『――鍵はすべて揃ったよ』
桜色の唇を小さく上下させて。
『――彼らはどう踊ってくれるのかなぁ?』
歓喜を抑え込むように肩を震わせて。
『――ねえ、たくさんの世界のことを……貴方は教えてくれたよね?』
何もない空間に焦がれるように手を伸ばして。
『――ふふ、えへへっ』
頬を濃密な朱の色に染めて。
『――必ず貴方を探してあげる』
ゆっくりと、冷たい色の瞳を開けて。
『――貴方を探し出して……殺してあげる♪』
☆ ☆ ☆
「――ッ!」
脳に電撃が走ったような頭痛にテラは飛び起きた。
それから数度、キョロキョロと左右に視線を走らせて首を傾げた。
「……ここは?」
一見すると、どこかの街中である。メタリックな質感のある白い建物が連なった、いかにも『近未来』といった風情がある。テラのデータベースによれば、この感じはプラネテューヌの街並みが最も近いだろう。
……というか、ここはプラネテューヌだった。
テラの記憶とは細緻までは異なるが、ここはプラネテューヌだ。付け加えるとすれば、『テラがいた時代から技術が少しだけ進んだ感じのある』プラネテューヌである。
そこまで結論に至ったところで、テラは再度首を傾げた。
テラは確か、気を失う以前はプラネテューヌの南部に位置する緑化特別推進地帯にいたはずなのである。それなのに、テラは現在立っているのはプラネテューヌ市街地のど真ん中なのだ。これを不可解に思わない方がはっきり言って異常だ。
「なんでこんな場所に……っていうか、何があったんだ?」
テラは歩を進めながら必死に記憶を遡り、どうして気を失っていたのかを探った。
ある目的のために、ある場所に向かおうとしていたところで謎の襲撃者に奇襲を受け、それに応戦していたところ――そこまでは思い出せるのだが、そこから先の記憶がない。
「……ダメだ。まったく何も浮かんでこない」
はあ……と大きめの溜息を吐きながら、テラは額を押さえた。
頭を強く打つと記憶がなくなるという話はよくあるが、特にそんな感じはない。そうなると――魔法や何らかの方法で意図的に記憶を消されたのかもしれない。
もしあの奇襲者が犯人だとしても、テラをこんな場所に放置していた意味が分からない。
テラを殺すつもりだったとしても、記憶を消しここに放置するなど説明が付かない。もしくは、テラを攫うつもりだったとしてもここに置いておく理由にはならない。
――考えれば考えるほどわけが分からなくない。
と、深く思考に耽っていたせいか、
「っと、すまん」
「……っ、ああ。悪いなこっちこそ」
反対側から歩いてきた男と肩がぶつかった。
テラが詫びを入れると、男の方もうっすらと笑みを浮かべて謝罪を述べた。
歳はテラと同じか少し上――と言っても、テラはすでに数千年の年月を生きているためあくまで外見的なものだが――くらいだろうか。少し長めにのばされた銀髪、肌は健康状態が気になるくらいに白く、両の瞳は紅と蒼のオッドアイだった。
テラと似たようなデザインの黒いコートを羽織っており、言葉遣いは見た目のいかがわしさからは思われもしないような好青年の印象を受ける。
とりあえず厄介な人種ではなさそうだと胸をなで下ろしながら、テラはもう一度、ジロジロと男の全身を眺め回した。
……何というのだろうか、奇妙な違和感があった。
別に服装に問題があるわけでもなく、容姿も数こそ少ないがこういう人間もいるから大したことではないはずなのだが……何かが妙に引っかかった。
「……ええと」
「あ、ああ……悪い。ちょっと、な」
男の方はそんなテラを不自然に思ったのか、そんな声を発した。
慌ててテラが歯切れ悪く答えると、男の方も小さく唸りながらテラを眺め始めた。
別にこれと言っておかしな点があるわけでもなさそうだが……そう思いながらテラは自分の格好に視線を落とした。
「……ちょっといいか?」
ややあって男が声をかけてくる。男の声音がやけに真剣味を帯びたものであり、テラは背筋が凍るような不自然な錯覚に襲われた。
「な、なんだ?」
男は腕を組み、ううんとさらに低く唸ってからジッとテラの瞳を睨め付けてきた。
いや、睨め付ける――というには語弊があるかもしれないが、鋭く細めた瞳が異様に高圧的なものになっていた。
「つかぬことを聞くんだが……ここはどこだ?」
「どこ、って……プラネテューヌだろ?」
もしかして男の方はプラネテューヌを訪れるのは初めてなのだろうか。思っていた印象と違っていて、戸惑っていた――と?
一瞬そんな思考がよぎったが、違う。男の表情はそんなものではなかった。
「プラネテューヌ……ということは、ゲイムギョウ界か?」
「そうだと思うが」
「……そうか」
何か納得しかねることがあるようで、男は眉間に深くしわを刻み、視線を落とした。
流石に男が冗談を宣っているようには見えない。
しかし、そうだとして男の『ここはどこだ?』という質問の意味が引っかかる。確かにテラにも多少の違和感があるが……それは何だろうか。
「どうしてそんなことを聞くんだ?」
「ん?」
テラが訊ねると、男はキョロキョロと不自然な挙動で周囲に視線を走らせた。まるで何かをひどく警戒している様子だ。
何かまずいことを訊いただろうか――テラが内心そう思っていると、男はジッとテラの瞳を見据えてくる。なんだか、その瞳に見入られると心の奥底まで見透かされているような感覚になった。
「俺の名は、零崎紅夜。お前は?」
男――紅夜は、小さな声で名を告げてきた。
「俺はテラだ」
ただならぬ雰囲気を感じ、テラも小声で名を告げる。
紅夜はさらに周囲を警戒すると、テラの腕を引っ掴み足早にその場から離れた。
「なんだ、どうした?」
「念のため訊くが……あの女の子の仲間じゃないな?」
「は……?」
紅夜の質問の意味が分からず、テラは素っ頓狂な声を上げた。
そのまま紅夜はテラの腕を掴んだまま大きめの路地に入り、ようやくそこでテラの腕が開放された。
昼間だというのに、その路地にはほとんど光はなかった。周囲に建造された身長の高い建物のせいで日光が遮られていた。
まるで、周囲から隔絶された世界のように物々しく不気味な雰囲気が漂っていた。
「どういう意味だ? 女の子って誰のことだ」
「……俺が『こっち』の世界に奇妙な女の子に会った。薄紫の長い髪の女の子で、これといった大きな特徴はないんだが、見ただけで何か感じるものがあった」
紅夜がやけに真剣な口調で話している。どうやら冗談などの類の話ではなさそうだ。
しかし、どれだけ記憶を辿ってもそんな女の子と邂逅したことはテラにはない。
もしかすると、記憶の空白時間に女の子に会っていたかもしれないという可能性もあったが真相は定かにはできない。
「それで……『こっち』の世界ってのはどういうことなんだ? さっき訊いてきたあの質問の意味と関わってくるのか?」
紅夜の最初の質問――ここはどこなんだ、という突拍子もない問いと『こっち』の世界という質問には深く関連があるとしか思えない。
紅夜は低く喉を鳴らすと、重々しく唇を開いた。
「ここはもしかすると俺の元いたゲイムギョウ界じゃないかもしれない」
「元いたゲイムギョウ界じゃない……? どうしてそんなことを思うんだ?」
「分からない……半分直感なんだ。この景色を見たとき、奇妙な違和感に襲われた」
紅夜の言う『奇妙な違和感』というのはわずかながらテラも感じている。……まあ、物事の捉え方というのは人それぞれだが、恐らくテラも紅夜も似通ったものだろう。
事実、このプラネテューヌだってテラの知っているプラネテューヌとは少しだけ異なっているのだから。
「でも……そうなると俺達は、一体どこに来てしまったんだ?」
「俺、たち? お前も別のところから来たのか?」
「恐らくな」
しばらく無言の時が連なる。お互い別の世界から来たという不思議な関連……どうにも偶然の一致というわけではなさそうだった。
「何者かによって呼び寄せられたのか?」
「そうだとして一体誰がこんなことを――」
と、そこまで発したところでテラはバッとその場を飛び退いた。横を見ると、紅夜も同じくテラよりも少し後方に退がっていた。
――身体全体を舐め取られたような不気味な感覚が不意に襲ってきた。
「今のは……?」
「上だッ!」
切羽詰まった声で紅夜が叫ぶ。
しかし、上方を確認するよりも先にテラはその場を跳んでいた。刹那、足下でアスファルトが抉れ、砂塵が舞い上がった。
「なんだってんだ……ッ!」
「お? 避けましたねぇ」
テラが毒づくのと同時に、上空から軽快な声が響いてきた。
声のした方を見やると、そこには少年が優雅に空に舞っていた。
身長は世辞にも高いとは言えない。しかし、それ故の愛らしさというだろうか、悪戯っぽい笑みを浮かべた茶髪の少年が巨大な鎌を肩に担いでいた。
「誰だ!」
紅夜が大声を張り上げて訊ねると、少年はニッと嬉しそうに目を細めた。
「誰だと訊かれりゃ、答えまさァ。俺の名はエスター!」
ビシッとエスターは何だかよく分からないキメのポーズを空中で疲労した。
テラと紅夜は揃って、呆然とエスターを眺めた。……よく分からない少年である。
「って、およよ? 二人ですかい?」
悪戯っぽい笑みをやめて、エスターは驚愕の色に表情を染めて二人を見下ろした。
「ひぃ、ふぅ……やっぱり二人ですねぇ」
エスターはテラと紅夜を順々に指しながら数える。
テラと紅夜は互いに顔を見合わせてエスターに視線を戻した。
「何者だお前は! どうして俺達を攻撃する!?」
「うえぇ~、これじゃどっちがどっちか分からねえし……」
「話を聞けッ!」
エスターの方はまるで話を聞いている様子がなく、テラは業を煮やして怒号を上げた。
それからしばらくエスターは何やらブツブツとつぶやき、それからテラと紅夜を交互に何度も見てから、にっこりと満面の笑みを浮かべた。
「ま、こいつらの内、どっちかは人間じゃねえんだし……」
エスターは巨大な鎌を肩に担ぎ、
「両方殺しちまえば、正体くらい分かりまさァ」
次の瞬間、冷徹な表情とともに圧倒的な殺気を放ってきた。
まるで心臓を直接鷲掴みにされるような圧倒的すぎる殺気に、テラは射すくめられた。少し気を抜けばそのまま崩れ落ちてしまいそうだった。
「ほんじゃ、失礼してっと……」
エスターが頭上に鎌を掲げると、耳障りな轟音を撒き散らしながら、球体状に渦巻いた乱気流が発生した。
「どっちかが女神に関連する力を持っていることは分かってまさァ。ですから、関係ない方には悪いですが、死んでくだせぇ!」
エスターが鎌の切っ先をこちらに向ける。すると、球体状の乱気流が姿を消し、耳をつんざくほどの轟音も掻き消えた。
――一体何が起こった、それを思考するよりも先にテラの身体は後方に引っ張られた。
「こ、紅夜ッ!?」
紅夜がテラの襟元を掴み、後方に吹き飛ばしていた。数瞬おいて、テラがさっきまでいた場所の地面が大きく抉れた。
「っ……!」
地面に尻を打ち付け、かすかな痛みに表情を歪めながら立ち上がる。
「何が起こった?」
「不可視の真空刃を飛ばしてきたんだ」
テラが訊ねると、紅夜が間髪入れずに答えを返してきた。
「不可視? ならどうしてあれが飛んできたって分かったんだ?」
テラが目を凝らして周囲を見回すが、そんなものは見えない。
紅夜は上空に浮かぶエスターから視線を外さずに、ジリジリと距離を開けている。
「少しだが見える。たぶん普通の人間の眼なら見えないだろうな。……あとはほとんど勘に頼ってる」
紅夜が強く地面を蹴って横に跳ぶ。数秒後、紅夜がいた場所から砂埃が舞い、アスファルトの大地に巨大な爪痕のような傷がつけられた。
「これでも見えるんですかい? ……つーことは、可能性的にはそっちの兄さんの方が高そうでさァ!」
エスターが再び大鎌を上空に掲げる。さっきと同じように球体状の乱気流が現れ、すぐに姿を消した。また真空の刃を飛ばしたのだろう。
あちらこちらから砂煙が舞い、傷痕が刻まれる。それらはすべて紅夜の後を追うように舞い上がっている。
紅夜はまるですべてが見えているとでも言うように、すべての刃を避けている。
「ッええい! 厄介でさァ!」
「やめろッ!」
テラは自分の右手に身の丈はある斧状の剣を顕現させると、壁伝いにエスターに接近し、剣を振り下ろした。
「お前は何者なんだ!? どうして女神の力を狙う!」
「邪魔、しないでくだせぇ!」
エスターがギロリとテラを睨んでくる。その瞬間、テラの身体を刃の絨毯のようなものが包み、全身を斬り刻んでいく。
「ッ、ぐああッ!」
「テラ!」
紅夜は両手に紅色の双銃を出現させ、エスターに向かって発砲した。炎色の弾丸は吸い込まれるようにエスターに飛んでいく。
エスターが鎌を持っていない左手を弾丸に向けると、真っ直ぐに飛んでいた弾丸は急に軌道を変え明後日の方向に向かっていった。
しかし、不思議なことにそれでテラの身体を包んでいた刃の嵐は止まった。テラが続けて剣をエスターに突き立てようとした瞬間、剣ごとテラの身体が弾かれた。
「なんだ……ッ!?」
「甘く見ねぇでくだせぇ!」
エスターがテラに鎌を振ってくる。テラは正面に闇の波動を変換した防壁を展開すると、途方もない衝撃を受け、地面に打ち付けられた。
「って……!」
「ふぅん……そっちの兄さんも妙な力を持ってるようでさァ」
エスターはさっきまでのような殺気全開をやめ、どこか萎えたような口調で言った。それから大仰な仕草で溜息を吐き、空中で投げ出すようにごろんと横になる。
「さすがに俺でも人外二体相手取るのは面倒でさァ。どこぞの大連続狩猟クエストじゃねーんですから、罠なんか幾つも持ってねえでさ」
むくりと身体を起こし、気怠げに身体を引きずりながらエスターはちらりと肩越しにテラと紅夜を睨め付けてきた。
「ま、次はしっかり準備して狙いにきてやりまさァ。罠も爆弾も回復薬もしっかりと用意して……ね」
にやりと不気味な笑みを見せ、エスターは閃光のようなスピードで去っていった。
しばらく身構えたまま立っていたが、テラはようやく緊張の糸を解き、どっかりと地面に腰を下ろした。
「なんだってんだよ……っ」
「……」
紅夜も鋭い瞳でエスターが飛んでいった方向を眺めていたが、やがて溜息を吐きながら両手の双銃を霧散させた。
テラが放心のまま空を見上げていると、紅夜がゆっくりと歩み寄ってきた。
「立てるか?」
「……悪ぃ」
差し伸べられた手を掴み、重たい腰を持ち上げる。
紅夜の方も今になって疲労が襲ってきたのか、額にうっすらと汗を滲ませていた。
「見覚えある奴だったか?」
「まさか」
テラが冗談交じりに訊ねると、紅夜は首を横に振りながら言ってくる。
まあ、紅夜もここは自分の世界ではないと言っていたし、知り合いである可能性というのも限りなく低いとは思ったのだが。
「あいつ、女神関連の力がどうとか――って言ってたよな?」
もしエスターが女神か、あるいは女神に関連する力を狙っているのだとすれば、危険なのはまず間違いなく女神達だ。
ここは、恐らくテラのいた世界ではないだろう。ここにいる女神は、テラにとっては他人にも等しいのだ。助ける義理もないはずなのである。
だが……、
「気になるのか?」
紅夜にそう言い当てられ、テラはビクッと肩を震わせた。
「……まだここが俺の世界じゃないって言う確証もない。もしかするとここは俺のいるべき世界で、何らかの異変が起こってるんだとしたらこの違和感にも説明はつく」
「……」
「それに、この世界が俺の世界でなくとも……女神が殺されるところなんて見たくない」
例え違う人間であったとしても、彼女らは間違いなくテラの大切な『家族』なのだ。それを黙って見過ごしておくなど……できるわけがない。
「俺はあいつらを殺させるわけにはいかない」
「同感だな」
紅夜はフッと唇を笑みの形にし、腕を組んだ。
「俺も……あいつらは大切な仲間だ。それが別の世界の存在であれ、見過ごすなんてできそうにない」
「お前も……?」
「ああ」
テラがぼんやりと訊ねると、紅夜は大仰に首肯した。
聞くと、紅夜は紅夜の元いた世界で女神達と面識があると言った。それだけではなく、アイエフやコンパ達とも、同様に。
「すげえ偶然」
「まったくだな」
意図せず、笑みが零れる。紅夜も肩を震わせながら笑いを堪えていた。
実際のところ、あの少年の詳しい目的も分からない。もしかすると女神を殺す――というのはただの誤解かもしれない。
けれど、殺されてからでは遅い。
話し合えるのなら、和解できるのならそうしたかった。穏便に進められるならそれに越したことはないだろう。
――それは、二人とも同じだった。
「とにかく今は動かなきゃ始まらない」
「そうだな」
路地の出口に並んで立ち、互いに顔を見合わせる。
頭上に昇った真昼の太陽が二人を照らし、地面に漆黒の影を落とした。
「行こうぜ、紅夜」
「ああ、了解だ。テラ」
――冥獄の覇者。
――絶望の化身。
二人は、希望に満ちた足取りで駆け出した。
「ふ、ふふ……」
その様を、一人の少女が見下ろしていた。
「互いの絶望がリンクしたのかしら……? ま、当然の結果ではあるかもしれないけれどね……♪」
鬼神と冥獄神、その役割は似ている。似ているからこそ、少女は配置したのだ。
あの二人には似ている点が極めて多い。
互いにそれぞれのゲイムギョウ界の絶望を司る神であり、破格の力を持ちながらそれを震うことを拒み、そして何よりも女神に対する強い想いがある――。
こうなることは元より、必然だったのだ。
それがこうも計画通りに進むとは……少女はくくくっと低く嘲った。
二人の姿がすでに蟻のように小さくなっている。しかし、少女はそれでもそのあと姿を目で追い続けた。
――あのとき、目に焼き付いた背中を重ねながら。
「さあて……次を仕組まなきゃ」
少女は踵を帰し、次第に存在の濃さを薄くしていった。
「その瞳が絶望の色に染まるのが楽しみね……♪」
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どうぞお楽しみ下さい。