No.461575 テイルズオブエクシリア~転生者はイレギュラーレイフォンさん 2012-07-29 01:51:48 投稿 / 全2ページ 総閲覧数:3360 閲覧ユーザー数:3247 |
~レオンSIDE~
闘技場でエントリーした次の日の朝、つまり大会当日だな。俺たちは受け付け前に来ている。他の参加者達は各控室で待機しているらしい。
「では、こちらです」
昨日、俺が話をした受け付け嬢が俺たちの控室に連れていく。控室に行く途中、他の参加者達の声が聞こえてきた。
――――このバカ、あんなにあたしが名にしたって言うのよ!!
――――誰がバカだ!このアホ女!てめえの方がバカだろうが!
――――まあまあ、二人とも落ち着いて……
――――クレスさんの言うとおりですよ?これから大会なのですし、落ち着いてくださいアーチェさん、チェスターさん
――――ハハハ、若者たちは元気でいいな
――――クラースさん、そういっていますと、本当におじさんみたいですね
……これはどう見ても、ファンタジアチームだな
他には、
――――Zzz……Zzz……
――――スタン!起きなさいよ!そろそろ、組み合わせが決まるのよ!!ちょっと!
――――ルーティーさん、どいてください。ここは私が……
――――そ、そお?悪いわねリリス
――――いえいえ!家の兄が迷惑をおかけしていますので!……では、右手にお玉を!左手にフライパンを!横たわりし者に正義の鉄槌を!唸れ!エルロン家秘技!死者の目覚め!
ゴンゴンゴン!
――――んおっ!? やあリリス。おはよう
――――ほんっとうに寝起きが悪いんだから
――――アハハハ……それで、何?
――――ハァ、バカかお前は。これから組み合わせだろうが
――――……あ~、そうだったなリオン
――――(ピキッ)
――――リ、リオンさん、落ち着いてください(汗)
――――おい、スタン!フィリアさんに迷惑をかけんじゃねえ!
――――ハッハッハ!皆元気だねえ~
――――そうだね。元気なことはいいことだよ
――――その通りです!ウッドロウ様!
――――あんた……あたしの勇士を見ててくれよ……
こっちはデスティニーか。
――――皆!ドワーフの誓いだぜ!!
――――ロイド……いきなり何言ってんの?
――――いや、何か言わないといけない気がして……
――――ロイドさん、疲れているんじゃないんですか?
――――エミル……そうかもな……昨日、先生の料理を……ウゥ……
――――ロ、ロイド!?大丈夫?!……きゃうっ!
――――ちょっと、コレットの方が大丈夫かい!?何でいつも何もないところで転ぶのかねえ?
――――昨日の女の子……可愛かったな~♡俺様、惚れちゃい……ブルゥアア!?
――――このアホ巫女!あんたはまた、ナンパでもしてたのかい!?
――――節操無し……です
――――プレセア、それは使い方が違うのだがな……
――――………(これはああで、この遺跡は……クハハハハ!!!)
――――これがカオスな光景ってやつなので……(汗)一番普通なのわたしとエミルだけね
こっちはシンフォニア&ラタトクスか。
――――こういうのは……やっぱりなれないな……
――――なんだよルーク。相変わらず、戦いを見せるのは好きじゃないのか?
――――まあ、な。これが闘技場じゃなきゃ、殺し合いなんだぜ?さすがにな……
――――大丈夫よ、ルーク。闘技場なんだから
――――そうですわよ?今、緊張していては、己の全力を出せませんわよ
――――ですです、元気出してくださいよルーク~(優勝賞品にお金を要求してやるぜ!)
――――皆さんも若いですね~いやはや、自分が歳をとっているのがわかりますね
――――ジェイド、何だ?戦いたくはないのか
――――いえいえ、何しろ、私が全力で戦ったら相手が精神崩壊するかもれませんので……まあ、別に他人ですし、構いませんがね♪
――――ジェイド、怖え
――――だな
――――二人とも、聞こえていますよ?
――――「「えっ!?ぎゃああああああああああ!!!!」
……これは、アビスだ、よな?ルークにガイ、ドンマイ。
――――み、みみみ、皆!頑張ろうね!出動!凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)
――――おーいカロル。今、緊張しても仕方ないだろうが。それに、一日目がシングルかタッグ、パーティー戦かもわかんねえんだからよ
――――ユーリの言うとおりですよカロル。落ち着きましょう
――――これぐらいで緊張なんて、まだまだガキね
――――そういう、リタっちも身体はこどもおぉぉぉぉ!?
――――ぶっ飛ばすわよ?
――――ぶっ飛ばしてから言うセリフかしら?
――――皆のもの、おでんでも食べるのじゃ
――――全く、戦いの前だというのに、なんでこう、静かにできないのかな、ユーリ達は。な、ラピード
――――アオオォォォォーーーーーンワン!
こっちはヴェスペリアっと。
――――皆、油断せずに行こう!
――――ええ!チームで戦う場合、一番大事なのは!
――――チームワーク……だよね、アスベル?
――――ソフィの言うとおりだ。パーティー戦において、一番重要なのは個々の力じゃない!チームワークなんだ!
―――兄さんの言うことには一理ありますね。では、今からチーム戦に必要なことを書きますので……(カキカキ)
―――ヒューバートも相変わらず、形から入るな
―――そこが弟君のいいところだよ♪
―――確かにね。兄妹とはいいものだね
んで、こっちはグレイセスか。
「こちらがレオン様達の控室になります。中にあるモニターの電源をつけ、トーナメントの組み合わせが出ますので、そちらでご確認を。では」
受け付け嬢はそういい、俺たちを控室に案内し終え、帰っていった。
~数分後~
モニターに動きがあった。
トーナメント表のような者が現れ、名前が点滅してある。その名前は……俺の名前、レオンだ。
モニター上を見ると、シングルと書かれてある。下にはタッグ及びパーティー戦の組み合わせはまた後日と書かれている。
俺の相手は……ユーリだった。
しかも、ご丁寧に写真まで出ているし。
「相手は……こいつか。面白い。昨日、ミラをバカにした罪を償わせてやる」
「レオン、頑張れ!」
「おうともさ!」
~同時刻・ヴェスペリアチーム、控室~
「へえ、あいつが相手か」
「あ、この人、昨日の……」
「何というか……ある意味縁があるね、ユーリ」
「ああ。昨日、俺のことを子ども扱いしたんだ。その報いは受けてもらうぜ」
ゴゴゴゴゴゴッ!!!
「ユ、ユーリが燃えているよ!!」
「あらあら?珍しいわね」
「……バカっぽい」
「青年らしいっちゃあ、らしいわな」
「さすがユーリなのじゃ!」
~レオン達の控室~
「さ~て、何の武器を使おうかな~♪この斧でもいいし、槍でも……ああ、あいつらのパーティーの技を使ってのもいいかもな……ククク」
俺は頭の中でユーリに使う武器を考えている。そんな俺からミラ以外は距離をとっている。何でだ?
! そうだ!あれを使おう!
フッフッフ!あいつが驚く顔が目に浮かぶぜwww
ウケケケケケケケ……アヒャヒャヒャヒャ!!!
高らかに笑う俺であった。
さあ、狩りの時間だぜ!!
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第69話 闘技大会、組み合わせ