ハセガワ1/72のユーロファイターです。ハセガワ久々の1/72新作なので即ゲットしました。なんとなくランナーを眺めて
いるうちに自然とパーツを切り出していて、いつの間にか作り始めていました。
最近は、つくりにくい舶来キットや旧キットをいじくり回していたので（そっちは未だ未完です）つくっていてストレス
が少ない新キットは嬉しいです。

続きを表示

パイロット付属というのがありがたいです！イボイボな感じの変なヘルメットは、おそらくドイツ連邦軍ではまだ未採用
じゃないかと思いますけどとりあえずこのままコクピットに入ってもらいました。風防＆キャノピーはしっかり接着する
ので、即身仏でございます。
風防キャノピーのΩ断面、あいかわらず凄いですね～。雄型はどうやって抜いているんでしょうか？
（昔のようにキャノピー側面がレンズになっていない、正真正銘のΩ断面なので）

主翼上下の貼り合わせの段階で、胴体との絡みを確認しながら慎重に接着しました。下手をすると後で合体させる胴体が
主翼より低く沈み込んだりするからです。
見せ場のエアインテークは、けっこう合いが良いです。凄く気分良く組めました。一番奥は行き止まりの仕切りがありま
すが、普通に見ても殆ど見えないです。ただし、空気導入路の上側の天井は無いので、作ってあげても良いかも。
一方でインテーク内側側面はピン痕と、主翼のための肉抜きがありますので瞬着パテで埋めました。ここは見えるところ
なので処理した方が良いです。

胴体・主翼を一体化させてしまうと、もうあまりすることがないですｗ。とはいってもそれは機体本体の話で、この機体
の場合、たくさんのパイロンや兵装を準備することになります。
タウルス巡航ミサイルは四角い増槽みたいです。箱に蓋をして前後にキャップを取り付け、羽根や吸気口を付ける。そこ
そこ組立が楽しめる小物です。
ＡＡＭはアイリスＴとアムラームを選択しましたが、アイリスＴは尾部の形状が実物ではお花みたいになっているので
（だからアイリス・・？）、ちょこっといじっておきました。

相変わらずのハセガワ、と思ったところは主脚柱の角度決めです。ダボが短く部品をカチッとはめられません。ほとんど
イモ付け感覚です。これはイカンよな・・・斜めに出ているアーム部品は左右の指定が逆だったように思います。パーツ
の成形を見ればわかりますけど。
そして、主脚柱の取り付け角度は機体前後から見ると微妙に内股になるのが正解です。ただしタイヤは地面に対してほぼ
垂直です。ややこしい話のようですが、そこんとこは説明書で図示してあってもいいように思いました。仕方がないので
ネットで実機写真をよくよく見ましょう。

主脚外側カバーとタウルスが微妙に干渉します。あれ？これは自分の作業のせいかもしれません。
（タウルスやストームシャドウ用パイロンの取り付け穴は自分で開口するんです）

機首にオモリを入れるという指示は無かったです。自分でも忘れていてそのままガッチリ接着してしまいました。まぁなん
とか大丈夫でした。でも、ちょっと傾けると尻もちをつきます。まあこんな造形の機体だから当然です。多少でもレドーム
にオモリは入れた方が良いと思います。あと、そのレドームは微妙に機首より太いのでよくよくヤスッて整形してから塗装
しましょう。レドーム上下左右にあるライトニングアレスターらしき細い凸ラインを削ってしまいましたが、整形の際には
どうしても邪魔です。これは後で延ばしランナーで再現するのがいいですね。実機にはちゃんとついています。
私はやっていないままですｗ。

レドームなど電波透過部分の塗装指定色がクレオス311番指定になっていますが、クレオス311ってエラく白いんです。実機
写真をあちこちで見る限り、もう少し濃い色=機体色に近いだと思いましたので、305や黒を適度に混ぜて吹きました。