Side主人公
「ここは」
私は自称神に転生させてもらったはずだ
意識がはっきりしすぎている
どういう事だ?
「貴様は誰だ」
今私は龍《ドラゴン》と対峙していた
「・・・」
「どうした声が出せぬのか?」
「・・・いや、出せるが・・・」
「どうした」
「あまりに美し過ぎてな」
「・・・はっはははははは」
「・・・」
「すまぬ、すまぬ。
我の事を美しいと言う者が今までいなかったからな」
「・・・貴様は誰だと言ったな、私はクー・フーリンだ」
「ほぅアイルランドの半神半人か」
「半神半人でも何も出来なかった」
「何かなそうとしたのだろう?」
「結果はついてこなかった」
そう、何も残す事が出来なかった
イスカンダルの王に会い王としての生き方を説いてもらった
ブリテンの王に会い騎士としての生き方を説いてもらった
かの英雄達に説いてもらった事が何もいかせなかった
「ならば次でいかせばよかろう」
「私は声に出していたか?」
「私は『祖なる閃光の龍《プロジェネターグリントドラゴン》』だ
不可能の方が少ない」
「私には不可能だらけだったよ」
「なれば、次の生では私が力を貸してやろう」
「それはどういっく」
一瞬、光にのまれたと思い目を瞑り開けると、龍《ドラゴン》は姿を消していた
「どこを見ている我はここだ」
「何!?」
見ると胸元に、紅の宝玉がついたドラゴンの顔を模したアーマー
両手足にドラゴンを模したアーマー
まるで、ドラゴンを目指した騎士だな
「ついでに言うなら、お前の背にはドラゴンの翼が
尻にはドラゴンの尻尾がついているぞ」
「なぜ?」
「なぜ?それは我の力を模したものだからな」
「そう・・・か」
「どうした?」
「急に眠たくなってな」
「そろそろ転生の時ではないのか?」
「そうかもな」
「でわ、生まれ変わった先で」
「あぁ」
こうして私の意識は闇に落ちた
この出会いから約16年が経ち、今私は駒王学園生徒として学校に通っている
「イッセー見てみろ朝早く来ると学校はユートピアだな」
「そうだな~松田」
「おお!あの子は!!」
「どうした元浜!」
「あの子は上から93/62/86
おぉ~眼福眼福」
「それは私のサイズだな」
「そうそうこれは九楓サイズだなってえぇ~!!」
そうそう、言うのを忘れていたが私の名前は『九楓 淋《くふう りん》』
性別は女だ
前世の記憶や色々知識はあるが16年も過ごせばなれたさ
月のものにはうんざりしているがな
「イッセー?
私は君の親御さんから君をマシな人間にしてくれと頼まれているんだ
色々としてやってるのにこれはどういうことだ?」
「これは松田と元浜が・・・」
「その2人はさっき私が声をかけた時に校舎の方に行ったが」
「あ~い~つ~ら~」
「イッセー聞いてるのか?」
クドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクド
説教開始から15分後イッセーは解放され
時間は放課後に
「すみません
九楓さんは居ますか?」
「ああ、木場君か
今日もか?」
「ええ、よろしくお願いします」
「じゃ、道場にいくか」
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IS 最速最高の元槍使い IF話の回です
ここまでがにじファンの方で掲載していたものです
時間を見てわかるとおりうpすることを優先しました
なので
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