アラバスタのとある休日、朝から街は賑わいを見せていた。そんな中、大きなベットに眠る二人の男女の姿があった。一人はこの国の王女ネフェルタリ・ビビ。そしてもう一人は・・・
ビビ「う~ん・・・もう朝?」
寝ぼけながら起き始めるビビ。その隣には、自分の愛する男性が寝ていた。
ビビ「もうルフィさんたら、だらしない顔をして・・・フフフッ。」
そう、ビビの愛する男性とは念願の海賊王になったモンキー・D・ルフィである。そして、アラバスタ王国の次期王である。つまり、ビビとルフィは夫婦である。
ビビ「昨日のルフィさん・・・激しかった・・・///」ボン
ビビは昨日の出来事を思いだし、顔を真っ赤にしていた。
コンコン
余韻に浸っていると、部屋の扉を叩く音が聞こえた。
侍女「ビビ様、ルフィ様、起きておられますか?」
ビビ「私は起きてるわ。」
侍女「ルフィ様はまだお休みですか?」
ビビ「えぇ。」
侍女「わかりました。それでは、起きてからで結構ですので、後程王のお部屋へお行きください。」
ビビ「お父様の?わかりました!下がっていいです。」
侍女「では、失礼いたします。」スタスタ
侍女は、扉越しに挨拶を済ませて去っていった。
ビビ「お父様・・・何のご用かしら?」
ビビは、自分の父の呼び出しに疑問を思った。
ビビ「ま~いいわ。さてと、私ももう少し横になろう。」
ビビは、そのままベットに入りルフィに引っ付いた。
ビビ「ルフィ~さん♪」ツンツン
寝ているルフィを優しく突っついて、その寝顔を眺めていた。
ビビ「フフッ、私は幸せだな♪」
ルフィ「ん~・・・ビビか?」
ビビ「おはよルフィさん♪」チュッ
ルフィ「おうビビ!おはよう!」チュッ
二人の朝はおはようのキスから始まるのだ。
ビビ「そう言えば、お父様が私達を呼んでるみたい。」
ルフィ「義父ちゃんが?何だろうな?」
ビビ「取り合えず着替えて行ってみましょう?」
二人は着替えて、王の間に向かった。
・・・王の間・・・
ビビ「お父様!ビビです!」
コブラ「おぉビビか?婿どのも一緒か??」
ビビ「はい、一緒に来ています。」
コブラ「なら入ってきなさい。」
ビビ「失礼します。」
ビビは、そう言うと王の間に入っていった。
コブラ「待っていたよ二人とも。」
ビビ「お父様、それにイガラムまでどうしたの?」
コブラ「ビビ、今は誰もいないから普段通りで構わんよ。」
ビビ「わかったわパパ。」
イガラム「そうですよビビ様。」
ルフィ「何だ普段通りでいいのか?俺もその方がいいしな!シシシ」
それから暫く四人で会話を楽しんでいた。
・・・夕方・・・
ルフィ「はぁ~・・・」ドサッ
ビビ「あなた~♪」ダキッ
ルフィ「どしたんだビビ?急に抱きついてきて??」
ビビ「だって、今日は折角二人でイチャイチャ出来るかと思ったのに、パパが急に呼び出したりするんだもん!」
ルフィ「仕方ねぇ~だろ?俺だってビビと過ごしたかったぞ!」
ビビ「だ・か・ら、今から存分に・・・ね♪」
ルフィ「おう!シシシ!!」
夕日に写る2つの影は、1つになりお互いピッタリと引っ付いて街並みを眺めていた。
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ルフィの結婚ビビ編です。