No.527165

魔法少女リリカルなのはAfter ダメ人間の覚悟

makeさん

第9話 紹介と熱烈

2013-01-03 14:49:23 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:8981   閲覧ユーザー数:7783

透「ほいじゃぁ、一応自己紹介してもらおうかいねぇ」

 

響子?「は、はい・・・・」///////////

 

今俺等は『翠屋』に来ちょる、あの騒動から放課後に俺等は緋村の妹に会いに保健室に向かった。妹さん・響子ちゃんはすでに起きとってあらかた事情は説明して俺等と一緒に来るよう頼んでみた

 

返事はOKとのこと、まぁ当たり前かねぇ・・・自分がストーキングしとった相手にバレたんじゃけぇ、拒否権は無いんじゃけぇな。

 

まぁそんなこんなで俺等は揃って『翠屋』に向かって現在は店内にそれぞれ座っちょる・・・・・・一応確認するんじゃけど、学校組しかおらんはずなんじゃけどね?何でか知らんけど『翠屋』に着くとシグナム達までもがおったわけなんよ。

 

理由を聞くと、

 

シグナム「主はやてからお前を着け狙う輩が見つかってここで事情を聞くと聞いたのでな」

 

なんてことを言いだしたんよ、まぁええけどね。ちなみにクロノも来ちょるけどね、リンディさんは離れるわけにはいかんらしいけぇじゃって。

 

響子?「私はさっき皆さんにご迷惑を掛けた緋村 修の義理の妹で緋村 響子と言います・・・・えと、さっきは義兄共々迷惑かけてごめんなさい」

 

なのは「ううんいいんだよ」

 

フェイト「気にしないで」

 

アリサ「それよりアンタがあの手紙を出した張本人なわけ?」

 

響子「そー・・・・です」

 

透「何でそんなに俺に拘るん?俺以外にもスゲェ奴はおるじゃろぉに」

 

響子「そんなことないです!!」

 

透「どぉぉ・・・」

 

響子「私はあの試合を見てまたがんばろうって気になったんです!あの試合を見に行ったのは義兄に無理矢理連れて来られた所為ですけど・・・でもそのお陰であなたのあの試合が見れたんです!アレを見て私は今まで辛かった稽古を止めずに今も続けられてるんです!」

 

透「あ?稽古?」

 

響子「私の家は古くからある家で、昔から槍と薙刀をやってる家なんです」

 

ハルカ「成程ねぇ、武の家系なんだぁ」

 

恭也「だからか、動きがまだぎこちないがそれらしい立ち振る舞いではあったな」

 

響子「私もその家の娘で前から槍と薙刀をならってたんですけど・・・・・・・」

 

恭也「辛くなったか」

 

響子「はい、止めようって思いました・・・・けど、透さんのあの試合で止めずに頑張ろうって思ったんです!」キラキラ!

 

透「じゃけぇ何でなん?言っちゃぁ悪ぃけど、アレ見て何かを頑張ろうって気になるようなこと俺しちょらんのんじゃけど」

 

響子「ううん!うちの義兄が勝手にやった所為で皆に迷惑かけて負けそうだったのを、あなたが無かった事にしたじゃないですか!」

 

ハルカ「まぁ確かに、むしろ勝ったしね」

 

響子「普通皆諦めるのにあなたは諦めないで勝ったんじゃないですか!凄かったですよ!」

 

透「は、はぁ・・・・そいつはどーもね」////////////

 

こんな真顔で俺のことを褒めてくれるのは嬉しいんじゃけど、超恥ずぃんよねぇ。

 

はやて「ん?せやったら、緋村君も同じように槍となぎなた・・・・やったっけ?をやっとんの?」

 

響子「ううん、お義兄ちゃんは「そんなことより、俺と遊ぼうぜ」とか言って全然やらなかったし、お母さんにも止められてた」

 

透「・・・・義理とは言え母親にまでか」

 

ハルカ「でも、何で手紙に名前を出さなかったの?」

 

響子「え・・・っと、恥ずかしくて・・・・・つい名前を書くのを忘れちゃって」///////////

 

ハルカ「あ、そう」

 

透「・・・・・響子ちゃん・・・じゃったっけぇ、他に悩みがあるんじゃねぇん?」

 

響子「え・・・・・・・」

 

俺の指摘に響子ちゃんは落ち込んだ、たぶん自分でも分かっちょるんじゃろうな。

 

響子「実はなんか体がおかしいんです、透さんの事を見てる時とは別に、なんだか体に何かが動いてるって感じなんです」

 

響子ちゃんが俺の事を見てるって言った時点でほとんどの女性陣の顔が”あ?”みたいな顔になった、怖いけぇ止めようね。

 

透「・・・・・クロノ、どーよ」

 

クロノ「間違いなくこの子は魔力を持ってる、しかも君達と同レベルくらいかな」

 

なのは「え!?わ、私達と!?」

 

ハルカ「何もそんな驚くこと無いでしょ?アレを見た後じゃぁ」

 

響子「ね、ねぇ皆何言ってるの?」

 

フェイト「えっとね、落ち着いて聞いてほしいんだけど」

 

アリシア「響子はね、私達と同じ様に魔導師って事なんだよ」

 

響子「え、魔導師?」

 

はやて「まぁぶっちゃけ魔法使いってことやね」

 

響子「ハァァァっ??!!」

 

そら驚くわな、今までそんなんとは無縁で生きとったんやし・・・・しかもそんなん空想の世界じゃしね。

 

透「じゃけど、どーするかねぇ・・・・このままほっとくことも出来んじゃろ」

 

クロノ「そーだな、また暴走しないとも限らないし・・・・・暴走したのは怒りによって起こった事なんだろ?」

 

ハルカ「そ、緋村の馬鹿が透の胸倉を掴んだ時にあの子がキレちゃってね、そん時よ」

 

クロノ「つまり感情によっての暴走か、引き金がそーだと制御が難しいな」

 

透「手っ取り早いのは制御の修行させちゃりゃぁええだけなんじゃろうけど、あの子槍とかの修行もあるしのぉ」

 

俺等は雁首そろえてうんうん唸っちょると、ハルカが何かを思いついたらしい。

 

ハルカ「ね、透」

 

透「何じゃい?」

 

ハルカ「アンタももちろん協力するわよね?」

 

透「まぁ関わっちまったもんはしゃーないしのぉ」

 

ハルカ「じゃぁ決まりね、私に任せなさい」

 

ハルカは俺に確認を取ると、響子ちゃんの下に移動した。

 

ハルカ「響子ちゃん、アンタ私達と同じ管理局って所に来ない?」

 

響子「え?管理局って?」

 

ハルカ「管理局ってゆーのは、簡単に言えば警察みたいな所なのよ」

 

響子「そこに行けばどーなるのよ」

 

ハルカ「管理局に行ったら最初は手伝いだけど、手伝いをしながらその力の制御もしていける所だったあるのよ」

 

響子「・・・・でも、私には稽古があるし」

 

クロノ「そこは心配しなくていい、そこら辺はこちらで調整も出来るから」

 

響子「・・・・・・あ、あの・・・・もしかして透さんも、その管理局って所に?」

 

透「俺はそこにはおらんよ」

 

響子「そーなんですか・・・・・じゃぁ私管理局に行かない」

 

フェイト「でもそれだと、いつまた暴走するか分からないよ!」

 

響子「でも透さんがいないんじゃぁ、意味ないもの」

 

アリサ「あ、アンタねぇ・・・・」

 

ハルカ「まぁまぁ・・・・・そーねぇ、でもこんなんだとどう?」

 

響子「??」

 

ハルカが響子ちゃんに耳打ちでヒソヒソ話をしちょる、すると響子ちゃんの顔がどんどん明るくなって最終的に。

 

響子「私、管理局に入ります!!!」

 

ハルカ以外全員「えぇーーー・・・・」

 

透「おいハルカ、お前さん何したん」

 

ハルカ「別に大したことはしてないわよ、ただ管理局に入っていっぱい手伝いしたり、魔力の制御が出来れば透の助けになって透にいっぱい褒められるわよって言っただけよ」

 

透「それ俺が苦労するんじゃけど」

 

クロノ「しかし入るのはわかったけど、肝心の彼女のデバイスとかはどーするんだ」

 

透「あぁそれじゃったら心配ないわ、俺が用意しとくけぇ」

 

クロノ「お前が?何でそんなものを持ってるんだ」

 

透「まぁ、ちょいとの・・・・じゃけど調整とか多少のメンテナンスをせんにゃぁいけんけぇ、ちょい時間が掛るわ」

 

クロノ「そ、そーか・・・・まぁ試験の方はデバイスが出来次第受けてもらうという形でいって、それまで簡単な手伝いでいいだろう」

 

ハルカ「そーね」

 

すると響子ちゃんが俺の下に来た、なんとまぁいい笑顔で来てからに。

 

響子「透さん!私頑張りますから!!」/////////////

 

透「あ、あぁまぁ無理せん程度にの?」

 

響子「はい!!」

 

なのは「よかったね、響子ちゃん!これからよろしくね!」

 

響子「はぁ?何で私があなた達に?」

 

なのは「え・・・」

 

響子「私は透さんの為に頑張るのよ、あなた達の為じゃないわ」

 

シグナム「な、何というやつだ・・・」

 

ヴィータ「せっかく親切にしてやってんのに」

 

透「そーやぞ、皆お前さんの為を思って言ってくれとんじゃけぇ、そんな言い方はいけんで」

 

響子「はい!わかりました!!皆さんごめんなさい!これからよろしくお願いします!!」キラキラ

 

全員「・・・・・・・・」

 

響子「どうしたんですか?」

 

透「い、いぃや何でも・・・・・」

 

リインフォース「こいつは・・・・・」

 

シャマル「透君の言うことだったら聞いちゃうのね」

 

アルフ「何なんだよこいつ・・・」

 

クロノ「はぁ・・・・流石はアイツの妹といったところか」

 

とりあえず、今回は・・・・まぁ新しい仲間が出来たってことで、めでたしめでたし・・・でええんかなぁ。

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

ハルカ「そーいえば、緋村家にはどっちが来たのあなた?それともお兄さん?」

 

響子「あ、それは義兄です。何でも義兄のお父さん達が病気で亡くなって、家が引き取ったってお母さんから聞きました」

 

なのは「やさしいお母さんなんだね」

 

響子「そーじゃなくて、お母さんは「あの子のあの捻くれた性格をご両親に代わって変えてあげるのが弔いだと思うわ」って言ってました」

 

透「じゃけど、結局諦めたって事かい・・・アイツの性格はどんだけなんじゃ」

 

響子「お母さんも落ち込んでました」

 

 

 

 

あとがき

 

どうもmakeです。

 

前回に引き続き今回も新キャラ、緋村の義妹・緋村 響子を出させてもらいましたけど、まぁこの子は透ラブでいってます。

 

響子の簡単なプロフィールを紹介しましょう。

 

 

名前 緋村 響子 (ひむら きょうこ)

 

外見 ロウきゅーぶの香椎 愛莉みたいな感じ、もちろん胸も!!

 

趣味 透のストーキング 緋村流槍術・薙刀術の稽古

 

魔力 SS

 

 

 

といった感じでしょうか、次回かそのまた次回かで響子のデバイスとバリアジャケットも判明させる予定です。しかも響子にはアレを・・・・・。

 

それでは次回もまた読んでくださいねぇ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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