No.512241 IS<白き天使と赤の騎士>十河さん 2012-11-25 21:54:07 投稿 / 全10ページ 総閲覧数:2741 閲覧ユーザー数:2568 |
追加コンテンツあるみたいですね。
現在進めてます。
スニーキング怖い!
見つかればゲームオーバーはきつい!
学園祭当日
「・・少し泣いていいですか・・?」
芽衣はorzの体勢になっていた。
衣装は早いもの勝ちとなり、出遅れた芽衣が手にしたのは・・。
「何で・・巫女さん・・?しかも脇の辺りが切れてる・・。」
真帆の父親の服ではなく誰かが持ってきた青と白の巫女服を手に取る。
それを見ていた相棒はこう思った。
(あいつはヘコみながらも仕事はキチンとこなすからな。ああなるのは最初だけだ。)
「はいは~い、芽衣ちゃん、髪も染めましょうね~。」
「い、いやぁぁ・・!」
芽衣はヘアスプレーを持ったクラスメイトに引きずられ、別室に移動。
少年髪染め中・・
「・・ただいま。」
「芽衣ちゃん可愛くなった♪」
東方の東風谷早苗みたいな緑髪の巫女さんに変身。
さらに髪をストレートに下ろしている。
「・・脇のあたりがスースーする。けどこれでお客さん来てくれるの・・?来なかったらしばらく立ち直れなくなる・・。(コスプレなら七色の剣士とか弾幕ゲームのブン屋の天狗のほうがよかった・・orz)」
「まあまあ、そんなこと言わずに・・ね?」
そのあとシャルが芽衣を慰め、開店。
「いらっしゃいませ~♪こちらへどうぞ♪」
(適応早!)
さっきみたいに凹んでいた人物とは別人みたいに接客する芽衣。
適応の早さにクラスメイトは驚くが・・。
(・・冬子さん来ませんように。あの人が来たら・・ヤバいことになる・・。)
芽衣の脳裏に昴曰く、仕事できないと絶対に学校をクビになる子供好きの美人保険医が浮かぶ。
どうやらその保険医に巫女衣装で何かをされたらしくトラウマになってしまったらしい。
そして今の時間帯、一夏は二組にいる。
ピークを過ぎた位に芽衣は楯無率いる生徒会主宰の劇に出るために抜ける。
舞台袖
芽衣は赤のコート、一夏は黒のコートを身に纏っていた。
虚が声をかける。
「この劇はアドリブが大事です。・・それでは頑張ってください。」
「わかりました。」
「気楽に頑張ります。」
そして幕は上がった。
劇はかつてクレアが体験した南極事件をアレンジしたもの。
留置所で一夏と芽衣が出会い、協力して留置所を脱出する方法を探っていた。
「・・よし!行ける!」
「ならこんな所さっさと脱出しようぜ!」
飛行機で脱出しようと機器を操作する芽衣。
そこへ虚のナレーションが響く。
『二人は脱出しようと離陸。しかしカタパルトに何かが侵入してきました。操縦を赤の囚人に任せ、黒の囚人はカタパルトへ向かいました。』
「私は機体の態勢を立て直すから後ろをお願い!」
「わかった、そっちは任せる!」
一夏は意を決してカタパルトへの扉を開く。
そこにいたのはタイラントに扮する湊。
タイラントの攻撃を何発か貰うものの反撃していく一夏。
『タイラントの猛攻を黒の囚人は掻い潜りながら弾丸を打ち込んでいきます。ふとカタパルト射出可能のアナウンスを聞き、それを利用して押し出そうと考えました。』
一夏はカタパルトの先端に行かないように動き回りながらタイラントを攻撃。
ダメージが蓄積していき、タイラントの動きが鈍くなる。
「(ダメージが蓄積して動きがにぶくなった!)落ちやがれ!」
「うおおお!」
一夏はカタパルトのパネルを操作、積み荷と共にタイラントが落下。
安堵した一夏はパネルを操作してカタパルトを閉じ、壁に寄りかかる。
「任務完了・・。」
『何とか態勢を立て直した飛行機ですが突如制御不能に陥り、南極の観測基地へと不時着。黒の囚人が目を覚ました時には赤の囚人はいませんでした。』
劇は観測基地へと移る。
その頃、莉乃はレオンと会っていた。
莉乃はレオンの所属する組織もしくはBSAAに入りたいと言ってきた。
「・・私はISで人生が決まるのを見たくないんです。それで多くの男性が泣いていたり、苛められているのを多く見てきました。だからもう代表候補の肩書きなんかいらない。だから・・お願いします!」
そう言って莉乃は頭を下げる。
レオンは振り返りこう言った。
「訓練はキツいぞ。覚悟しておけ。」
「・・はい!」
(シェリーに預けるか。あいつもエージェントになったらしいからな。)
このあと莉乃のスキルの高さにレオンたちが驚愕するのは別の話。
そして体育館。
物語はクライマックスを迎えていた。
『観測基地を探索した末に二人は再会。ウイルスを射たれてしまい、赤の囚人は変貌してしまいます。』
舞台は暗転、芽衣は着ぐるみに入る。
暗転が終わり、芽衣は一夏に襲い掛かる。
「やめろ!俺がわからないのか!?・・!しまっ・・!」
「・・うあぁ!」
一夏の背後から触手が襲いかかるが芽衣は手にした巨大斧で切り落とす。
触手は引っ込むと同時に暗転。
芽衣は着ぐるみから出て前に倒れる。
「私・・もうダメみたい・・。」
「何を言ってるんだ!必ず脱出するって決めていただろ!」
「私ね・・君のこと・・愛していたんだよ・・。」
『赤の囚人はその言葉を最後に目を閉じました。黒の囚人は赤の囚人を抱き締め、泣きました。』
「・・もう終わらせる。泣くのは後でもできる。」
一夏は立ち上がり、元凶であるアレクシアを倒し、南極基地を脱出。
『黒の囚人は赤の囚人が着ていたコートを肩にかけ、飛行機を操縦、脱出に成功。彼は今もどこかで彼女のことを思っています。・・これは実際にあったお話。BOWは命や人格を奪うだけではなく、その人の大切な物を奪っていきます。皆さんも大切な物を守れる位の強さを持ってください。』
そして幕は下ろされる。
客席から鳴り止まない拍手が送られた。
一方、学園から離れた場所でマグマドーパントが智花たちをなめ回すように見ていた。
昴とコヨミが飲み物を買いにいった瞬間を狙っていたらしい。
「ふへへ、やっぱり小学生はいいなぁ。」
「あっち行け!化け物!」
視線に耐えきれなくなった真帆が声を高くするが誰も気づいていない。
「無駄だよ。ここは誰も来ない。」
(長谷川さん・・!)
愛莉が昴を強く願ったその時、マグマに銃撃がヒット。
「ぐあ!誰だ!?僕の邪魔をするのは!?」
マグマが銃撃を飛ばしてきた場所を見るとそこにいたのはウィザーソードガンを構えている昴とコヨミだった。
「ごめん、遅くなった。・・智花たちを頼む。」
コヨミは頷くと智花たちの元へ向かう。
「昴さん・・?」
「何だおまえ?そんなオモチャで僕を倒せるとでも?」
「俺はこの子達のコーチだ。・・愛莉!今約束を果たす!」
(ドライバーオン・プリーズ)
昴がドライバーオンのリングを翳すとウィザードライバーに変形。
左手にフレイムウィザードリングを装着、ドライバーを右手の魔法モードから左手の変身モードに切り換える。
(シャバドゥビタッチヘーンシーン♪シャバドゥビタッチヘーンシーン♪)
「これ以上、誰も絶望させたりなんかしない・・!もしも誰かが絶望しそうになったら、その時は俺が希望になる・・。」
「すばるん?」
真帆が昴の言葉に疑問に思うなか、昴はリングのカバーを下ろす。
「俺は智花たちを守るって決めた・・!誰かに言われたからでもミホ姉に頼まれたからでもない・・!自分の意思で守るって智花たちを守るって決めた・・!だから絶望を与えるお前を許さない・・!・・変身。」
(フレイム・プリーズ・ヒー・ヒー・ヒーヒーヒー!)
左手にはめたリングをウィザードライバーに読み込ませた瞬間、昴の体が左手から発生した赤い魔方陣に包まれた。
すると彼の姿が徐々に変化していき、そこには長谷川昴とは全く別の魔法使いの姿が姿を見せる。
まるでルビーの様な頭部と装甲・・。
仮面ライダーウィザード・フレイムスタイル
智花たちの希望を守るため・・愛莉との約束を果たすため、智花たちの前に姿を見せた現在を生きる魔法使い。
魔法の指輪・ウィザードリング。
現在(いま)を生きる魔法使いはその輝きを両手に宿し、絶望を希望に変える。
「長谷川さんの姿が変わった・・。」
「おー、お兄ちゃんカッコいいー。」
(あの指輪・・昴さんが私を・・!)
昴の姿が変わったことに紗季は唖然となり、ひなたは素直な感想を述べ、智花はかつて救ってくれた魔法使いにまた会えたという思いに駈られた。
「何!仮面ライダーだと!?」
「俺は希望の魔法使い・仮面ライダーウィザード。・・さあ、ショータイムだ。」
左手の指輪を掲げつつ、ゆっくりとマグマに歩み寄るウィザード。
マグマは熱を纏ったパンチを仕掛けるがそれを避けキックを叩き込む。
ドライバーを変身モードから魔法モードに切り換え、コネクトリングを翳す。
(コネクト・プリーズ)
魔方陣が現れ、そこからウィザーソードガンを取り出し、マグマに向けて連射。
それが全て当たり、マグマは吹き飛ぶ。
「すげー!カッケー!」
「スゴい・・。」
ウィザードの華麗な戦いに真帆たちが目を輝かせる。
ソードモードに切り換え、切りつける。
「はっ!・・どうした?まさかこの程度じゃないよな?」
「くぅぅ、なめるな!」
「きゃあぁ!」
マグマは智花たちに向けて火炎弾を放つ。
「っと、させるか!」
「何!?」
「おー、伸びたー。」
その火炎弾をウィザードが魔法衣を伸ばして防御。
「子供に向けて攻撃なんて最低だな。」
ウィザードはフレイムリングを外し、変わりに黄色のリングを装着してドライバーを変身モードに切り換え翳す。
(シャバドゥビタッチヘーンシーン♪)
「そんなお前にお仕置きだ。」
(ランド・プリーズ・ドッ・ドッドッドドドン・ ドンッ・ドッドッドン!)
地面に手を翳すと黄色の魔方陣が現れ、それがウィザードの体を通過するとルビーのフレイムからトパーズのランドスタイルにスタイルチェンジ。
「変わった!」
ランドスタイルにチェンジしたことに真帆が驚く。
「姿を変えたくらいで!」
マグマは火を纏って突っ込んでくるがウィザードは冷静に指輪を交換、魔法モードに切り換える。
(ディフェンド・プリーズ)
「地面から壁が出てきた!」
「何ぃ!避けられない!」
地面に手を翳すと地面から壁が出現、マグマは勢いを止められずに突っ込んでしまい、めり込む。
「ふふ、オラァ!」
ウィザードは壁ごとマグマを蹴飛ばし、さらにリングを交換して翳す。
(シャバドゥビタッチヘーンシーン♪)
「まだまだ行くぜ。」
(ハリケーン・プリーズ・フー・フー・フーフーフーフー♪)
ウィザードは上に手を翳すと緑の魔方陣が出現、そこを跳んで潜るとトパーズのランドからエメラルドのハリケーンスタイルにスタイルチェンジ。
「今度は緑になった!しかも速い!」
「すばるん空飛んでる!すげー!」
ハリケーンスタイルを見て愛莉が驚愕の声を上げる。
「はっ!それ!」
「く、ぐぅぅ・・!」
風を纏ったウィザードは縦横無尽に飛び回りながらマグマを切りつけ、蹴り落とす。
「許さないぞ!貴様!」
マグマは風圧で消えた炎を再び燃やす。
「熱いな。少しは冷静になるべきじゃないか?」
ウィザードは軽口を叩きながら指輪を読み込ませる。
(ウォーター・プリーズ・スイ~・スイ~・スイ~・スイ~♪)
エメラルドのハリケーンからサファイアのウォータースタイルにスタイルチェンジ。
「今度は青くなったわ。ウォーターだから水を使う?」
紗季は驚きながらもウォータースタイルの分析を行う。
「ふん、水だろうが全て燃やしてやる!」
「・・よっ、はっ!」
マグマは炎を纏った攻撃を仕掛けてくるがウィザードはそれらを鮮やかに避けながら切りつける。
「そ、そんな・・!」
「お前の炎、あいつの炎よりも温い。・・さあ、フィナーレだ。」
切り抜けが効いたのかマグマは膝を着く。
ウィザードはウィザーソードガンのハンドオーサーを展開、ラストショータイムの準備に入る。
(キャモナスラッシュシェイクハンド♪キャモナスラッシュシェイクハンド♪)
握手をするように握り、リングを読み込ませる。
(ウォーター・スラッシュストライク!・スイースイースイー!)
ソードに水の魔力が纏われる。
ウィザードはソードを構え・・。
「・・はあ!」
「うああ!」
ウィザードはソードを縦に勢いよく降り下ろすと水の刃が放たれマグマを切り裂く。
必殺技・ウォータースラッシュストライクウィザードで切り裂かれたマグマはメモリブレイク、メモリを使っていたオタクっぽい男は気絶。
「・・ふぃ~。」
戦いが終わり、一息着くと同時に魔方陣がウィザードの体を通過すると変身が解ける。
(・・さて、智花たちにどう説明するか。)
昴は智花たちに説明することに少し頭を悩ませることとなった。
同じころ、鳴滝がオーロラを発生させて何やら部隊らしきものを呼び寄せる。
ロゴはファイヤバグと書かれている。
「くくく、ディケイドや協力しているライダーを一網打尽にするために呼び寄せた・・!好きに暴れろ、ライダーシステムさえ無事なら変身者はどうなっても構わん。」
「りょ~か~い♪」
鳴滝の言葉にゴスロリを着た女性が楽しげに返事をする。
学園祭はどうなるのか・・。
コードベロニカの話をベースに少しはしょって書きました。
まあ大して上手くないですがお読みいただいて感謝です。
ついに智花たちにウィザードの事がバレました。
ちなみにフレイムドラゴンまで使え、一度フェニックスを撃破しています。
謎の女性現れる。
今から羽生蛇村行ってきます!
感想待ってます!
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みなさん、おっはこんちゃー!
シフトが始まり、疲れている作者です。
お待たせしたわりに劇が低レベルでごめんなさい!
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