発売されたばかりのキットを早速組みました!!

・・・嘘です、発売済の普通の(ドイツ軍の)38(t)E/F型から作ってました。

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さて、気付いている人は気付いている通り、
プラモは「38(t)」としてサブタイプ表記無し(まだ確認していませんが恐らく中身はG型)で発売。
アニメの公式サイト等では「38(t)B/C型」となっています。

そしてアニメで動いているものの実際の形状は恐らく「B型っぽいE～G型」です。
具体的には「操縦席の前の装甲にB/C型のような段が付いたE～G型」
なんだと思います。
かつての自動車部が改造したのでしょう。

厳密に元のタイプを判断しようとすると装甲厚やリベットの数と位置が判別の手段となりますが、
アニメ公式のモデルで見ると装甲厚はE～G型っぽく、
リベットはG型より多いようなのでE/F型のような感じです。
結構曖昧になっています。

リベット位置などはオリジナルな部分があるようで、
全部アニメに合わせるのも大変なので今回作るにあたってはリベット位置はアニメに忠実ではなくしています。
リベット追加の必要が出た部分のみ、適当にバランス優先で付けています。
リベットはOVMのランナー枠にオマケで付いている予備リベットを使っています。

製作は前述のように38(t)E/F型として発売されているキットを使用。
全体としては画像を見た方が早いですが、
段の付いた前面装甲がメインの改造ポイントになります。
また車体左側の箱は付いていなかったのでトライスターの38(t)B型のキットより流用。
消化器がドイツ戦車用のものになっているのでIV号戦車のジャンクパーツより流用しています。

OVM(車外装備品)の位置などは画像を見て下さい。
車体には左側(会長が座ってる席の左側)にも右側と同じ装甲窓があります、
車内には繋がっていないのでどうやらダミーですが、
今回はジャンクになっていた手元の38(t)のキットから流用しています。
余剰パーツでは無いので本来なら自作したほうが良いと思います。

砲塔はアニメで見る限り装甲厚の増したE型以降の砲塔がベースのようです。
機銃周囲のリングはプラ板で追加しています。
本来は装甲厚が増したE型以降にはこのリングは無いのですが、
B型っぽくするために追加されているのだと思います。
また砲身の先にある段差が無くなっているので削り取ります。

誘導輪は穴が単純な丸になった、38(t)系自走砲等に使われたタイプになっています。
これは38(t)E/F型のキットだと不要パーツとして入っています。

塗装はクレオスのブルーゴールドを使用。
下地を黒にしてから多少陰影を残す感じで塗装しています。
その上からクリアーコートしてデカール貼り、
再度クリアーを吹いてから軽くラプロスとコンパウンドで研磨。
部分的にシルバーやクリアーイエローで調子を付けてあります。
転輪はクリアーコートせずに車体との変化を付けています。

デカールは知人が作ってくれました。

本来は結構汚しや傷も追加しようと考えていましたが、
アニメのほうで本戦の前に塗り替えられてしまったため汚しは中止しています。