みんなで新たな外史(フランチェスカもどき)にやってきて随分経つ
最初は戸惑っていたみんなも今ではすっかり慣れたようだ
それぞれが青春を謳歌している(いや、紫苑は青春と言うには無理があるか・・いえ、なんでもありませんッ!命だけはお助ry)
こんな日がいつまでも続けばいいなあと思う秋のある日
人気のない公園
茜色に染まったその公園に一人、春蘭が寂しげに立ち尽くしていた
一刀「春蘭、そんなトコでなにやってるんだ?」
春蘭「ん、北郷か。いやなに、ちょっと物思いに耽ってた」
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一刀「体調でも悪いのか?」
春蘭「どういう意味だ!!」
一刀「だって・・・ねえ?」
春蘭「誰に伺いを立ててる!」
一刀「考えるよりも『即・行・動』それが俺とお前が共有した真の正義だったはずだ」
春蘭「わけの分からん事を言うな!どこぞの人斬りと壬生狼か!」
一刀「俺の部屋の本は大体読んだようだな(恐らくバトル漫画限定)」
春蘭「うッ・・・///」
一刀「それで、ホントに何があったんだ?」
春蘭「だから何度も言っている。物思いに耽っていたと」
一刀「ふむ・・・」
春蘭「言うじゃないか。『女心と焼き秋刀魚』と」
一刀「・・・・・」
春蘭「なんというか、その・・・そう、『せんちめんたる』とかいうヤツだ」
一刀「・・・・・・・・・」
春蘭「な・・なんでそんな憐れむような目で見る!?」
一刀「まず、焼き秋刀魚じゃなくて『秋の空』あと、何か誤解してるようだが、その意味は『飽きやすく変わりやすいことのたとえ』だ」
春蘭「なッ・・・・!?」
一刀「腹でも空いてるのか?」
春蘭「違う!私はだな・・」
ぐうぅ~(無論お腹の音)
一刀「・・・・・・・・」
春蘭「・・・・・・・・」
一刀「・・・あ~、その・・春蘭、お勧めの食堂があるんだが、一緒に行かないか?そこの「秋刀魚定食」は美味くてお手頃価格だぞ」
春蘭「///・・・・行く」
○○の秋 (完)
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夏侯惇こと春蘭さんのSS
真エンド後の話です
どうでもいいことかもですが「真・恋姫無双」は期待以上の春蘭さんのアホっ娘ぶりに感動しましたw