No.490877

IS-インフィニット・ストラトス ネクサス 二次移行ーSecondary shift ー

ザルバさん

雪羅・アンファンスで戦う一夏。新たなる力が解き放たれる。

2012-10-01 13:29:08 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3693   閲覧ユーザー数:3550

「はああああああ!」

 一夏は福音に向け先攻する。福音は無数の光弾を一夏にむけて放つ。一夏はマッハムーブを使い回避する。一夏は距離を詰め右パンチを食らわす。福音は吹っ飛ぶ。

 

「すごいですね織斑君。」

「そうだな。」

「・・・・・・・・」

「どうした束。」

「いっくんの動きが最初に福音と戦ったときよりも良くなってる。」

「!どういうことですか!」

「おそらくだけど今のいっくんに前の白式が追いついていなかったんだよ。だからいっくんは束さんにあんなこと言ったんだね。」

「あいつはどこまで強くなるんだ・・・」

 千冬たちは一夏と福音の戦闘をただただ見ていることしか出来なかった。

 

 福音が一夏に向けて太いビームを放つ。一夏は回避する。だが、予想より大きかったためかかする。

「なかなかやるな。」

「一夏!」

「箒!どうしてここに!」

「受け取れ!」

 一夏の手に箒が触れる。すると一夏のシールドエネルギーが回復する。

「!これは!」

「紅椿の能力だ。」

「ありがとう。」

「一夏!」

「皆!無事か!」

「何とかね。」

「遅れてすまない。」

「回復するのに時間が掛かった。」

「皆、ここにいてくれ。本気で戦うから。」

「!なにを言っている一夏。」

「俺を信じろ!」

「「「「「!!!」」」」」

「ふっ、はあ!」

 一夏は左手を胸にかざし、振り下ろす。一夏の雪羅はアンファンスからジュネッスに変わる。肩の装甲が強化され、胸のYの中心に水色のクリスタルが付き、赤のラインが入る。

「色が・・・」

「変わった!」

「何なのよ一体。」

 一夏と福音は同時に上昇する。一夏は福音に蹴りを入れる。福音は後ろに飛ぶ。福音は蹴り返す。一夏も後ろに飛ぶが一夏は福音に接近しパンチを喰らわす。福音もパンチで返すが一夏はそれをかわしアッパーを喰らわす。一夏はマッハムーブを使い福音の後ろに周り蹴りを喰らわす。福音は弾き飛ぶ。福音は無数の光弾を箒達に向けて放つ。一夏は箒達の方に急行してセービングシールドを展開し、その攻撃を防ぐ。再び福音は攻撃しようとしようとするが一夏はパーティクル・フェザーを福音に向けて放つ。福音は体制を崩す。一夏は近づき、雪片を0.1秒で展開する。一夏は福音に雪片を上から叩き込む。福音は真っ逆さまに落ちる。一夏は追撃しようとするが福音は太いビームを放つ。一夏はそれを左手で受け止める。

「あの馬鹿!」

「あんな攻撃を受けて・・・・え!」

「何ですの、あれは!」

「攻撃を・・・・」

「左手に蓄えている!?」

 

「なんだこれは!」

「織斑君、一体なにを!」

「まさか福音のビームを防ぎつもり!」

「そんなこと・・・・・なっ!」

「これは!」

「ビームを吸収している!束さんもこんなケース初めてだよ。」

 

 一夏は福音から放たれたビームを左手に蓄え、それを福音に向けて放つ。福音はダメージを受ける。そして爆煙が舞う。

「そろそろ決めさせてもらう!」

 一夏は両手をクロスさせ、Y字状に広げる。

「ふっ、はあ、はあああああああああ!」

「あの構え!」

「まさか!」

 一夏は両手で十字を作り、光線技を放つ。ネクサスの技・オーバークロスレイ・シュトロームである。

「ふっ、あああああああああああ!」

光線は爆煙を付き抜け、福音に命中する。福音のシールドエネルギーは0になる。一夏はセイビングビュートを放ち、福音を確保する。

「おわったの・・・」

「ああ・・・」

「や・・やったーーーーーーーーーー!!!」

 一夏以外の全員が歓声を上げる。一夏はただ一人、朝日を見てふと思った。

 守れたんだよな、俺。皆を。

 

「作戦完了―と言いたいところだがお前たち五人は独自行動により重大な違反をした。帰ったらすぐに反省文の提出と懲罰用の特別トレーニングを用意してやるからな。そのつもりでいろ。」

「「「「「はい。て・・・・え?」」」」」

「?どうかしたか?」

「あの・・・・一夏は・・・」

「こいつは出撃許可を出しているからな。」

「「「「「そんな~。」」」」」

「あの~、織斑先生。皆さんも疲れているでしょうし、それに織斑君のこともありますしそろそろ・・・」

「ふっ、わかったよ。しかし皆、よくやったな。織斑も。」

「ところで大丈夫ですか、織斑君?」

「はい?」

「いやだって織斑君の身体・・・」

「!そうですわ。あんな状態で戦ってられたんですし。」

「そうよ!アンタ大丈夫なの!」

「大丈夫だぞ。」

「で、でも僕たちが聞いた話じゃ・・・」

「大丈夫だって。ちょっと見てろ。」

 そう言って一夏は逆立ち、前宙などの動きをし、無事を体で示す。

「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」」

 物も言えない状態であった。

 


 
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