No.524502

超次元の外れ者・リメイク(4)

ヒノさん

このシリーズを忘れそうだった・・・・・

2012-12-28 23:55:12 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:278   閲覧ユーザー数:275

「Dランク昇進試験」

プラネテューヌ付近・山地

ユウザ

「ここにいるはずなんだけどなー・・・」

ここにDランク昇進試験の標的である危険種がいるらしい。名前は確か、エンシェントドラゴンだそうだ。

ドラゴン系を狩るのは初めてだ。

そもそも、竜系統と相手にした事は、前にギルドランクSの刀使いの竜人、源さんと稽古した事がある位だ。

ボロ負けしたけど・・・・しかも相手は本気じゃないときた。

その時に、「相手の技を盗める才能があるから活用しろ」と言われた。

源さんは【技能模倣(スキルトレース)】と命名したが、自分にそんな才能があるなんて信じられない。

ってそんな場合じゃなかった。そろそろ標的も近いだろうし、今ある武器の確認だけでもしよう。

刃の部分が約20cmの投剣2本、手頃な杭10本・・・・うん、よくこれで狩れたなと思う。

身につけてる物は防寒具と軽めの鎧だ。丈夫なのも売ってるけど、高いのor重いののどれかだった。

ユウザ

「はぁ・・・・・」

 

ゴォッ!

 

ユウザ

「ッ!!!」

自分の金の無さにため息をついたその時、上からものすごい風が吹いて来た。自然の物ではないような感じだった。

もしかしてたらと思い、上を見たら、上空に大きな影が見えた。

どうやら標的が、出てきたようだ。いや、向こうからすれば僕が標的なのか?

 

ズゥゥゥゥンッ・・・・・・・

 

標的が目の前で降り立った時、はっとした。

エンシェントドラゴン

「グルルルルルル・・・・・・」

今はそんな事を考えている場合じゃない。今は・・・・・

ユウザ

光子刃(フォトンエッジ)!」

 

ブゥンッ・・・・

 

目の前の標的を狩ることだけを考えろ!!

勝てば向こうが、負ければこちらが死ぬのだから、僕は死にたくないのだから・・・・・

闘う理由も、狩る理由も、倒す理由も、殺す理由も・・・・・今の僕にはそれで十分なのだから!!!

こうして僕は、標的に殺意を向けて光の刃を宿してリーチを10cm伸ばした投剣を逆手で構えるのだった・・・

ユウザVSエンシェントドラゴン


 
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