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第二話
一刀Side
あの後、俺たちは近くの街に向かって歩いていた
「あのさ、さっきから三人とも俺に教えた名前以外の名前で
呼び合ってない?」
そう質問すると、三人はとても驚いたような顔をしていた
魏志才「字がないからまさかとは思いましたが、
まさか真名もないのですか?」
「真名?」
程立「真なる名前で真名です~、
そのものが許した人以外が呼んではならない名です~」
「もっもし呼んでしまったら?」
趙雲「殺されても文句は言えないな」
「なっ!?」
マジか!?
名にその死亡フラグ!?
呼ばなくてよかった~
趙雲「いやはや、
真名もないとはホントに珍しいですな」
魏志才「まぁ、この話街で食事でもしながら話しましょう」
そう言ってとりあえず俺らは街に向かって再び歩き出した
しばらくして・・・
街の店で食事しているときに
三人に今の自分の状況を話した
「・・・・・・以上です」
魏志才「にわかに信じられませんね、
だけどあなたが嘘言ってるようには思えません」
「え!?
信じるの!?」
程立「はい~、嘘をつくならもっとましな嘘をつくでしょうしね~」
趙雲「ふむ、
そうだな、北郷殿我らとともに旅をしないか?「星!?」
まぁ、稟いいではないか、
我らは今仕えるべき主を探して旅をしている
それについてこぬか?」
「いいの?自分で言うのもなんだけど、俺十分怪しいと思うんだけど・・・」
趙雲「おぬしは嘘をついているとは思えんからな、
二人はどうだ?」
程立「いいんじゃないいんですか~、お兄さんは行くとこもないでしょうし・・」
「うっっ」
程立の言葉におちこむ一刀
魏志才「もう何を言っても意味がないでしょう」
魏志才はため息気味にそう言った
趙雲「と、言っているが北郷殿どうかな?」
「え~と
よろしくお願いします?」
なぜか疑問形になってしまった一刀
趙雲「うむ、では改めて
性は趙、名は雲、字は子龍、真名は星と申す」
「え!?
真名までいいの?」
星「これからともに旅をするのだ真名を預けなくてどうする」
程立「そうですね~、お兄さんはいい人そうですから、
風も預けようと思います~
風の真名は風なのですよ~」
魏志才「はぁ~
二人が預けるのなら私も預けましょう、
魏志才は偽名で、本当は
性が郭、名が嘉、字は奉孝、真名を稟と申します」
一刀はいきなりのことに戸惑ったが、
「わかった、三人の真名預からせてもらうよ、
俺は北郷でも、一刀でも好きに呼んで」
そうして、一刀は三人の真名を預かり、一緒に旅をすることになった
数日後
一刀達はある相談をしていた
星「私は銀路が無くなったので、公孫讃のもとで客将をしようと思う」
稟「私と風は陳留の曹操のもとに行こうと思います」
風「はいです~」
星「それで、一刀はどうするのだ?」
「う~ん
俺はちょっと洛陽に行ってみようかと思うよ」
稟「では、ここで皆さんとはお別れですね、
また会えたらいいですね」
星「味方としてな」
「そうだね、
出来ればそうしたいね」
風「それでは、
皆さんおげんきで~」
稟「でわ」
最初に凛と風が出て行った
星「でわ、
私も行くとしますかな」
「じゃあ
元気でね」
と言って星とも別れた
「さーて
洛陽目指しますか!」
あとがき
誤字脱字や、不自然なところがあれば教えてください
今後もよろしくお願いします
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上手くいくかわかりません