ココロ「水路を出るよ!!!「ロケットマン!!!」全員覚悟を決めなァ~!!」ポッポ~!!
ルフィ「うお~~!!」
ナ・チョ「飛び出た~~!!!」
ようやく俺達も嵐の中出発することが出来た。さてと、「ロケットマン」は加速すると、凄まじいスピードになるから、さっさと捕まる場所確保しとくか。俺は窓から顔を引っ込めて車内に入っていった。
○○「さてと、あいつ等もボチボチ来るはずだが・・・」
ザンバイ「よォし!!海列車が出てきた!!!こっちも出撃だ野郎共ォ~っ!!!!」
フランキー一家「ウオォォォォォ~ッ!!!!」
ザンバイ「飛べ~っ!!ソドムにゴモラァ~!!!!」
ソ・ゴ「バヒィ~~ン!!」
勢いよく飛んできたフランキー一家の船。てか、ソドムとゴモラ予想以上にデケェ~な!!
ルフィ「何だありゃ!!?何か飛んできた~!!」
ザンバイ「麦わらさ~ん!!フランキー一家総勢50名!!お世話になりま~す!!!!」
ルフィ「でっけ~ヤガルブルだァ!!!」
ココロ「キングブルさ!!荒波も走る最上ランクのブルら!」
○○(ホントでけ~。・・・ちょっと待て、この後の展開って、もしかして・・・)
俺は慌てて、壁にもたれかかっているナミとチョッパーに言った。
○○「2人とも、壁から離れろ!!」
ナミ「どうしたのよ一体??」
○○「いいから早く!!」グイッ
俺は、ナミとチョッパーの手を引き、2人は俺の胸に飛び付く形となった。そして・・・
ザンバイ「連結砲撃て~!!」ドウン!!
・・・ドゴォォン!!!・・・
ナミ「キャアァァァ!!」
ゾロ「畜生あのヤロ~共・・・!!」
フランキー一家「よろしく!!!」
ゾロ「無茶すんな~!!!!」
ナミside
○○「2人とも、壁から離れろ!!」
突然叫びだした○○に、私は意味が直ぐに理解出来なかった。
ナミ「どうしたのよ一体??」
○○「いいから早く!!」グイッ
私は○○にそう言われながら手を引かれた。突然の出来事に、頭の中はパニックだった。しかし、さらにパニックにさせる出来事が起きたのである。私は、そのまま○○の腕の中に抱き抱えられる形となったのだから。
ナミ(わ、私今○○の腕の中にいる・・・えぇ~!!どどど、どうしてこうなったの!?)
そう考えているうちに、先程私のいた場所に、大きな錨が撃ち込まれてきた。
ナミ「キャアァァァ!!」
ゾロ「あのヤロ~共・・・!!」
フランキー一家「よろしく!!!」
ゾロ「無茶すんな~!!!!」
ゾロが外に向かって叫んでいた。それは、先程撃ち込まれてきた錨がフランキー一家によるものだたらしい。私は驚きのあまり、そのまま○○の腕の中で気を失ってしまった。
ナミ(段々気が遠くに・・・でもこのまま、少し位なら・・・良いわよね?○○の腕の中でも。ごめんねロビン。どうやら私も○○の事好きみたいなの。だから、無事に帰ってきたら宣戦布告よ♪負けないんだからね!!)
私は、気を失う前に、ロビンに向かって宣戦布告を訴えていた。勿論心の中でね。
○○side
○○(ホンマに無茶苦茶やな・・・)ギュッ
俺は無意識に、ナミを抱き抱えていた。慌ててナミの顔を見たら、そのまま俺の腕の中で気絶してしまっていた。よくこんな状況で・・・。俺はそんなことを思いながら、ナミとチョッパーを抱えてソファーに座った。
ココロ「さて線路は・・・だいぶ波に流されてるね。・・・らが開発から海列車を見てきたアタシをナメんじゃらいよ!!あそこらね・・・!!」
どうやらココロ婆さんは、何とか線路を見つけたようだな。
○○(さて、ここから更に加速するぞ!!)
加速する衝撃に備えて、俺はナミとチョッパーに衝撃が来ないように少し強めに抱き締めた。
ココロ「運転室より緊急連絡!!これから線路をつかむと急激に速度が上がるよ!!軽傷で済むようにしっかりしがみついてな!!!」
ゾロ「おいおい、大丈夫かよ・・・」グビグビ
ココロ「行くよ~!!」ギギギ・・・
ガシィッ!!!!
フランキー一家「お!?」
ルフィ「お!!おお・・・!!!!」
ゾロ「何か嫌な予感が・・・」
○○「しっかり捕まっときな。」ギュッ
一同「うおああああ~~~!!!!」ズゴォォン!!
ザンバイ「ウオ!!こりゃ・・・」
ルフィ「外になんかいれねェ~!!!!」
表にいた連中は、あまりの突風に驚き車内に避難して来た。
一同「イタタタタ~!!!!」
ザンバイ「ものすげ~加速だ・・・!!」
ココロ「んがが!!加速でなく暴走らよ。」
ルフィ「あそこは特等席じゃねェな・・・吹っ飛ぶかと思ったぞ!!」ハ~ハ~
○○「だから早めに捕まっとけばよかったのに。」フ~
一同「わかってんなら、もっと早く言え~!!!!」
皆に盛大に突っ込まれてしまった。そう言えば、ここに来てからボケてなかったな~。
ナミ「んん~」モゾモゾ
○○「おっと!?お前ら静かにしろよ。ナミとチョッパーが起きちまうだろ!!」シ~
一同「わ、悪い・・・」
ココロ「んががが!!さて、そこの小僧、これから先この海列車はどうなるんだい?」
○○「・・・ひとまずはエニエス・ロビーにはたどり着ける。その間に色々と厄介事が起きるけど、なんとかなるだろ。」
ココロ「そうかい・・・で、厄介事ってのはなんら?」
○○「まず始めに・・・」
フランキー子分A「大変だ~!!!!」
ゾロ「あん?」
ルフィ「何だ何だ!?」
ルフィ達は慌てて後ろにいるフランキー一家の船に向かった。
ザンバイ「どうした~!!」
タマゴン「ザンバイさん!!前方にアクア・ラグナが・・・!!!!」
一同「何だと~!!!!」
○○「ひとつ目はそう・・・このアクア・ラグナを越える事。」
キウイ「こんな大波越えられる訳ないだわいな!!」
モズ「わいな!!」
ルフィ「ま~取り敢えず・・・」
ルフィはフランキー一家のザンバイと、ガレーラカンパニーのパウリーの元に向かった。そして、こう言い放った。
ルフィ「せっかく同じ方角に向いてるもんが、バラバラに戦っちゃ意味がねェ。いいか俺達は同士だ!!!」ガシッ
ザンバイ「・・・・・・」ガシッ
パウリー「・・・・・・」ガシッ
○○「・・・フッ」
ルフィは、相変わらずこういうのは凄いと思うよ。何故か皆ルフィについていってしまう。それがルフィの魅力だよな。
ルフィ「先に出た海列車には、俺達の仲間も乗り込んでる!!戦力はまだ上がる!!!大波何かに負けるな!!!全員目的を果たすんだ!!!!行くぞ~!!!!」
一同「ウオォォ~!!!!」
ココロ「んががが、さ~おめぇらこの波、何とかしてみせなァ!!!」
さてさて、他の連中がアクア・ラグナを相手にしてる間に、そろそろサンジから連絡が来るはずなんだけど・・・
・・・purupurupuru・・・
○○(おっ!?きたきた。)
サンジからかかってきた子電々虫から連絡に出ようとした。しかし、ここである問題が起きた。子電々虫が入ってるのは、ナミの胸部分に入れてるのだ。
○○(出るに出れない・・・どうしよう。)
困ってる俺に、ココロ婆さんが話しかけてきた。
ココロ「おい小僧、子電々虫がらってるよ!さっさと出ないかい!!」
○○「いや、しかし・・・入ってる場所が・・・」
ココロ「そんなの関係ないだろ。それに、その子は満更でもないはずらよ?」
○○(んなわけないだろう!!しかし、これ以上サンジを待たせる訳にはいかない。)
俺は覚悟を決めて、ナミの懐を探って子電々虫を取り出した。
○○「もしもし?」
サンジ『その声は、○○か?ナミさんはどうしたんだ?』
○○「相変わらずだな。ナミは今はゆっくりと寝てる。だから、代わりに俺が出たんだ。で、そっちの状況はどうだ?」
サンジ『こっちは、ちょっとアホ二人のせいでマズイ事になってきた。』
○○「あ~・・・大体予想はつくけど。」
サンジ『なら話は早い。俺達は今からロビンちゃんを救うために、奴等のいる先頭車両に行くつもりだ。』
○○「取り敢えず、我らが船長の意見も聞いておけ。今代わるから。ルフィ!!」
俺は、アクア・ラグナを上手く回避し、丁度車内に戻ってきたルフィに声をかけた。
ルフィ「ん?何だ??」
○○「サンジから連絡だ。」
俺はルフィに子電久虫を渡して、ナミとチョッパーが寝てるソファーに腰を掛けた。そしてナミの髪を優しく撫でた。
ナミ「ん~・・・」
○○(おっと、起きそうかな?)
少し声を出したので、そろそろ起きるかと思ったら、ナミではなくチョッパーが先に起きた。
チョッパー「あれ?ここは・・・」
ゾロ「おうチョッパー!やっと起きたか。」
チョッパー「あれ?俺寝てたかな?」
○○「少しの間だが、ナミと一緒に気絶してたんだ。ナミはまだ起きないから、こうして俺が膝枕してる訳。」
チョッパー「そっか・・・ロビンにはまだ追い付いてないのか??」
ゾロ「あぁまだだ。だから、お前も少しでも食っておけ。」グビグビ
○○「だな!俺も少し腹ごしらえしとくかな。チョッパー!悪いけど、俺にも肉取ってくれないか?ナミが寝てるから、また離れるのも面倒でさ。」
チョッパー「わかった!」トテトテ
チョッパーは自分の肉と一緒に俺の肉も取って持ってきてくれた。
○○「しかし、ゾロは相変わらず飲むな。」
ゾロ「あぁ、これは俺のガソリンみたいなもんだからな!」
○○「車かよ・・・」
そう言いながら俺は、チョッパーに貰った肉にかぶりついた。
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