No.527463

昼の月

遠邇さん

見えなくたって在る筈なんだ

2013-01-04 01:23:34 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:322   閲覧ユーザー数:322

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                    絶望が深いうちは

                    あの希望の光も鋭く 私の虹彩を助けるだろう

                    私が恐れるのは それも過ぎた頃

                    まるで曖昧に混じる 温く汚らわしい灰汁のほとり

                    正に今 私の皮膚を滑り落ちる今

                    痛みも鈍い代わりに

                    貴方さえ沈む 昼。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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