No.517380

真・恋姫無双~愛しき人達よ~

tokkeyさん

この物語は北郷一刀が主人公です

白き牙を持つ者が終わり次第書く予定ですが
いつ書けるかは分かりませんので
こんな話そういや序章あったよね~程度に覚えて下さい

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2012-12-11 14:57:09 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:8619   閲覧ユーザー数:7620

~ 第0話 さらば・・・我が人生~

 

 

男は大陸で王になっていた

男は王になる為に愛しき者達を全て犠牲にした

男の過去を知る者は今この大陸には誰もいない

 

男の名は 【司馬懿(しばい)仲達(ちゅうたつ)】

 

前皇帝である曹操(そうそう)の遺志を継ぎこの大陸の覇者となった

 

 

「華琳・・・君が作った魏は無くなってしまったよ

 それでも君の遺志を継ぎ俺は・・・大陸を統一した

 だけどさ誰も俺の隣にはいないんだよ

 誰も俺には近づいてきてくれないんだ

 俺の今の姿を見たら君はなんて思うかな?

 また叱ってくれるといいな」

 

 

彼の目から涙が零れる

涙が地面に落ちた時、それが訪れる

 

 

「陛下・・・ここまで五胡きておりますお逃げくだされ!」

 

 

一人の近衛がそう報告しにくる

司馬懿は首を横に振り

 

 

「お前が逃げよ、それとこの部屋を閉じる

 今までご苦労だった・・・」

 

 

そう近衛の者に告げ、扉を内側から閉める

簡単に開かないように玉座にあるもの全てで入り口を塞ぐ

そして、地面に予め用意してあった油を撒き

松明を手に取り火をかけた

燃え盛る部屋の中で司馬懿は玉座に座り目を閉じる

 

 

「皆、今そちらへいくよ・・・」

 

 

司馬懿仲達と呼ばれた男の生涯はここで幕を閉じるはずだった。。。

 

 

【司馬懿仲達】

曹操が健在の頃は天の御使いと呼ばれていた

元の名を北郷一刀(ほんごうかずと)

曹操に拾われ、時折天の知識を使い都市開発などで力を発揮していた

そんな彼が【司馬懿仲達】になるきっかけがあった・・・

夏候淵(かこうえん)の死だ

彼女の死を回避することができたにも関わらず

彼はそれをしなかった・・・

次に【赤壁の戦い】だ

そこでも彼は幾多の策を知っていながらそれを回避しなかった

結果、魏・呉・蜀の戦いは泥沼化していき

正史の三国志のように血で血を洗う戦いとなった

その中でも彼は曹操の為に出来る限りの事をしていった

それでも争いは激化していき、とうとう曹操が倒れた

その時彼は曹操との間にできた娘を補佐する為に戦い続けた

その娘も道半ばに倒れてしまう・・・

幸い孫娘が居たが幼すぎて王にはなれなかった

彼はそこで初めて自分が立つことになる

【司馬懿仲達】誕生の瞬間だった

それから大陸全土の争いは沈静化し、彼の元に一つとなった

しかし、彼の心はすでに壊れていた

その結果僅か1年で彼が一つにした国は滅びてしまった・・・

 

 

そんな彼が再び天の御使いとして過去へ戻り

夏候淵を助け、赤壁の戦いで策を見破っていたら?

心が壊れた彼を助けたいと思う管理人の願いが今扉を開ける・・・

 

あとがきっぽいもの

子義嬢達とのラブラブが見れる!?など続きを期待した方ごめんなさい・・・

いつになるか分かりませんが今あるのが終わり次第書きたいなぁと思ってる

妄想小説第二段のぷろろーぐです

この話は、魏ルートでもしあの時言わなかったら?という妄想から始まって

それにより一刀が後悔をずっと胸に秘めていった末の結末から始まります

そしてそこから再び過去に戻るのですが・・・

まぁ普通に戻ったらただの魏ルートなので違う展開になっています

次は普通に白ちゃんの方を更新していきますので

こちらの話は気にしないで下さいませ

 

こんな駄文ですが、白き牙を持つ者を次回お楽しみくださいm(_ _)m


 
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