No.483380

ガンダム学園で僕と握手 013 偽りの部活<種・運命・00・IGLOO・逆シャア・?>

レイガンさん

宇宙暦0093.シャアはアクシズの光に包まれ意識を失った。だが、気がつくとシャアは見知らぬ世界にいた!その世界は、歴代のガンダムのキャラクターたちが学園を中心に生活している世界だったのだ!シリアス成分は少な目で、ほぼギャグのバカコメディ。キャラ崩壊なんて日常茶飯事!作品は1stなどの宇宙世紀作品を始め、平成4作品とSEEDや00などオールです。<>内に主な登場作品を記載しています。

2012-09-13 18:40:44 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2009   閲覧ユーザー数:1932

「どうしてこうなってしまったんだろう」

茶髪の男の子が呟く。

「どうしてこんなことになってしまったんだろう…」

さらに呟く。

「どうしてこんなことをしなくちゃいけないんだろう…」

ますます呟く。

「どうして…」

「キラうるさいぞ!?」

キラ・ヤマトの自称親友であるアスラン・ザラがあまりのうるささに耐えかねて注意する。

「アァァァァスラァァァァン!!!!」

種割れしたキラがアスランに詰め寄った。

「春休みの宿題手伝ってくれええええええええ!!!!」

「性格変わってるぞ!! ってか種割れたんならその力を宿題に使えよ!!」

「もう無理! もうヤダ!! もうやる気ない!! やって!!」

「春休みお前は何してたんだ!?」

「ゲームしかしてない!!」

「お前、もう学校やめろ!」

クラスに二人の声が響き渡る。

クラスメイト達は見て見ぬふりを続ける。何せいつもの光景だ。

「あーうるさい!! ラクスに言いつけるぞ!!」

カガリ・ユラ・アスハが大声で二人を叱る。

いや、アスランの方は完全に巻き込まれた方なのだが。

「「すいませんでした」」

なお、このクラスで一番権力を持っているのはラクス・クラインである。

 

 

 

 

そんで、コンピュータ部の活動の話。

部長は自分のPCにヴェーダと名づけているリボンズ・アルマーク。

副部長に先ほどのキラ・ヤマトがいる。

「まずは新入部員の自己紹介をしてもらわないとね」

リボンズがシン・アスカへと目を向ける。

「あ、はい! この春入学したました、シ、シン・アスカでございます!!」

「…緊張しすぎじゃないかな☆」

ヒリング・ケアが感想を述べる。

「き、緊張はしてませないです!!」

「…僕は君の救世主だと思ってくれて構わないよ」

「え?」

リボンズが謎の発言をする。

「このコンピューター部には絶対守らないといけないことが一つあるんだ」

「は、はぁ…」

「部長命令は厳守」

「え」

「貴様が世界のゆがみだ!!」

「な、何だ?」

突然、部室の扉が開けられ、刹那が介入してきた。

カミーユ並の出現率の高さと介入率の高さである。

「リボンズ・アルマーク! 今すぐコンピューター部を廃止しろ!! パソコンのせいで、家庭用据え置きゲーム機やアーケード用ゲーム機が衰退してしまう! 俺はその流れを断ち切る!! 刹那・F・セイエイ、目標を…駆逐する!!」

「かっこいいこと言っているつもりなのかもしれないけど、内容はただの横暴だからね」

「しょうがないなあ。じゃあゲーム勝負をしようよ!」

キラがニコニコしながら部室で初めて喋った。

「アンタはただゲームがしたいだけ…もごっ!」

シンの口はキラに塞がれた。

「ゲーム…もちろんGUNDAMだな!」

「そうだよ! 刹那・F・セイエイ君!」

「何故俺の名前を!?」

「最初に名乗っただろアンタ!!」

シンがツッコミに回る。

「俺は戦う…ダブルオーと共に!!」

「自由が欲しいんだ…遊んで暮らせる自由が!! ストライクフリーダム、行きます!!」

「アンタらは一体何なんだ!?」

刹那とキラの熱いGUNDAMファイトが始まった。

…単なるゲームなのであるが。

「そうだね。君も見るといいよ。これがコンピューター部の活動さ」

「ゲームしてるだけ!?」

リボンズは優雅にお茶を飲みながら観戦をする。

「守りたい世界があるんだ~~~~~~~!!!!」

「俺がっ…俺達がっ…!! ガンダムだ!!!!」

「やってることはただのゲームだけど…だけどっ!! 二人とも強い…!!」

いつの間にかシンも二人の対決を見守ることにする。

「ちなみに、今流行りのバーサ○シリーズとは全く関係ないからね」

「へえ…」

「あぁ! 相方が先落ちしやがった!!」

「覚醒技を使う!!」

「…本当に関係ないのか?」

「人類を統べるのはこの僕。リボンズ・アルマークだよ」

「話そらすな!! しかも下手すぎるっ!!」

バチン。

「あ」

「ブレーカー落ちちゃったね…」

「どんだけ負荷掛けてんだよ!?」

ちなみに、それによって一番困らせられているのは隣の機械工学部だったりする。

「またコンピューター部の奴らか…」

「うちのキラがすいません」

アスランが部長のアムロに平謝りをする。

もう何と言うか、平身低頭覇のような、猛虎落地勢のような、土下座である。

「僕のビグ・ラングが…」

オリヴァーは自分のハロ制作途中だったので、絶望を口にした。

「何て事を…!!」

 

 

 

 

オペレーション・メテオ。

名前はかっこいいけど、この世界で一体どんな意味になるのか。

そんなこんなで、一人の男の子が道に迷っている。

「ここはオールドタイプ高校だよ」

「…俺のミスだ!」

彼がニュータイプ高校へ辿り着く日は来るのか。

 

 

 


 
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