序章 拠点ー祭編 『 誓い 』
「ん? 祭さん こんな処で誰かと待ち合わせですか?」
いつもは城門前にいた試しなどない祭さんなので、声をかけた警邏中の一刀である
「・・・おぉ 北郷じゃったか その通り 腐れ縁じゃよ」
「腐れ縁?」
と首を傾げる一刀の後ろから、聞き覚えのある声が響く
「よぉ! 祭ぃ・・・と一刀か! 久しいな」
と明るく元気な楓こと程普さんの声が返ってくる
「おぉ~久しいのぅ 楓 元気じゃったか?」
「ご無沙汰してます 楓さん 今日は何かの用でこちらに?」
「こちらへ来る用事が出来たんでな 飲み明かそうと先に祭へ竹簡を出しておいたのよ」
「そうでしたか いつまでこちらに?」
「数日は居るだろうから、いつぞやの”約束”も頼むわ」
「アハハ お手柔らかに・・・」
「話は済んだかの? 堅殿も待っておるしいっくぞぉ~楓!」
「あぁ! それじゃな 一刀また後でな~~~~~」
と肩を組んで陽気に去っていく祭と楓を、しばし羨ましく見送る一刀であった
二人はいつも集まる飲み屋へと入ると、すでにそこには先に軽く一杯飲んでいる孫堅こと緋蓮がいた
「久しいわね 楓 廬江で会った以来かしら?」
「そうですね 堅様もお変わりなく・・・」
と緋蓮に抱きついて甘える楓と優しく抱きしめる緋蓮
「感動の再会はそれくらいにしてじゃ 先ずは再会を祝しての一杯じゃ!」
「えぇ」
「だね」
と返す緋蓮と楓の二人
・・・次第に昔話に華を咲かせる三人
「そんな事あったかしら・・・ねぇ?」
「堅様 それはないでしょう? あの時、天幕で眠る堅様を深くふか~~く抱きしめていた
あたしの愛ある温もり・・・感じませんでした?」
「ん~~~~~全然?」
「ひどっ ひどっ あたしふっか~~~~く傷つきました・・・」
と嘘泣きをする楓
「疲れ果てて眠っておる堅殿が判るはずないじゃろに・・・ 大方、抱き枕の代わりじゃろ?」
と呆れ顔の祭と嘘泣きを止めすぐさま反論する楓
「なにお~ 堅様への私の愛はね この大陸を遥かに凌駕する程ふっか~~~いの!」
「・・・それは光栄ね」
「フッフッフ それ みなさい!」
と祭をビシッと指差し、ふっふ~んとさも自慢げな楓と苦笑しながら盃を傾け飲みつつ答える緋蓮
「堅殿も苦笑しとらんで、ちゃんと楓に言い含めんと可笑しな事になるぞ?」
「それはそれでいいんじゃない? 誤解してくれるのが誰かによるけ・れ・ど♪」
とイタズラげに艶っぽい唇に、人差し指を当て流し目で祭に答える妖艶な緋蓮と益々親愛の情を深めていく楓
「はい は~い 堅様にはあたしがついてますから~」
と緋連の豊かな胸へ飛び込み感触を楽しむ楓に・・・いい子いい子と楓の頭を撫でる緋蓮と呆れ果てる祭
楽しき時は時を刻むのも速く、三人が今共有している”ほんのひととき”が、宝石のような輝きを放ち再会に
以前(冥琳編)の一件により、祭と緋蓮・雪蓮の3人は、冥琳手渡しによる”お小遣い制”へと移行していたのである
街の者達に、この三人が万が一ツケ届けや大暴れによる弁済などしなかった場合、冥琳により”情け容赦なく差っ引かれた上で
お小遣いを手渡されるのである(犯人談) 手渡される前には、もちろん冥琳のお小言付きで頂戴する訳だが・・・
街の商人達を含めて皆大助かりで、何かをしでかすと直ぐに”目安箱”へと直訴され、冥琳にコッテリと絞られた上で
犯人がお小遣い制へ移行というシステムがいつしか出来上がっていた
被害者の多くが・・・いやほとんどが緋蓮・雪蓮・祭の問題児三人による被害なのだが・・・
本来の”目安箱”の使い方ではないので、苦笑いするしかない一刀を始めとした軍師達と問題児達のドタバタ劇に苦労の絶えない冥琳であった
街の人達の役にも立ち、いつも又聞きして事態の把握後処理するハメになる冥琳にとっても一石二鳥なので
この案件に関しては絶賛?放置中である
何故こんな話をしたのか・・・
そう、祭と緋蓮の二人は絶賛”お小遣い制”の真最中だったので、廬江より楓が来るのをいい事に”たかる気”満々だったのだ
実は”この考えそのモノ”が間違いであったと気付くのは、シコタマ飲んで食べた後の事であった
「楓 そろそろ頃合だしここの勘定頼む」
「楓は気前がいいからのぉ~」
と楓をおだてる祭と緋蓮の二人は、久々に全開で飲み食い出来たので、大満足で飲み屋を後にしようとする
立った祭と緋連の二人を上目遣いで見つめ・・・まだ飲み食いしている楓
「ん? 堅様 あたしゃ お金もっとりゃせんよ?」
とサラリと言うとコップに満たされていたお酒を最後の一滴まで
「ぷは~~~~ご馳走様でしたっ」
とさも満足げに言う楓
それを聞いた祭と緋蓮の二人は、ほろ酔い気分から一転すっかり酔いが醒めてしまっていた・・・
「もっ もしや・・・楓・・・おっお前もなのか?」
と必死の形相で楓の両肩を掴む祭と理解出来てないのかトボけた顔をしている楓
「んにゃ? お前もか?って?」
「・・・おこぢゅかい制」
と答える祭さんは”SD幼児化祭さん”へといつの間にか”変身”していたのだった・・・
「あははっ 冥琳に聞いたとかなんとかでさ・・・そう!それそれ! 王林の奴に止められてさ~
みみっちいったらありゃしない ホント困ってたんだよね~」
と手のひらを首筋に当て笑い飛ばす楓と・・・お前もかい!!!
・・・とツッこむ祭と緋蓮の二人は、心の中で息はぴったりだったに違いない
今でこそ頭脳である軍師が多く属している孫呉ではあるが、以前より他軍閥からは”孫家脳筋四天王”と
緋蓮を含めれば”孫家脳筋五連者(ごれんじゃー)”となるのだが・・・
(脳筋)四天王のうち韓当と祖茂の二人は、襄陽からの撤退戦の
この壮絶な囮戦では”脳筋”と呼ぶにふさわしくない智と勇を振り絞ったモノだったのだが
恨み節の強い劉表軍からは”イタチの最後屁”と唾棄されていたのだ
「面倒だな~ なんでこんな事に・・・」
とブツブツボヤく楓に
「仕方なかろうが・・・ こうなったのもお前にも責任あるじゃろう・・・」
と自分達の事は棚上げしておいて、ため息混じりに答える祭と額に手をあて溜息をつく緋蓮
3人のお小遣いで支払いを工面できる筈もなく、ツケ分を蔵のエール酒を数本拝借して売り捌き代金に充てようとしていたのである
祭と緋蓮の二人は・・・屋敷内に三人が忍び込んだ時に、一刀の”円”の琴線に触れたのを感じ取った・・・
「マズいのう・・・もうバレてしもうた 一刀の”円”に触れてしまったようじゃ・・・」
という祭の言にうむと頷く緋蓮と・・・祭の言うことが信じられず唖然とする楓
祭と緋蓮の二人は開き直ってスタスタと歩いていく、その後ろを黙って必死について行く楓の三人は、蔵の入口へと移動を開始する
蔵の入口には、目を閉じ静かに何処からか持ってきていた椅子に座る一刀がいた
”目安箱”にコレが投函されてありまして・・・と問題児3人へその竹簡を見せる
「なんで・・・またすでにバレとるんじゃ・・・」
「あはは なんでだろうね・・・」
「あの店主・・・」
それを聞いた祭・楓・緋蓮3人それぞれの反応である
「この竹簡をまだ冥琳へは届けていないので、”態度”次第では俺の胸三寸に納める事も可能ですが?・・・」
と問題の竹簡で顔を仰ぐ一刀・・・
許してもらえる余地があると判断した祭・楓・緋蓮の脳筋三人衆は
「スマンのじゃ・・・」
「どうもすみません・・・」
「ゴメンなさい・・・」
と即謝りするのを溜息をつきつつ見届けた一刀は、上着の懐から財布を取り出して祭へぽんと手渡す
一刀からぽんと渡された祭は、その財布のズッシリした重みに驚く
「ほっ北郷 こっこれは・・・」
と手渡された財布の中身の金額を見て一同驚愕する
その金額は祭や緋蓮・楓が貰っている三人分を足した給金の数ヶ月分以上の金額が入っていたのである
それもその筈で、一刀が来てコレまでのお給金全額を手渡されていたのである
孫呉の色々な知的財産による収益のほんの極一部なのであるが・・・冥琳や紅はそれを一刀へ還元していたのであった
しかし、自分の身の周りの物もあまり買わない一刀は、使い切れず貯まる一方であった
「その範囲内で飲み食いしてくださいね 久方ぶりの再会でしょうし、飲み足りないかもしれませんしね」
と言うや一刀はラガー酒の酒瓶を祭の目の前に一本置いて、見せていた訴状の竹簡を懐へしまい館へと去っていく
しばしポカーンと去っていく一刀の背を見送る三人
「北郷よ・・・ これだけの金額飲み食いだけで消費するには何ヶ月必要じゃと・・・ じゃがこの好意には素直に感謝する」
と言うや去って見えなくなっていた一刀の背に向けて礼をする3人であった
それからの3人は何の気兼ねもなく、昔話に花を咲かせつつ一刀のお金で酒を買い足し満足するまで二次会を楽しんでいたのだった・・・
「しょうがないわね ホントに甘いんだから・・・北郷は・・・ ”今宵だけ”は・・・見なかったことにしておくとしよう・・・」
と知らぬ振りをし仕事を再開する冥琳がいましたとさ・・・
寿春より少し外れた鬱蒼と茂る森の中に3人は来ていた・・・
今日は決して忘れることは出来ない・・・孫呉の多くの家族を失うこととなった戦いのちょうど一周忌だったのだ
「義公(韓当)祖茂よ 予定とは違って儂の酒ではないがの まぁ飲め」
と川のせせらぎが聞こえるすこし開けた場所に、ポツンとある二つの石へ近寄り手を合わせお供え物をすると
豪快に石の上より酒をかけ優しく見つめる祭 貴重なラガー酒や他の酒や飲み物を川で冷やす楓 辺りの掃除をする緋蓮
「あははっ いい子よね~ 一刀君 ますます惚れちゃいそうよね」
「そうね 未来の私の息子とは到底信じられない出来た良い子よ♪」
「はっはっはっ いずれ儂の婿にでもするかの?」
「ぷぷぷ」
「雪蓮や蓮華に恨まれて刺されでもしたら知らないわよ?」
「「違いない はっはっは」」
と三人は軽い冗談を飛ばし合う
緋連の右後ろに祭・左後ろに楓が着くや・・・辺りに染み渡るように”家族”へと語りだす緋蓮
「雪蓮や冥琳や一刀君を始めとした若き孫呉の英傑達が頑張ってくれたおかげで
こんなにも早く孫呉は再び飛翔すべき刻を得ることが叶った」
「夫や義公や祖茂といった重臣、多くの家族を犠牲に・・・不甲斐ない私が生き残り・・・
これが夢ならば・・・と何度思ったことだろうか・・・本当に申し訳ない」
と墓へ頭を下げる緋蓮に対し、祭も楓もかける言葉が見つからなかった・・・・
「本来夢への道筋を見届けた時点で私は・・・先の戦の大敗の責任を取るべくこの世を去ろうと考えていた・・・」
「なんと! 堅殿」
「そっそんな えぇー? 堅様」
と重なる驚きと不満の声を滲ませる祭と楓 緋蓮は構わず語りだす
「けれどね・・・どんどん先の未来を見たい感じたいと思う私が別にいるの ホント卑しいものね 私・・・
先に逝った皆への土産話が増えそうだから・・・それまで楽しみに待っててね
私ももう少ししたら・・・そちらへ行くから・・・」
「堅殿・・・」
「堅様・・・・・・」
二人と同列へ一歩下がる緋蓮に代わり楓が一歩前に出て凛とした声を響かせ語りだす
「義公・祖茂 別れ際の”約束”は確かに守ったわよ? 直にあたしも逝くから大人しくそこで待ってなさい」
と短く言い終わると涼やかに元いた場所へ下がる楓
大人しくのぅ?と目でツッコミを入れる祭とニヤリと小悪魔的笑みを浮かべる楓
最後に祭が一歩前に出て墓へ静かに語りかける
「楓の言う通りお前達からの”約束”は守れたが・・・誓いあった”約束”は未だ達成出来とらん・・・
じゃが堅殿が居て徳謀もおる・・・そして墓の前でカッコつけて先に逝った事を悔しがって見ておれ義公・祖茂
必ずや堅殿やお主らと誓った”見果てぬ夢”を儂らと次代を担った者達が必ずや実現してみせる!」
と自信満々に伝え終わり元の場所へ下がる祭、口角を上げて再度ニヤリとする楓と静かに目を閉じる緋蓮
三人三様の姿がそこにあった・・・
それからの3人は、川で冷やしていたラガー酒を始めとした飲み物を墓に供えたり、誰ともなく墓の前にある酒に時折注ぎ足したり・・・
先程までとは一変して静かに語らいながら、夜空に広がる無数の星々の中に、一際神々しく照らす月明かり
川面を飛び交う蛍の光が生み出す、幻想的な世界を肴に酒を大いに酌み交わす・・・
陽が東から射しだす頃には、すでに3人の姿はそこになく、墓の周りは元の静けさを取り戻していた
数日後、一刀のお財布の中身は、元の金額に戻って祭さんから返ってきていた
冥琳曰く”前借りしたい”と神妙な面持ちで三人が頭を下げてきたのでな
・・・しょうがなくだ・・・しょうがなく・・・だぞ?と作戦参謀室の窓から外を眺め・・・
そう嘆きながらブツブツと呟いている冥琳が、紅を始めとした他の軍師達に目撃されている
■■■【オリジナル人物紹介】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○孫堅 文台 真名は緋蓮(ヒレン)
春秋時代の兵家・孫武の子孫を称し、各地で起こった主導権争いに介入し
「江東の虎」の異名で各地の豪族を震撼させた
優秀な人材を率い転戦、やがて軍閥化し孫家の基礎を築いた
○張紘 子綱 真名は紅(コウ)
呉国の軍師の一人で主に外交を担当。 魏の程昱(風)の呉版と考えていただけると理解しやすいだろう
『呉郡の四姓』と呼ばれる有力豪族の張氏の出 雪蓮直々に出向き、姉の張昭と共に臣に迎え入れられる
張昭と共に『江東の二張』と称される賢人
※史実では、呉郡の四性でも張昭と兄弟でもありませんのでお間違い無きように。。。
呉郡の四性の中で張温しか見当たらなかった為、雪月の”脳内設定”です
○魯粛 子敬 真名は琥珀(コハク)
普段は思慮深く人当りも良い娘で、政略的思考を得意とし、商人ネットワークを駆使し情報収集・謀略を行う
発明に携わる時、人格と言葉遣いが変化し、人格は燃える闘魂?状態、言葉遣いは関西弁?風の暑苦しい人に変化する
このことから「魯家の狂娘・後に発明の鬼娘」と噂される
※穏(陸遜)は本をトリガーとして発情しちゃいますが、、琥珀(魯粛)は発明に燃えると・・・燃える闘魂に変身って感じです
○張昭 子布 真名は王林(オウリン)
呉国の軍師の一人で主に内政を担当。 冥琳とはライバル同士で互いに意識する間柄である
『呉郡の四姓』と呼ばれる有力豪族の張氏の出 雪蓮直々に出向き、妹の紅(張紘)と共に臣に迎え入れられる
張紘と共に『江東の二張』と称される賢人
妹の紅は「人情の機微を捉える」に対して「政(まつりごと)の機微を捉える」という感じでしょうか
○程普 徳謀 真名は楓(カエデ)
緋蓮旗揚げ時よりの古参武将であり、祭と並ぶ呉の柱石の一人 「鉄脊蛇矛」を愛用武器に戦場を駆け抜ける猛将としても有名
祭ほどの華々しい戦果はないが、”いぶし銀”と評するに値する数々の孫呉の窮地を救う働きをする
部下達からは”程公”ならぬ『程嬢』と呼ばれる愛称で皆から慕われている
真名は・・・素案を考えていた時に見ていた、某アニメの魅力的な師匠から一字拝借致しました・・・
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【あとがき】
皆様 約二週間ぶりとなります お久しぶり雪月です
前話にコメントをカキコしてくださった皆様・支援・コレクション・閲覧数をみて一安心しております
期待してお待ちくださっていた皆様には、本当に申し訳なく・・・ただただ恐縮しております
何処かへ拉致・監禁されていたとか・・・はなく、外史の修正に行ってたとか・・・は
違う意味であたっておりましたけれど・・・(作品制作という意味で)
海外での休みは一日も取れなくて、仕事場とホテルの往復 打ち合わせ→修正の仕事仕事の毎日でした・・・
外史の修正に関しては、長時間の機内で『今後の黄巾編』と
~孫呉千年の大計~外伝 『砂上の楼閣』という外伝を粛々と書いておりました コレが真相だったりします ぶわっ
拠点の祭編・紅編に関しましては、旅立つ前に書き終えております
掲載してから旅立てよとお思いの方もいらっしゃいますでしょうが・・・
それをしちゃうと一週間に一話というペースすら覚束なくなるので・・・ほんとゴメンなさい
そんな訳でして、年末まで仕事漬け・暇を見つけて書き上げるという調子が続きそうです(涙
今回のお話は祭さんの拠点というよりは、序章と外伝を繋ぐお話という意味合いが強いです
まだ祭さんがデレるには早すぎる時点の拠点ですので、突っ走りすぎないようにかなり抑えました
雪蓮や蓮華、冥琳と比べると抑えすぎた感はありますが・・・
また楓(程普)がおかしくなった気がするのは気のせいでしょうか・・・(汗 気にしたら負けだ 気にしたら負けだ・・・
緋蓮さんが拠点になればと考えて制作してたものを付け加えましたので
ちょっと重たいかなと思われるのが難点です
”SD幼児化祭さん”は、しつこくならないように・・・今回はちょこっとだけ出演させてみました
いかがでしたでしょうか? 気軽にご意見・ご指摘・ご質問戴けますと有り難く存じます
次の紅さんの拠点が終わった次週(=二週後)に~孫呉千年の大計~外伝 『砂上の楼閣』と称した
孫堅軍崩壊の物語、孫堅脳筋?四天王 4人としては最後となる場面を描きたいと思っております
物語が完結してからの”外伝”としての性格では鮮度的に遅すぎるので
序章の流れの”孫呉側の補足的な流れ”と思っていただければ嬉しく存じます
今更序章をほじくり返して読みたくない方も、もしかしたらいらっしゃるかも知れないので
初の『お気に入り』限定公開での外伝にしようと考えております
この作品を”お気に入り”に登録してくださった皆様への恩返しとなる外伝作品になればと思って制作しました
黄巾本編に移るのが一週間遅れるのですが、もう少々お待ちくださいませ
ご質問 ご意見・ご支援・コレクションして戴いています読者の皆様、いつも本当に有難く嬉しく存じます
SD絵をとの多くのご意見を頂戴いたしまして、正直反響の大きさにビックリしております雪月です
雪月が書ければいいのですが、いかんせん絵はダ●ンタ●ンの”は●ださん”バリに超ド下手でして・・・
ゴメンなさい 皆様の脳内で、お好きな絵柄でご自由に動かしてあげてください・・・
描いて戴ける方がいらっしゃるのでしたら、こちらからお願いしたいくらいなのですが・・・
いかんせん”お友達”がいませんので(泣
雪月作者想像風味でお答え致しますと・・・
”SD猫化雪蓮”は”黒猫”仕様に仕上げて戴ければkです
”SD子虎化緋蓮さん”は”蓮華の子虎バージョン”で仕上げて戴ければkです
”SD幼児化祭さん”は単にSD化して”駄々っ子幼児”として戴ければ(マテ・・・kでしょう
これで果たして判って戴けるのか定かではありませんが(苦笑 それ以前に描き手さんがいないという・・・(号泣
皆様のご想像のSD版とどう違うのかも楽しみではありますが(笑
次回の予告ですが、第二位で祭さんと同位でした『紅さんこと張紘』さんです
序章 拠点の”トリ”を務めることとなりましたが、甘甘なのか・・・それとも補足的意味合いが強いのか・・・もう少々お待ちくださいませ
~孫呉千年の大計~外伝 『砂上の楼閣』を挟んでから、第一章 黄巾編へと突入させる予定でおります
それでは皆様私の周りでは風邪が流行ってきておりますので、くれぐれもご体調にお気を付けて~~~
では またね( ´ ▽ ` )ノ
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初めまして 雪月と申します。
この作品は真・恋姫†無双・恋姫†無双の2次創作となっております
設定としましては『呉ルート』を予定。
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