No.468633 IS 白狐 唐変東の心配とザルバさん 2012-08-11 14:41:13 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:1909 閲覧ユーザー数:1856 |
IS学園昼休み、教員織斑千冬は山田真耶と学園内を散歩していた。
「はぁ~~~~~。」
「どうしたんですか織村先生。」
「いや一夏のことでだな。」
「織斑君のことでまたなにかあったんですか。」
「そろそろ彼女でも作らないのかと思ってな。」
「確かにここだと彼女の一人や二人できてもおかしくないですよね。」
「ああ、あいつの唐変東ぷりには毎度ながら驚かされる。」
「織斑君、このままだと一生結婚とは無縁になりそうですね。」
「冗談にならないぞ、山田先生。」
プルルルルと千冬の携帯電話の電子音が鳴る。
「はい織村です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それはほんとうですか!・・・・・・・はい。・・・・・・・・・・・・はい、わかりました。すぐそちらに向かいます。」
「織斑先生何かあったんですか?」
「山田先生、すぐにISを準備してください。緊急事態です。」
「一体何があったんですか?」
「たいへん信じられない話なのですが、人間の子供が海面を走ってこちらに向かっているんです。」
「え!それは本当ですか。」
「事実です。今映像を送ってもらっています。」
そう言って千冬は山田先生に映像を見せる。そこには水しぶきを上げ走っているコンの姿があった。
「わかりました。では後ほど。」
「ああ。」
千冬は山田先生と別れ現場の見える場所へ走って向かった。
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一夏の唐変東に頭を悩ませる千冬。そんなとき一本の電話が・・・・・・・・・