Side主人公
一夏の奴結構力んでるな
おお出た出た
あれが『雪片弐式』か
織斑千冬と同じ武器である雪片弐型、少し名前違うけどね~
そして、特記すべきは、ワンオフですら同じであるということぐらいか
その名も『零落白夜(れいらくびゃくや)』
『バリアー無効化攻撃』が出来るある種チート武器
当てれば、ほぼ一撃で勝負が決まる代物
まぁ、消費エネルギーが悪いって言うのがあるけどな
それを、考えてもお釣りが来そうな能力だけどな
一夏の奴、武器が出さて若干うれしそうだ
うんうん
でも1秒近くかかってるのか
「遅い。
0.5秒で展開できるようになれ」
少しは褒めろって顔してるな
もっと精進しろってことさ
「オルコット、武装を展開しろ」
「はい」
さすが代表候補生いいタイムだ
「さすがだな、代表候補生
ただし、そのポーズは辞めろ
横に向かって銃身を展開させて誰を撃つ気だ
正面に展開できるようにしろ」
それで、終わらないのが、千冬さんだよね
敵は待ってくれないからね
「で、ですがこれはわたくしの、イメージを固めるために必要な・・・」
「直せ。
いいな」
「・・・・・・はい」
「最後に紫野裂やってみろ」
「ほいしょほいしょ」
「お前のISは武装が多かったな
ラピッドチェンジを使ってみろ」
「織斑先生、俺簡要高速切替でもいいですか?」
「ああ、構わないぞ」
行きますか
来い!ゲイ・ボルグ
「いい早さだ」
「次は遠距離武器だ
用意しろ」
「ほいほい」
かもーん
アクィラ
「バズーカかいいだろう」
「皆もこのようになれるように」
おお褒められたぜ
気持いもんだな
今はとある気持にどう答えを返そうか悩んでるんだけどな
この後も。一夏、セシリア、俺の順で見本をさせられて行った
Side???
「ふ~ん、ここにいるんだ」
あいつらがISを動かせるってテレビで見たときはびっくりしたわね
軍部の上層部に無理言って来たんだから、そっちから来なさいよね
「えーと、受付ってどこにあるんだっけ」
えーと、確か案内があったはず
「本校舎一階総合事務受付って、だからそれどこにあんのよ」
編入したからって、少し雑なんじゃない!?
・・・わかったわよ!
「自分で探せばいいんでしょ!探せば!!」
もう、ほんとどこにあんのよ
誰かいないの!?先生とか、生徒とかさ!?
ふふふっもう空飛んで探してもいいってこと!?
・・・うん、少し落ち着こう
ここで、問題起こしたらあいつに会えなくなるし、自重しよっと
にしても、どこにあんのよ
「まってなさいよ」
Sideout
Side主人公
「おう?
なんか、おきそうな予感!」
今ビビっと来たよ
俺もそろそろリンクスになれるのかね
それとも、改造でもされたかな?
まぁ、このビビの正体も明日になればわかる気がする
今は、このパーティーを楽しみますか
「織斑くんクラス代表決定おめでとう!」
「お~め~で~と~
いや~ホントめでたいねぇ~」
「・・・槍!
お前は馬鹿にしてるだろ!!」
「いや~そんな事ないよ~」
「もうやめてくれ」
「「「あはははははは」」」
笑いをとれたから許してやるか
「いやー、これでクラス代表戦ももりあがるねえ~」
「ほんとほんと」
「ラッキーだったよね~。
同じクラスになれて」
「ほんとほんと」
一夏の奴大人気だな
「一夏大人気だな♪」
「そうだ、大人気じゃないか、一夏」
箒の奴まで乗るなんて、どうしたのか?
一夏の事が好き過ぎて頭が飛んじゃったか?
・・・箒の事だそれはないか
「・・・そうみえるか」
一夏の奴つかれた顔してるな
こんなに、女子に囲まれて、かつ祝われる事なんてあんまりないもんな
それは精神的に来るわ
「はいはーい、新聞部でーす。
話題の新入生に特別インタビューをしに来ました~!」
「あ、私は黛 薫子(まゆずみ かおるこ)。
よろしくね
新聞部副部長やってま~す
はいこれ名刺」
「どうも」
一夏は名刺を見て何か考えてるな
名前についてでも考えてるんだろめんどそうとかおもんてんだろな
「でわでわ紫野裂くん
織斑くんにクラス代表を譲ったと訊きましたがそれについてコメントください」
「一夏君なら出来ると信じてるんで、クラス代表を託しました」
「おお、男の友情って奴だね」
「まぁ、そんな感じです」
嘘だけどな
「でわ、織斑くんクラス代表になった感想を一言」
「えーと、頑張ります」
「え?
それだけ、もっとカッコいいコメントちょうだいよ
俺触るとヤケドするぜ、とか」
「自分、不器用ですから」
「うわ、前時代的!」
いや、黛さんも大して変わらないでしょうが
「まぁいいよ
適当にねつ造するから」
ねつ造って面白そうだからいいか
「ちょねつz「ああ、適当にしてくだい」ちょ!!」
黛さん頑張ってください
「じゃ、俺ISの整備言ってくるわ」
さて、ISと対話しに行ってきますか
しっかり応えてくれよ
Side主人公
さて、俺は今一夏君クラス代表(笑)就任おめでとうパーティーから抜けて整備室に移動中って誰に説明してるんだろうな俺
しっかり、中までしっかりとこいつの事を見てやらないとな
あの時、聞こえた声の主とも会いたいし、今なら会える気がするし
ホントいい事が起きそうだ
そんな事を思いながら、足取り軽く整備室に向かっていく
sideout
Side???
今私は、整備室で自分のISを組み立てています
あ、初めまして、わたし『更識 簪(さらしき かんざし)』といいます
なんで、ISを組み立てているのか?
それは、わたしは日本代表候補生なのですが、織斑一夏・・・世界で2人しかいない男の人の操縦者で
本当なら、わたしのISを開発してくれるはずの倉持技研が、ISの開発を後回しにして白式の開発に力を入れてしまって、造られていたはずの『打鉄弐式(うちがねにしき)』の開発は頓挫
なので、自分で作っています
この子『打鉄弐式』を完成させる為に・・・
Sideout
Side主人公
とうちゃーく
あら、先客がいるわ
どうしようかしら・・・気持ち悪いな
「あのさ、横のデッキ使っていいか?」
「・・・・・・」
「おーい
聞こえてる?」
「・・・だれ?」
「おお、やっと気づいてくれた
俺は、紫野裂 槍だ
よろしく
でさ、横のデッキ使っていいか?」
「・・・わたしは、更識 簪 よろしく
デッキは使っていいよ」
「更識さんか、ありがとさん
遠慮なく使わせてもらうよ」
更識 簪さんか
今やってるのは、ISの基礎構築かな?
コア自体があるから、フレームとプログラムの構築かな?
久々に、造るのもいいかもな
「更識さん」
「・・・なに?」
「ISをつくってるんだよな?」
「!?・・・うん」
「手伝おうか?」
「・・・なんで?」
「いや、俺IS造れるし
なにか、手伝えるかな~っておもってさ」
「・・・・・・・・・いいの?」
「おうおう
久々に、造ってみるのもいいかなって思ってさ
それに、自分でIS造ってる理由って、一夏絡みだろ?」
「!?!?・・・なんで?」
このなんで?は、なんでわかったの?の意味か?
まぁなんにしろ
「俺のダチのせいなら、フォローするのもダチである俺の仕事ってね」
「ありがとう」
「いやいや、いいってことよ
手伝うのはもう少し先でいいか?」
「うん」
「じゃ俺の整備の方すすめるわ」
「・・・うん」
「何か知りたい事あったら言ってくれ
ほとんど答えられると思うから」
「うん」
さてと、対話としゃれこみますかね
Side主人公
あの後、更識さんにISの組み立て方を教えつつ、整備を終わらせていって、今は最後の段階に入ってます。
今回の整備で一番重要な『対話』をすること
誠心誠意言葉を投げかけたら答えてくれるでしょうよ・・・答えてほしいな
さて、対話を行うに当たって、重要な事は
1、今までどれだけISに触れて来たか
2、ISの事をどう思っているか
3、どういう風にISと触れ合って来たか
の三点かな?
まだほかにも大事な事はたくさんあるけどさ
こいつとはもうかれこれ、5年くらいの付き合いだし、そろそろ答えてもらわないと
いつも、一方通行はつらいからな
さてさて、ISを展開してっと
こっちの心も開くから、そっちも開いてくれよ
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
ここはどこなんだろうか?
一面支柱が並んでいる
感じをいうとローマの神殿したいな感じだな
「ここに何をしにきた?」
「うお!
いきなり後ろから、話しかけないでくれ
びっくりするじゃないか!」
「もう一度問う
何をしに来た?」
「何をしに来たって
話をしに来たに決まっているだろ」
「話?」
「そうそう」
「・・・」
「どうしたよ、そんな暗い顔して」
「話す事など何もないだろう」
「んー、そうだな
名前とか?」
「知ってるだろ?」
「知ってるも何も本人から訊いた事ないし」
「・・・わたしの名はエペルビアエクエスだ」
「おう
俺の名前は紫野裂 槍だ」
「知っている」
「そんな事いうなよ
これから、仲良くしようぜ」
「・・・前からよろしくしているだろう?」
「ちょっと冷めすぎやしないか?」
「冷めてはいない
あきらめただけだ」
「・・・あきらめたって、何にあきらめたんだよ」
「・・・色々・・・色々あったんだ」
「そうか」
色々か、そんな悲しい顔して
「笑顔を見せてくれよ」
「・・・」
「うつむくなっての
じゃ、俺が笑顔にさせてやんよ」
「・・・ふっそうか
楽しみにしているよ」
「悲しい笑顔はさせねいからな
お前は明るい笑顔の方が似合ってるんだからさ」
「///
お前というやつは」
なんで顔を赤くしてんだ
「じゃ必ずだからな」
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IS 最速最高の元槍使い 16話~19話くらい