1976年、アメリカからイランへ79機のF-14Aトムキャットが輸出されました。イランはアメリカ以外では唯一トムキャットの運用国となりました。

イラン空軍に配備されたトムキャットを通称　アリキャット　と呼びます。

ロービジでもハイビジでもないトムキャット、異国の空を飛び砂漠の迷彩をまとった”どら猫”を作りました。

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慎重な摺合せと気の遠くなりそうな仮組みを繰り返して作りました。コクピットとノズルはレジンパーツを使いました。

機体全体にダークイエローを塗った後、ブラウンとグリーンを塗りました。迷彩の塗り分けには、これまた練り消しゴムを使いました。細く伸ばして迷彩の形にして、機体に軽く押しつけて練り消しのフチを狙ってエアブラシの圧を落として塗りました。

マスキングテープを使ってのピッタリした塗り分けや、フリーハンドでの塗装よりボケ足の柔らかいラインで塗れるので、最近は特にお気に入り。

とりあえず完成ということにしておきます。
まだコクピットの中の小さなエッチングパーツとか付けてないし、機体後部の赤いデカールのライン、ここはデカールを剥がしてマスキングして塗装しようと思ってます。

ある意味トムキャットとセットな感がある、長距離ミサイル　フェニックスを作ろうとも思ってます。