関羽
「どういうことだ星!私はそんな話聞いていないぞっ!?」
関羽は今はじめて知ったかのように驚きの声を上げた。
ソレはそうだろう。なにせ軍を進めてきた理由がわざわざ部隊の副将一人を狙うためにだったといったのだ。
無論主人を討ち取る算段もあったのだろう。しかし彼女の言い草はここまで予想されている上でこちらを狙っていると・・・そういう感じだ。
私にはそこに何の理由も、目的も、利益も思いつかない。
趙雲
「愛紗に伝えるとややこしくなるという軍師殿の判断だ。それで・・・いかがかな?荀攸殿。このまま我らが曹操を追撃してもお主は邪魔をするのだろう?」
桂枝
「無論。そのためだけにここにいますので。」
しかし・・・わからないことをいつまでも考えていても無駄だ。答えのでないことならなおさらそうだろう。
今できることを最大限やっていく・・・いつだってそうしてきた。今回もそうさせてもらうことにする。
趙雲
「そこでだ。お主がおとなしくついて来てくれるというのならば我らはここで軍を引き払っておうではないか。」
・・・なにやら聞こえてくるが気にしない事にする。
関羽
「なにっ!?おい星!お前なに勝手なことを」
相手が意識をこちらだけに集中していない今が好機と判断し私は鎧の下に仕込んである鍼の所在を確認した。・・・二本しかない?
趙雲
「・・・その腕でこやつに一騎討ちをして勝てると思っているのか?」
何に使ったか・・・そうだ。華佗に渡して主人の治療に使ってもらったんだった。
愛紗
「っ!?」
一本は今から使うがもう一本もいつでも出せるように取りやすい場所に移しておこう。・・・使わないことを祈りたい。
趙雲
「少なくとも捕獲は無理だろうよ。それにこの事に関してはすでに桃香さまも知っているから勝手ではないのだよ。というわけなのだが・・・どうする、荀攸?断るのなら悪いが助太刀をさせてもらうぞ?」
そういって趙雲さんは武器を構えた。改めてその武器を確認する。
赤く染められた金属の根本を交差させ最終的には二股になっている槍。返しがついていないことも考慮すると間違いなく彼女の売りは「速さ」と「突き」による連撃だ。
そして関羽さんの状況を見た上での自信たっぷりのその表情。おそらくかなりの自信家だということもうかがえる。
おそらく霞さん並の速度を持っていると仮定したほうがいいだろう。
私は深く深呼吸。目的は目の前の二人の排除または撃退。そしてその後の出城までの撤退だ。
そして「切り札」たる鍼を・・・
桂枝
「ええ、お好きにどうぞ。
ーーーーーーーーーーーー負ける気もありませんがね。」
思いっきり自分に向かって打ち込んだ。
~一刀 side~
一刀
「よしっ!着いた!」
煙幕を張りつつ城に向かったのが功を奏したのか。別段敵の攻撃を受けずに門の前へとたどり着いた。
風
「みなさん。ご無事でしたか。」
城を守っていた風が顔をだす。
華琳
「ええ、すぐに関羽の追撃が来るわ。兵を可能な限り収容し、城門を閉鎖しなさい。」
風
「・・・よろしいのですか?」
華琳
「・・・ええ、それがあの子の望みだから。」
風
「御意です。・・・といってもこの門以外の閉鎖はすでに終わっているんですけどねー。」
華琳
「流石は風ね。ならば兵を急いで収容しなさい!城に入った兵から城壁の上に待機!籠城戦で敵を迎え撃つわ!春蘭達がもどってくるまでなんとしても耐え切ってみせるわよ!」
そういうと兵立ちは城壁へと上がって行った。開いた城門から味方の兵士がドンドンと入ってくる。
そして数分後。近くにいた全ての兵が城門へと入ってきたところ城門は閉鎖された。
俺も急いで城壁の上へと上がる。さきほどまで走っていた距離を考えればおそらく上からなら桂枝の居場所を把握できると思ったからだ。
かくして予想通りに桂枝はいた。遠目で少し見づらいが相手は・・・二人?
華琳
「一刀。アナタも来たのね。」
華琳が隣まで近づいてきていた。声はかけているが視線はあちらに向いたままだ。
一刀
「ああ、心配だったからな。」
そういって俺も改めて視線を桂枝へと移した。
桂枝と戦っている関羽とは別の一人。袁紹との戦いの時に見たことがあるがあれは・・・趙雲だったはず。
流石に歴史に残る武人二人。霞相手に互角な桂枝の実力を考えみれば絶対に勝てないといったところなはずなのだが・・・
一刀
「すげぇ・・・圧倒してやがる。」
完璧には見えないが桂枝が押しているというのだけはわかった。
二人の槍使いを相手に懐に潜り込んでのインファイト。あれでは槍使いとしてはたまったものではないだろう。
あのうちの一人が関羽であるということはわかっているが・・・もう一人は遠目ではわからない。しかし関羽の助太刀に来るくらいだから相当な武人のはず。
そんななか桂枝は奮闘していた。
一刀
「なぁ、もしかしてこれいけるんじゃ・・・」
そう思い少なからず安堵を覚えた俺は華琳を見たが・・・
ーーーーーーーーーー華琳の表情は依然険しいままだった。
華琳
「・・・変ね。」
一刀
「変?何がだ?」
たしかにあの桂枝の強さは今まで見たことがないから明らかに変といえなくもないが・・・そういうわけでもなさそうだ。
華琳
「桂枝の周りを見て御覧なさい。・・・兵が遠巻きにしかいないわ。」
一刀
「え?・・・あっ。」
言われて初めて気づいた。確かにあの三人の周りの兵士はどうみても遠すぎると言える距離でぐるりと当たりを囲んでいる。・・・あれでは援護には入れないだろう。
一刀
「どうなってるんだ?普通は兵士で囲んで疲労させるものだと思うんだけど・・・」
まぁ余計な邪魔が入らないのは桂枝にとってプラスに働くだろうけど・・・
桂花
「華琳さま!籠城の準備完了いたしました!・・・桂枝はまだ大丈夫でしょうか!?」
桂花がこちらに駆け寄ってくる。流石に桂枝が心配だったのだろう。その表情は思わしくはなかった。
華琳
「桂枝はまだ大丈夫よ。でも・・・桂花、あなたはあれをどうみるかしら?」
そういって華琳は桂枝のいる方向を指差す。
桂花
「桂枝!・・・っ!?あの包囲の仕方・・・まさか!?」
桂枝の状況を見やった桂花の顔が青ざめた。
華琳
「桂花もそうみるか・・・これは間違いないってことになるわね。」
桂花
「はい、そうとしか思えません。」
華琳と桂花二人だけで納得しあっているが俺にはさっぱりだった。
一刀
「悪い。どういうことなんだ?あの敵が遠巻きに包囲している状況で何をわかったんだ?」
だから俺は訪ねて見ることにした。すると華琳は難しい表情のまま口を開く。
その言葉に俺は・・・
華琳
「そうね・・・簡単に言うなら相手に桂枝を知っている人物がいるっていうこと。そして・・・
ーーーーーーーーあのままでは桂枝が脱出するのは限りなく難しいってことよ。」
驚愕と焦りを覚えずにはいられなかった・・・
~一刀side out~
趙雲
「ええいっ!こしゃくな真似を!」
場は完全にこちらのものだった。
突きに特化しているということは相手と同距離を、引いては相手に近づかせないことを念頭に置いた戦い方になってくる。
だがしかし突きがくるとわかっていれば初撃を裁き一歩思いっきり懐にはいりこんでしまえば終わりだ。
ここで霞さんのように薙ぎがあればまた様相がかわってくるのだが・・・武器の形状がそれはないと断言していた。
趙雲
「いい加減に・・・離れろ!」
趙雲は槍を短く持って連続突きを繰り出してくる。さすがは常山の昇り龍なんて異名が着くだけありその速度は霞さん並にはやい。
しかし・・・軽い。その威力の軽さから来る連撃がうりなのだろうがだからこそ今の私の構えにとっては格好の餌食だった。
桂枝
「・・・軽いですね。」
私は左手を斜めに突き出し槍を逸らしそのまま右の拳を突き出し反撃に入ろとする。しかしその前に・・・
桂枝
「・・・そちらも、あんまり馬鹿にしないでもらえます?」
先程からちょくちょく横槍を入れてくるが所詮片手。速度、膂力ともの半減どころではないその一撃は物の数ではなかった。
右からくる関羽の一撃を右の突きで落とした。そのまま趙雲に対する反撃に移る。
今の私の戦い方は天の国でいうところの「ぼくしんぐ」というものだ。
「ぼくしんぐ」とは天の国ある格闘術の一つでありなぜだか分からないが近接距離において肘も使わず両の拳のみを使う変わった格闘術のことである。先ほどまでの私はずっとそれで趙雲と戦ってきたのだ。
この拳を使った格闘術は突き以外の攻撃がない。故に趙雲のような突きに特化した槍を使う攻撃に対しては無類の力を発揮する。
なにせ近距離から相手の倍の手数で突きをくりだせるのだ。これは彼女にとっては脅威としかいえないだろう。
そのためではないが・・・無形には2つの刃両方共に取っ手がついている。これを片手ずつ持つことで「拳の先に剣がある」状態を生み出すことが可能だった。
・・・つくづく変わった武器だなと思う。
加えて今の私の氣の量だ。
あまり自己強化を目的で使わない鍼だが当然強化方法としてもかなり優秀な能力を誇る。伊達に半年かけて作っていない。
現状の私の氣の総量はともすれば呂布さん並にあるといっても過言ではないだろう。
だが悲しいかな。いくら量を持っていても元来の器が小さいので彼女ほどの爆発力は持たない。出口が小さ過ぎで氣があまりでていかないのだ。
それでも俗にいう「英雄」たちと肩を並べる程度の氣を発している事にはなる。
あとは単純な話。氣の総量が同じならば力の優劣を決めるのは単純な「筋力」。ならば・・・
趙雲
「はぁぁぁっ!」
桂枝
「・・・軽い」
男である私が彼女たちに負ける道理も無く、私は右腕の剣で相手の突きを真正面から受け止めた。
当然弱点はある。「普段から持っている」彼女たちと違い「無理やりうちこんだ」私は短時間しかこれを維持できないし反動ですごく疲れる。
・・・できれば二本目は使いたくないものだ。
趙雲
「ちぃっ!」
桂枝
「あっ。」
槍を真正面から受け止めてしまったことでその反動を利用されてしまい、かなりの距離を開けられてしまった。
桂枝
「・・・残念」
こういう油断を招くのも圧倒的有利ならではだろうか・・・修行が足りないな。
私はさきほどまでの構えから再び元の双剣の構えにもどした。
趙雲
「話に聞いていたのとは随分違う・・・なんなのだその戦い方は?」
疑問半分焦り半分といったところだろうか。汗をかきながらそう尋ねてきた。
桂枝
「・・・無形という武器をつかった普通の戦術ですがなにか?」
そうとしか答えられない。そういう武器だからそういうふうに使っている・・・私にとってはそれだけだから。
趙雲
「そんな武器を使う人間はお主しかおらん。・・・そしてもうひとつ。」
趙雲さんは閉じた城門に槍を向け・・・
趙雲
「・・・何故戦う?曹操はお主を見殺しにしたのだぞ?。」
ーーーーーーー静かにそう言った。
ちらりと城門をみる。なるほど、完全にしまっており見るからに侵入はさせないかわりに私も入れなさそうだ。しかし・・・
桂枝
「そりゃそうでしょう。主人が城に入った以上、それ以上門を開いていては籠城に移れませんし。」
最低限の目的は果たせたのでよしとしよう。
関羽
「荀攸・・・貴様はそれでいいのか?」
険しい顔をした関羽だが・・・それでも同情が入った視線で私を見やった。
桂枝
「何を哀れんでいるのかはわかりませんが・・・自分の主人の命が助かったのだからそれ以上望むべくもないでしょう?」
私は淡々と心境を告げる。もとより「時間を稼ぐ」といった時点で予測されていた事態でしかない。何を今更・・・という感情しかでてこなかった。
関羽
「・・・荀攸。私はお前を低く評価していたようだ。ただ張遼や曹操のような強者の影に隠れて弱者を倒す卑怯者・・・そう見ていた。」
関羽はそこまで言った後、一呼吸間をおく。・・・いきなりなんだというのだろう。
関羽
「しかし・・・お前と剣を交えて伝わってくる真っ直ぐな思いと今の言動を見ていてよくわかった。我らとは形が違うがお前なり忠義をもった武人だったのだな。」
そう言って関羽はこちらに頭を下げてくる。・・・謝られても困るのだが利害どちらもないので何も言わないでおこう。
関羽
「どうだろう?星の言うとおり・・・このまま戦っても貴様は城にもどれず果てていくのみだ。ならばその命、一度死んだものとして我らが主、桃香様のために使ってみないか?
ーーーーー我らの主は心お優しいお方。きっとお前のことも暖かく受け入れてくれると思うのだが。」
そう告げる瞳には何の打算も浮かんでおらず。本気で言っているのだということがわかった。
さすがは霞さんが惚れ込む武人だ。王でもないのにその堂々とした姿は絶対の意思なく戦いに挑むものなら間違いなくなびかせられるであろう氣を発していた。
桂枝
「ははっ。お優しいですね。でも・・・ご心配なく城に戻る方法はまだ残っておりますので。」
だが生憎とこちらはその絶対の意志をもって動いている。たかだか大陸でも指折りの武人に誘われた「程度」でなびくような教育は受けていない。
趙雲
「ほう、参考までに聞かせてほしいものだ。」
こちらの意図を察したのか趙雲さんは警戒を一層濃くする。関羽さんも仕方ない、といった様子で片手で偃月刀を構え直す。
わかっているのだろう。私が出している答えを。
そしてそれは・・・
桂枝
「それはですね・・・・
ーーーーーーあなた方二人。さっさと殺して悠々と凱旋するという手ですよ。」
おそらく間違えてはいないと見ていいだろう。私は一気に距離を詰めにかかった。
趙雲
「ちぃっ!」
状況は未だ変わらずこちらが有利だ。対抗策がしっかりしている以上やはり先ほど同様丁寧に詰めていけばいい。
氣の量の問題もあるが幸い相性がいいためか攻撃をまともに受けていないので消費はほぼ最小限で済んでいる。
近づけまいとして足元に突きが飛んでくる。ーーー予想済み。左に逸らしつつ右の剣の持ち替える。
そらした左から関羽の突きーーー予想済み。そのまま左手の剣で迎撃。右手の拳を横腹に入れようとする。
趙雲が槍の長さを利用して右全体に防御の姿勢を取るーーー当然予想済み。私は右手を止めそのまま左足に重心を残したままだったので右足で相手の足を崩した。
趙雲
「なっ!?」
右を防御する気だった彼女の重心は当然右足にあり、一歩下がり重心が完全に崩れた。
桂枝
(もらったっ!)
千載一遇の好機。それを逃さず私左足で大地蹴り一気に間合いを詰める。
そのまま左足から右足へと重心を移動。右半身に氣を集中させ弧を描きながら右腕を走らせた。
狙いは相手の首。そのまま拳首半分跳ね飛ばそうとした。
間違いなく決まる一撃。これで相手は手負いの関羽さん一人となり俄然有利になる・・・
ーーーーーーーーーーーはずだった。
どこからか聞こえてきた風切り音とともに足元から聞こえるガキィンと言う金属音。
ほぼ詰みの状況まで読み切っていたその計算は・・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー突如飛来した1本の弓矢によって崩された。
桂枝
「っ痛ぅ!?」
思わぬ激痛に思わず体勢が崩れる。
それを逃すほど彼女も愚かではなく、一気に距離を開けられてしまった。
こちらも状況を確認、軸としていた右足に放たれた矢。
それは私が予期しておらず、少なからず防御が甘かったともあるが明らかに氣をまとった一撃であり、私の足を折ることに成功していた。
桂枝
「・・・仕方ない。」
私は残っていた氣を全て足の強化に回すことにより、なんとか行動可能な状況に戻すことに成功した。
趙雲
「・・・やれやれ。肝を冷やしたぞ。」
死を覚悟していたのだろう。趙雲さんは本当にホッとした表情をしていた。
状況は最悪だ。一つはここで加勢者が増えたこと。しかしそれだけなら相手の力量によっては大した問題にはならない。
しかしもう一つの問題に「具足越しに足を折るほどの弓を射る実力者」というのがある。およそ夏候淵さん程度の実力がないとまず不可能なことなので並の手練ではないことがよくわかる。
この時点でほぼ生存出来る可能性はなくなったが・・・捨て身でやれば一人くらいは相打ちには持っていけるだろう。完全な詰みとは言いがたい。
しかしそこで最後の問題が頭をもたげてくる。
・・・そう。私がその弓矢に対して「全く」反応できなかったことだ。
例え弓だろうと殺意や悪意があれば私がそれに反応できないということはまず無い。
避けられるかは別として何らかの対応をしていただろう。
だが私は全く反応できなかった。まるで身体がそれにたいして「反応する理由がない」と判断したかのように。
これは非常に厳しいことだ。なぜならそれは私にとって「身内」を意味するから。護ると決めたものを意味するから。
そして運の悪いことにこの状況を作ることが出来る人に心当たりが一人いる。
・・・もっと前に私は気づくべきだったのかもしれない。
捕獲すると言いながらも全然他の兵士が割り込んでこない理由に。
実際私は終始それを狙っていたのだ。兵士が雪崩れ込むように私を殺しに来るその展開を。
そうなればあとは楽だった。何せ大量の壁が手に入るのだから目の前の敵を適当に潰しつつ突破すればよかったのだ。
そうなれば相手は味方である以上邪魔でも切るわけには行かず。こちらは淡々と邪魔な部分だけをそぎ落として脱出することも可能だった。
しかしそれは何故か「遠巻きに様子見をされる」ことによって防がれていたのだ。
コレが意味するところは一つ・・・それは「戦場の私」を知っているということ。賈駆さんが真っ先に思いついたがあの人は私の戦いを戦場で見たことは一度もない。
だとすれば・・・間違いなく益州にいるあの人以外にありえない。
私は矢が飛んできた方向を見た。するとゆっくりとこちらに歩み寄ってくる女性が一人。
それはまさしく今ココでは出会いたくなかった「最悪の相手」。そこにいたのは・・・
桂枝
「やっぱりか・・・これは非常にまずい。でもそうだよな・・・蜀軍として来てたんですから、いてもおかしくはないですよね。
ーーーーーーーーーーーーーー紫苑さん」
かつての恩人にして益州最高の弓手。紫苑さんこと「黄忠」その人だった。
紫苑
「ええ、ごめんね桂枝君。できれば・・・このまま投降してくれないかしら?」
戦いの終わりは・・・近い。
紫苑の登場。これにより戦況は一転します。
おそらくあと2~3話程度でここの話も終わりです。頭の中では決まっているのですが筆は時間が足りずにほとんど進んでいないので気長にお待ちください。
さて・・・紫苑と桂枝の話どのくらいにしようかな?
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VS趙雲、関羽
誰か私に面白い話を思いつく右脳と文才をください。