基地狙撃任務。
単騎でのスナイプ・ポイント到達を含む、通常の狙撃用MSでは困難な内容であることから、部隊長は狙撃能力を持ちながら総合性能も高いジムスナイパーIIの配給を上部に要請した。
しかしジムスナイパーIIは生産数が少なく、かつ他の部隊からも要請の多く、配給されたのは頭部のみと、主戦場が宇宙へ移行したことにより配備に余裕の出た陸戦型ガンダムであった。
本命の機体は頭部のみ、宇宙での運用にも関わらず実機は陸戦型、このような配備でも狙撃任務が覆ることはなく、苦肉の策として『ブルーデスティニー』と名称された陸戦型ガンダムの機能向上・宇宙戦闘改修型の設計図予備パーツを元に改修、狙撃用にジムスナイパーIIの頭部を搭載、スナイパーライフルと現地制作された大型マニピュレータ付シールドを携行し任務を遂行することとなった。
結果、総合スペックでジムスナイパーIIに匹敵、特に火力・出力においてはジムスナイパーIIを上回り、困難と思われた狙撃任務も見事成功するに至った。
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