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No.522281
Mamiさん
気が付いたら、蝶子先輩は背中を向けて歩いていた。 蝶子先輩の紺のセーラーの襟には、さらさらと光を反射する蝶子先輩の髪が優しく揺れていた。 それを明日美は見えなくなるまで、その場で見送った。 追いかけよう─とは、思わなかった。 なぜだかわからないけれど、私の今行くべき道は、その方向ではないと思ったからだ。
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蝶子先輩は高校生で、私は中学生で。 私が今行くべき道は、部室棟、陸上部部室。 セーラー服姿の蝶子先輩の後ろ姿が、そう明日美に伝えてくれている気がしたのだ。 蝶子先輩にはもう一つ、別の場所も言われた気がしたけれど、今は思い出せなかった。 『あの場所』って、何のことでしたっけ……。 ~こころのアスミ・ノベライズより~
2012-12-24 02:51:20 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:461 閲覧ユーザー数:461
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気が付いたら、蝶子先輩は背中を向けて歩いていた。
蝶子先輩の紺のセーラーの襟には、さらさらと光を反射する蝶子先輩の髪が優しく揺れていた。
それを明日美は見えなくなるまで、その場で見送った。
追いかけよう─とは、思わなかった。
なぜだかわからないけれど、私の今行くべき道は、その方向ではないと思ったからだ。
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