No.513872

SAO~黒を冠する戦士たち~ 第百四十九技 甘えたがりなお嫁さん

本郷 刃さん

第百四十九話になります。
コーヒーは持ったかな? ゴーヤは? 青汁は?
ふむ、準備は万端のようですね・・・最後に一言、糖尿病になるなよw

どうぞ・・・。

2012-12-01 09:28:47 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:14807   閲覧ユーザー数:13709

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第百四十九技 甘えたがりなお嫁さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリトSide

 

ハクヤとリズの二人と別れ、自宅に帰ってきた俺とアスナ。俺はすぐにソファに寝転がった。

 

「つ、つかれた~…」

 

「お疲れ様、キリトくん」

 

「あぁって、アスナ?」

 

彼女は寝転がる俺の上に覆いかぶさる形で体を預けてきた。

 

「駄目///?」

 

「いや、全然」

 

断る? 相手は上目遣いだぞ、断るなんて不可能だし断るつもりなどさらさらない。しかし、

 

「良かったら飯作ってくれないか? アスナの料理が食べたいんだ」

 

腹が減ったし、アスナの料理が食べられなかったのは俺にとって大問題だからな。

 

「ぁ、うん。それなら、キリトくんも♪」

 

「え? 俺もって…ちょっ!?」

 

彼女は立ち上がると俺の手を引いてキッチンへといく。俺を自分の後ろに立たせると、

 

「ギュッってして///」

 

「でも、邪魔に「ならないの」じゃあ…(ギュッ)」

 

「えへへ~///」

 

俺が両手をお腹の辺りに回して抱き締めると照れながらも嬉しそうに料理を始めた。

 

なんだろう……このままイタズラしたくなると思うのは俺だけだろうか?

 

「キリトくん…」

 

「ん、なんだ?」

 

「えとね…イタズラしても、いいよ//////」

 

絶句、というより呆然とした。確かに彼女は積極的な一面もあるが基本は奥手だったりする。

 

それがここまで言うとは……しかし俺は自制心により、やめておくことを決めた。

 

そのかわり、

 

「(ちゅっ)後でな。いまはアスナの作ったものが食べたい」

 

「は~い/// ふんふふ~ん///♪」

 

キスをしておいた。可愛らしくリズムを口ずさんでいる、ホントに可愛すぎるぞ…。

 

そんな彼女にどこか和まされてから、五分程経ち、料理が完成した。

 

二人でテーブルに運び、並んでソファに座り、食事を取り始める。そこで…、

 

「あ~ん///♪」

 

「あ~ん(もぐもぐ…、ごくん)、うん、美味しいよ」

 

ある意味でいつものやり取り。それでも今日は少しだけとはいく気がしない。

 

「アスナも、あ~ん」

 

「あ~ん(もくもく…、こくん)、ありがとう///」

 

この後も何回も食べさせあいっこをした。

 

少しばかり時間が掛かったが、アスナも喜んでいたので問題なしだ。

 

しばし二人でソファに凭れ掛かり、休憩したところで…。

 

「そろそろ風呂に入るか。二、三日とはいえ……入れなかったからなぁ…」

 

「そうだよねぇ。じゃあゆっくり入ってきてね」

 

「そうさせてもらうよ」

 

俺はソファから立ち上がり、風呂場へと向かった。

 

ただ、この時に気付くべきだった。

 

アスナが俺をあっさりと行かせたことに…。

 

 

 

「ふぅ~~~~~…」

 

湯舟に体を沈めて力を抜く。これだけでも、疲れがとれていくのがなんとなくだが分かる。

 

―――ガラガラッ

 

「キリトくん。お背中流しにきました~♪」

 

「え、あぁ、あり、が…と……」

 

アスナが風呂場に入ってきた。それはまだいい。

 

何度も一緒に入ったし、それ以上のこともした。

 

だが問題なのはそこじゃない……問題なのは、彼女の格好だ。

 

「アスナ……それ(・・・)はなんだ…」

 

「なにって、スクール水着(・・・・・・)だよ」

 

「そうじゃない……なんでそれを着て、いや…何故それを持っている…」

 

そう、風呂場に入ってきたアスナはスク水を着ているのだ(真ん中に平仮名であすなと書かれている)。

 

これならば俺が疑問を持つのも不思議ではないだろう。

 

「実は、この前ティアさんの紹介でラルドさんに会ってね。

 キリトくんのお嫁さんだから常連入りさせてくれたの。その時にこれを貰ってね。

 これを着ながらお風呂でキリトくんの背中を流したら、喜んでくれるよって、ティアさんとラルドさんが」

 

頭の中に短剣を持って「うふふ♪」と笑っているティアさんと、

針を持ったラルドさんが「良かったわね♪」と言っているのが思い浮かんだ。

 

うん、今度あの二人とはO・HA・NA・SIをしないといけないな。

 

「それじゃお言葉に甘えて、背中を流してもらおうかな」

 

「任せて///♪」

 

湯舟から上がりアスナに背中を流してもらった。

 

ちなみにそのあとは二人で湯舟に入ってゆっくりとした。

 

スク水?

 

アスナがいきなり脱いだからさすがの俺も驚いたよ…。

 

 

 

風呂から上がった俺達はベッドに入っている。

 

「にゅふふ~///」

 

アスナは俺に抱きついている。俺は甘えてくるアスナの頭を優しく撫でていく。

 

偶に顔を近づけるとどちらともなくキスを交わす。

 

でもそれ以上はまだしない。勿論俺は拒むつもりなど毛頭ない。いつでもOKだが…。

 

「キリトくん、もっとぎゅ~~~ってして///」

 

「ああ…」

 

力強く、それでも優しく彼女を抱き締め、表情をさらに綻ばせるアスナ。

 

俺がいない間、彼女はこんな風には笑っていなかったのだろうと思う。

 

「ごめんな、アスナ……一人にさせてしまって…」

 

「……いいの。キリトくんが戻ってきてくれたから…///」

 

そういってアスナは俺に口付けてきた。

 

俺はそのまま彼女の頭を手で押さえて、口内に舌をねじ込ませる。

 

「ん、ちゅる…ちゅ…」

 

「んん、んちゅ…ぁん…//////」

 

アスナもすぐに舌を絡ませてきた。

 

「んむ…ぴちゅ、んん……」

 

「はぁん、ちゅっ……んぅ、ちゅぴ…/////////」

 

夜の帳が落ちる中、俺達はそのままベッドの上で快楽に身を任せていった。

 

キリトSide Out

 

 

 

To be continued……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後書きです。

 

・・・・・・・・・なんか、かなりギリギリのような気がしてきた(汗だく)

 

まぁ、大丈夫・・・ですよね?

 

きっと大丈夫ですよね?

 

大丈夫と言ってほしいです・・・。

 

次回は普通なお話し・・・かと思いきや、キリトがシリアスを醸し出します。

 

すぐに新ストーリーに入りますからね。

 

新ストーリーについては次回で明かします。

 

では・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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