No.485377 リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ白の牙さん 2012-09-17 22:13:32 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:4736 閲覧ユーザー数:4537 |
一真 side
「闇の書の主ねぇ」
あの後、はやての家に上がった俺は、はやてに事情を聴いた
「そうなんよ。まぁ、私は家族が増えてうれしんやけどな」
はやては笑っていった
「はやてらしいな」
俺も笑いながら言うと
『一真、テーブルの準備終わったぞ』
ニックが話しかけてきた
「サンキューニック。じゃあ、台所借りるぜはやて」
「うん」
はやての許可を得、俺は台所に向かった
一真 side end
はやて side
「なぁ、はやて。あいつ何者なんだ?」
一真君が台所に向かった後、ヴィータが私に聞いてきた
「何者って?」
「だって、魔法って言葉聞いたとき全然驚いてなかったから、気になって」
「ああ、そういうこと。一真君はな、私と同じ魔導師らしいで」
「しかし、彼からはそんなに魔力を感じ取れないのですが」
シグナムが言うと
「当然だ。相棒は自身を鍛える為にリミッターをかけているんだ。今の相棒の魔力は大体Fランクって所だろう」
龍鬼が代わりに言ってくれた
「お前は誰だ?」
ザフィーラが聞くと
「俺の名前は龍鬼。魂獣だ。まぁ、魔導師風に言えば、使い魔みたいなもんだ」
「そうなんですか。それにしても」
シャマルが台所を見ると
『ニック、肉を切っておいてくれ』
『わかった』
一真君とニックは慣れた手つきで料理を作っていた
「・・・・なんかいい匂いがしてきた」
「ふふふ、一真君の料理はおいしいからな~~。私も楽しみなんや」
私はどんな料理が出てくるのか楽しみで仕方なかった
はやて side end
一真 side
「よし、出来たぜ!」
パーティーの料理を全て作り終えた俺は、はやて達に声をかけた
「今日の料理は、前菜BBコーンのポップコーン、スープコンソメマグマ煮込み、メイン牛豚鳥のステーキだ。サラダもあるからな」
「おお、みんなおいしそうやな~」
はやてがテーブルにある料理を見て涎を垂らしそうになっていた
「ほれ、お前らも席に座れ」
俺は後ろにいるシグナム達にそういった
「全員飲み物持ったな?」
俺は全員が飲み物を持ったことを確認すると
「はやて、誕生日おめでとう」
『おめでとうはやて!』
俺とニックが祝いの言葉を言うと
「おおきに、一真君、ニック」
はやては笑顔で答えた
「そんじゃあ、冷めないうちに食べてくれ」
「いただきます」
その言葉を聞いてはやては料理を食べ始めた
「ほら、お前たちも食べろ。早く食べないとなくなっちまうぜ」
「は、はぁ」
「お、おう」
「は、はい」
「・・・うむ」
俺の言葉を聞き、シグナム達は料理を一口食べると
「・・・・これは」
「・・うめぇ!!」
「おいしいです」
「・・・うまい」
目からうろこが落ちたような表情になり、無言で食べ続けた
「うぉーーなんだこれ!?一度食べ始めたら、手がとまらねぇ~~」
ヴィータだけは違うみたいだが
「ふぅ~~~大満足や」
はやてはいい笑顔でソファーに座っていた
「そいつはよかった」
俺はファンタを飲みながら言った
「如月一つ聞いていいか?」
「別にいいが」
「お前は管理局と繋がりがあるのか?」
シグナムがそう聞いてきた
「繋がりがあるといえばあるが・・・・俺は局員じゃない。そもそも、俺が魔導師だということはあっちは知らない」
「どういうことだ?」
「変装してたからな」
「変装?」
「言うより見せたほうがいいと思うぜ相棒」
龍鬼がそういってきたので
「それもそうだな」
俺はポケットから飴玉を取り出し口に放り込むと
「な、なんや!?」
俺から煙が出て
「ふぅ~~・・・つまり、こういうことだ」
煙が晴れると、5年後の俺になっていた
一真 side end
はやて side
今、私は目の前で起きたことが信じなれなかった
「ふぅ~~~つまり、こういうことだ」
一真君が飴玉を口に入れた途端、小規模な爆発が起きて、煙が晴れると一真君が成長していた
「一応、設定は5年後・・・つまり、14歳って所だ。まぁ、実際俺がこうなるとは解らないがな」
これが5年後の一真君。・・・・めっちゃかっこえぇぇぇぇ///
「肉体を成長させる魔法があったなんて」
「いや、これは一種の幻術だ。それもかなり高度の高い」
「はやて~~、顔真っ赤だぜ?」
「え!?」
ヴィータに言われ、手鏡を取り出して顔を見るといわれた通り真っ赤になっていた
「ならば如月、私と戦え」
「は?」
私が鏡で顔を見ている間に一真君は元の姿に戻っていた。そして、シグナムが一真君に決闘?を申し入れた
「はやてちゃん、実はシグナムかなりの戦闘好きなんです」
「強いものを見つけると、血がうずくんだとさ」
どうやら、私の新しい家族は生粋の武人みたいやな
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第03話