No.476797

恋姫†無双 ─最後の可能性─ プロローグLast

来ました!プロローグ終了!次回からついに本編が始まります!
・・・が、先の展開もなにも考えてません。
投稿は遅くなるかもしれませんが、ご了承ください・・・

では、最後のプロローグ、どうぞ~♪

2012-08-28 22:22:44 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:2627   閲覧ユーザー数:2238

「いままでご主人様が『観測』てきた外史、華琳ちゃんに桃香ちゃん、雪蓮ちゃん、蓮華ちゃんも全て消えてしまうわん・・・」

 

 

外史の消滅────。

 

 

それは、彼が最も危惧していたこと。そして、いずれくるだろうと予測していたことである。

 

 

度重なるループのなか、貂蝉からの話を聞く中でだんだんとわかってきたことがある。

それは・・・

 

 

 

 

外史を受け入れることのできる許容量───

 

 

 

 

無限に増え続けるからと言って、その許容量も無限、と言うわけではない。

 

 

様々な外史が集まるこの次元にも限界はあり、限界を越えれば当然壊れる。

 

 

次元が崩壊すると、他の次元にも影響がでかねない。

 

 

そのため、正史は次元が限界を迎える前に、この次元に対して最終処置をする。

 

 

それが、『外史の消滅』───内容物の消去。である。

 

 

何故、彼は繰り返す世界の中で壊れなかったのか。そこには二つの理由があった。

 

 

最初、彼の目的は、自らの望む外史へと帰還することであった。

 

 

しかし、彼は気付いてしまった。

 

 

『外史の消滅』の可能性に。

 

 

だからこそ、彼はここまできた。

 

 

自らが戻るためではなく・・・

 

 

────自らが愛したものを守るために。

 

 

「なぁ、貂蝉・・・」

 

 

彼が絶望しなかったもうひとつの理由。

 

 

「なにかしらん?」

 

 

あのとき刻み込まれた貂蝉の言葉。

 

 

 

 

 

「俺は『観測()』ればいいんだな?・・・『全ての可能性』を」

 

 

 

 

 

愛する者たちの存在する世界を守るための術────

 

 

「えぇ。そうよん」

 

 

コイツが示してくれた唯一の手がかり。

 

 

「そうか・・・」

 

 

ただひたすらに、『観測()』るために繰り返した。

 

 

「ご主人様はすでにほぼ全ての可能性を観測しているわん。残る可能性は・・・」

 

 

「一つだけ・・・か?」

 

 

「あらん、鋭いのねん」

 

 

当たり前だ。何回繰り返したと思ってやがる。

 

 

「最後の外史・・・さしづめ、主人様は『最後の観測者(ラスト・オブサーバー)』ってとこねん❤」

 

 

「なんだよ、それ」

 

 

中二全開の呼び名におもわず苦笑。

 

 

そうこうしているうちに目の前にたたずんでいたのは、扉。

 

 

「ご主人様・・・覚悟は・・・いい?」

 

 

「あぁ、問題は・・・ない」

 

 

「じゃあ、いってらっしゃい。ご主人様?」

 

 

さて、始めようか。

 

 

これが・・・俺の・・・『天の御遣い』としての、『北郷一刀』としての─────

 

 

 

 

 

 

「最後の大博打だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ・・・行こうか。

 

 

俺に・・・『最後の可能性』を『観測()』せてみろ────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

 

どうも、暇神です

 

 

「北郷一刀です。」

 

 

さて!長らくお待たせしていましたが・・・

ついに!次回!本編開始です!

 

 

「よっしゃぁ!セリフが多くなる!」

 

 

・・・・・めざといな・・・お前・・・

 

 

「それならば、まだ出ていない〇たちはどうなるのでしょう~?」

 

 

「セリフどころかでてすらいない私達はどうなんでしょうな?主?」

 

 

あ~はいはい、次回まで待っててください。必ず出しますから。

 

 

「約束なのですよ~?」

 

 

「では、失礼する。次回会いましょう。主」

 

 

「・・・・・・・・」

 

 

どうした?一刀

 

 

「いや、セリフだけでバレバレすぎるんじゃ・・・」

 

 

さ、さ~て次回も、

 

 

お楽しみに~♪

「お楽しみに~(誤魔化したなコイツ・・・)」


 
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