成都

朱里「魏が落ちたとの報告が入りました。

どうしましょう・・・ご主人様」

外一刀「あれが、俺のオリジナルだとしても、やりすぎだ」

ホムラ「やるか？」

関羽「・・・・・」

外一刀「・・・投降しよう。俺の命さえ捧げれば、

全てが終わる。」

ホムラ「向こうの思う壺じゃないか！俺は討って出たい！」

朱里「・・・私も紛い物だったとしても、ご主人様はご主人様です」

関羽「そう・・・だな、ご主人様！出撃ししましょう！

何もやらないで、終わるくらいなら、足掻いて見せましょう！」

外一刀「・・・良いんだね？」

一同『コクッ』

外一刀「では！これより、最終決戦の地へ向かう！

兵は少人数だけ残して、総出撃だ！あれの準備はできれるな？」

朱里「はいっ！決戦の地は長坂です。」

長坂

外一刀「月王よ！これが、俺の全力だ！

俺の首が欲しければ、北郷軍を潰してみせろ！」

月音「望み通り、殺してやろう！全軍！

最後の大号令を発す！ここまでは長い道のりだった！

だが！今日で終わる！終わらせるんだ！突撃！」

月音兵達『おおおおおおおおおおおおおおおおお！』

愛美「右翼！ユーリ！リタ！フェイト！春蘭！秋蘭！

左翼！華雄！なのは！私！愛紗！鈴々！

心！恋さん！サーシャ！

本陣防衛は左慈さん、季依にお願いします。」

左慈「任せろ。」

季依「ええ～僕、つまらな・・・」

愛美「ご褒美に、いっぱい食べさせてあげるわ。」

季衣「よーし！頑張るぞー！」

右翼

ユーリ「最後だからって、気を抜くな！」

ザシュッ

リタ「グランドダッシャー！」

ドゴドゴドゴドゴッ

フェイト「フォトンランサー・マルチショット！」

ドゴーンッ

北郷兵「うわっ！」

北郷兵「五胡の妖術か！うわー」

春蘭「はっはっはっは！だらしがないぞ！」

ザシュッ

秋蘭「てーーー！」

シュシュシュシュシュシュッ

馬超「夏侯惇！尋常に勝負してもらおうか。」

春蘭「私は春蘭だ！はぁぁぁぁぁ！」

馬超「錦馬超行くぜーーー！」

カキンッ

左翼

華雄「華雄隊！そのまま前進しろ！関羽隊を潰す！」

愛紗「我々も続け！」

鈴々「鈴々達は援護するのだ！」

なのは「分かった！」

愛美「その調子で蹴散らしなさい。」

なのは「ディバインバスター！shoot！」

バキューーーンッ

ドゴーンッ

関羽「クッ、奇妙な妖術を使いよって！」

兵士「失礼します！先ほどの攻撃で半数が・・・！」

関羽「残り半分か・・・」

そこへ

愛紗「また、会ったな。私よ」

関羽「偃月刀を返してもらおう。」

愛紗「これは、元々私の物だ。

返して欲しくば、私を討ち取ってみせよ！」

関羽「望む所だーーー！」

カキンッ

愛紗「・・・貴様に私を倒すのは無理だな・・・はぁぁぁぁ！」

カキンッ

関羽「クッ！舐めるなーーー！」

カキンカキンッ

双方のの兵士達はその戦いに魅入られていた。

百合程打ち合い、最後の一撃を討つ。

関羽「やはり強いな・・・次の一撃で終わらせるとしよう。」

愛紗「良いだろう。行くぞ！」

2人「「勝負！」」

関羽「青龍逆鱗斬！」

愛紗「逆鱗斬・連！」

シュシュシュッ

カキンカキンボキッ

関羽「しまった！」

愛紗「終わりだ！」

シュッ

ザクッ

関羽「見事だ・・・私・・・」

バタンッ

キラーンッ

偃月刀が光を増し、関羽の体も共鳴したかのように光りだし愛紗の体へ入っていく。

愛紗「・・・お前の思いは私と共に。」

関羽「ありがとう。」

愛紗「ご主人様、残るは貴方だけです。」

右翼

馬超「はぁはぁはぁ、」

春蘭「これで！終わりだ！北郷流！刹那！」

シュシュシュシュシュッ

馬超「かはっ」

バタンッ

ジャキッ

春蘭「ふんっ出直して来い。」

秋蘭「こっちも片付いたぞ」

春蘭「うむっ」

ユーリ「このまま、本陣に突っ込むか。」

なのは「わかったの！」

サーシャ「ニャー！」

北郷本陣

外一刀「・・・終わったな。」

一刀「その通りだ・・・」

朱里「ご主人様！危ない！」

ザシュッ

バタンッ

外一刀「朱里！」

外一刀を庇い・・・討死した。

外一刀「最後に一つだけ・・・俺達が死んだらどうなる」

一刀「この世界の起点が死ぬんだ・・・ここは崩れる。」

外一刀「そうか・・・もう一ついいか？」

一刀「なんだ？」

外一刀「俺は幸せか？」

一刀「ああ。色々苦難はあったが」

外一刀「そうか・・・頼む・・・」

一刀「ああ。じゃあな、もう一人の俺」

ザシュッ

外一刀「がはっ・・・朱里・・・」

バタンッ

一刀「せめて・・・朱里と一緒の所まで連れてってやるよ。」

外一刀「あり・・・がとう・・・」

一刀は朱里と手を繋がせて、逝った・・・

一刀「北郷軍は今直ぐ！投降せよ！」

月音軍本陣

月音「終わったね・・・・」

ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

ミーナ「崩壊が始まったわね。」

貂蝉「じゃあ、精神を戻すわね。ふんぬっ！」

ピカーンッ

月音「じゃあ、私達は正史へ一度戻ろうか。」

ミーナ「・・・そうね（何・・・黒い感情が・・・）」

しばらくして、一同が集まる。

華琳「桂花と季衣はどうするのかしら？」

桂花「ここに残ります。」

季衣「ボクも残る事にしました。」

華琳「そう・・・久しぶりに会えて嬉しかったわ・・・また、会いましょう。」

桂花「華琳様も・・・お元気で。」

季衣「忘れないでくださいね。」

そして・・・

ミーナ「・・・集まった？・・・時の扉を世界を繋ぎたまえ！」

一刀「待った・・・これを。」

一刀はパーツを2個渡した。

ミーナ「もう一つは正史の？」

一刀「いや、孔明からだ。」

ミーナ「そう・・・（何かが・・・）」

月音「それより、行こうよ。話は後」

左慈「じゃあ俺達もそろそろ行くな。正史で会おう。」

一刀「ああ。」

貂蝉「この外史の後処理は任せておいてねん♪」

一刀「貂蝉・・・頼みがある・・・でお願い。」

貂蝉「分かったわ。」

ミーナ「行くわよ、時の扉を世界を繋ぎたまえ！」

ピカーンッ

北郷邸

雪蓮「おかえりなさい。」

一刀「ただいま。」

ミーナ「これでパーツは全部揃ったわ。（お前は良いコマだったよ・・・ミーナ）

月音「これで終わったんだね。」

ミーナ「・・・ええ・・・じゃあね。」

ザシュッ

月音「えっ？」

バタンッ

ユーリ「月音！」

ミーナ「ははははははは！ホントに良いコマだったよ。」

リタ「貴方！何するの！」

ミーナ「ははははは！鐘の力よ！解放せよ！生贄は・・・私自身だ！」

ミーナは鍵を突き出した。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ

雪蓮「何！」

なのは「あれを見て！何かでっかい塔が出来てるよ！」

一刀「時計塔みたいだな。」

ミーナ「ははははは！さらばだ！」

ピカーン

月音「み・・・・な」

ユーリ「喋るな・・・ミーナ・・・俺が・・・」

リタ「アンタ・・・早まるんじゃないわよ。」

ユーリ「・・・」

ホムラ「遅かったか。」

なのは「敵！」

一刀「いや・・・俺達は最初から騙されてたんだ。

いや・・・ミーナは誰かに操られていたと言うしかないな。」

ホムラ「そう・・・私も時空町出身です。私の目的は、時空町復活。」

フェイト「ミーナと一緒だ・・・」

ユーリ「それより、月音を！」

月「月音！早く！ベッドへ！」

春蘭「はっ！」

秋蘭「今すぐ医者を！」

ホムラ「任せて。・・・フェアリーサークル！」

キラーンッ

月音「・・・ここ・・は・・・ミーナ！クッ」

愛美「よかった・・・」

ユーリ「じゃあ、話してもらおうか。」

ホムラ「もう隠す必要もないので・・・」

シュルッ

ホムラは髪をほどいた。

リタ「アンタ、女だったの？」

ホムラ「はい。私は長老の孫娘です。そして・・・時空町を

消したのは・・・ミーナと思われます。仮説ですけど、

私は、時空町を復活させる為にパーツを集めてました。

私は直ぐ様、ミーナの事を調べた結果・・・ミーナの中には

邪神が眠っている事に気がついたんです。一族が封印させた

と言うのが早いですね。それに乗っ取られていると考えるべきです。」

月音「邪神を殺すにはどうすればいいの？」

ホムラ「・・・本人を殺すしかないです。」

月音「嫌だよ！今まで一緒に戦ってきた仲間じゃない！

皆はそれでいいの？！私は嫌！」

なのは「そう・・・だね！友達だもんね！」

フェイト「うんっ！友達だから・・・助けよう。」

リタ「はぁ～・・・手伝うわよ。」

ユーリ「・・・しょうがねぇな・・・行くか・・・救いに。」

サーシャ「ニャー！」

一刀「・・・月音・・・今のお前じゃ勝てない・・・

ここに宣言する！北郷月音！お前を北郷流継承者と

認める！試練を受けるか！」

月音「おっとう・・・はい！」

一刀「ならば、まだ、時間はある！修行をするぞ！

今のお前らじゃ、勝てない。」

ホムラ「それと・・・ユーリにはこれを。」

ホムラはデインノモスを渡した。

ユーリ「本物か？」

ホムラ「ああ。デュークから借りてきた。」

リタ「これなら、ひょっとしたら・・・」

一刀「では、北郷家の本家に行くぞ。月音、愛美、俺

月で行く。」

華琳「私も行かせて。」

雪蓮「私も！」

一刀「分かった。残りは塔の破壊や住民の保護をしてくれ！」

舞台は最終決戦へ