No.460980

転生先は魔法少女リリカルなのは……何だそれ?

7-11店員さん

第十三話…聞いてねぇぞ、テストの結果が貼り出されるなんて…嫌な予感が

2012-07-28 10:58:59 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:27204   閲覧ユーザー数:24090

高町の家に行ってから数日が過ぎたが、この数日は色々と大変だった…例えば

 

《ねぇ、今日こそ彩羽のお迎えに連れてってよ!》

 

これだ、どうやらこの間のノートのやり取りが、偉く気に入ったらしく、次の日から専用のノートを用意してやがった

 

《だから、一緒に帰ったら面倒な奴等が来るだろ…だから却下だ》

 

「………」

 

《そう睨むな、約束通り日曜日は彩羽連れて、お前ん家に行く…それで良いだろ》

 

《わかった》

 

まぁこのやり取りも、毎回の授業にって訳じゃ無いのが救いだな…文系の授業の時は高町の奴は必死だからな

 

~なのは視点~

 

「そう言えば、なのは」

 

「何?アリサちゃん」

 

お昼休みになって、屋上のいつもの場所で皆とお弁当を食べてると、アリサちゃんに話し掛けられるの

 

「アンタ最近、アイツと余り話さないわね」

 

「アイツ?…沢原君の事」

 

「それ以外居ないでしょ」

 

ノートのやり取りを初めてから話す必要余り無いし、何より沢原君も、その方が助かるって言ってたもん…直接話したら、あの二人が来ちゃうし

 

「話したいけど、聖君と王神君が絶対邪魔するし、それだと沢原君に迷惑が掛かるから、話さないだけだよ」

 

「確かに、なのはちゃんが沢原君と話さんくなってから、二人共沢原君に絡まんくなったもんな~」

 

はやてちゃんの言う通り、二人が沢原君に絡まなくなってから教室が静かに………なってないか…

 

「まぁそんな事どうでも良いわ、それより掲示板見に行きましょ」

 

「そう言えば、今日だっけ?」

 

「アリサちゃん、いつも自信満々だよね」

 

「うぅ~~…羨ましいのアリサちゃん」

 

「ホンマや、点数を分けて欲しいわ」

 

そして私達は掲示板に向かいます

聖祥中では、テストが返される前に学年別で上位50名の名前が掲示板に貼り出されるの

 

アリサちゃんは一年生の時から常に1位で、すずかちゃんは20~30位程です

 

私とフェイトちゃんは、国語さえ…国!語!さえ良ければ入っています

はやてちゃんは山が当たれば10位には入っています

 

「アリサちゃんは、また1位なんやろな~」

 

「解んないわ、理科の元素記号、少し書き間違えしちゃたし」

 

「でも、それ以外は出来てるんでしょ」

 

「当たり前よ!」

 

すずかちゃんが、他の教科の出来を聞くとアリサちゃんは自信満々に返事をします

 

ガヤガヤ

 

そして私達は掲示板に着いたけど……どうしたんだろ、いつもより騒がしいの「あ!バニングスさん」

 

「永崎さん、どうしたのよ、いつもより騒がしいけど」

 

「えっと…実は……」チラッ

 

「?………な!!」

 

「うそ!」

 

「これはビックリやな…」

 

「凄いね…なのは」

 

「う…うん……」

 

私達に気付いた、クラスメイトの永崎さんが駆け寄ってきたので、アリサちゃんが騒ぎの理由を聞くと、永崎さんは気まずそうに、掲示板に顔を向けたので、それを追うようにして私達も掲示板を見ると、そこには…

 

 

第一位 沢原 龍 500点

 

第二位 アリサ・バニングス 498点

 

第三位 ……… 476点

 

…が貼り出されていたの

 

「…この私があんな奴に…勉強で負けた………」キッ!!

 

「ちょ!ちょっとアリサちゃん!!」

 

「アリサ何処行くの!?」

 

「教室よ!!!!」

 

アリサちゃんは今までに見せた事の無い目付きで、ドスドスと音を立てて(実際は違うけどイメージ的に)教室に向かってるの

 

~龍視点~

 

昼飯を食べ終えた俺は、机にうつ伏せ状態で、のんびりしている…高町が話し掛けて来なくなってから、ひんじゃく(聖)と、おんねん(王神)の二人は絡んで来なくなったし……平和そのも「沢原ーーー!!!」

 

……俺の平和は消え去った

 

「……何だよ」

 

「アレは一体!どう言う事よ!!」

 

「??」

 

何言ってんだコイツは、アレって何だよ…

 

「おい高町、アレって何だ」

 

「えっ?…あ!沢原君は転校して、初めてのテストだから知らないだろうけど、この聖祥はテストを返す前に、学年別で上位50名を掲示板に張り出すの」

 

な!……何だと…やべぇ、前の学校は適度に手を抜いてテスト受けてたが、流石に今は、叔母さんに余計な心配を掛ける訳には行かねぇから、ガチでやっちまった…

 

「…そうか、それで?何でお前は怒ってんだ」

 

「何で…怒ってるか……ですってぇ~~…」プルプル

 

急に震え出す……えっと…バギクロス…だったか?

 

「アンタに負けたのが!!腹立つからよ!!」

 

「落ち着け、バギクロス」

 

「沢原君!ちっ違うよ!!」

 

「何!バギムーチョだったか?」

 

「バ!ニ!ン!グ!ス!よーーー!!!!!」

 

ヤバイ、火に油注いじまった

 

「アリサ、どうした!」

 

「貴様!なのはの次はアリサに手を出しやがったのか!!」

 

「アンタ達は!!引っ込んでなさい!!!邪魔よ!!!!」

 

ビクッ!ビクッ!

 

騒ぎを聞きつけ駆け付けるが、バニングスの怒声で一歩後ろに下がる、勘違イダー1号と2号…

 

キーンコーン♪カーンコーン♪

 

「チャイム鳴ったぞ、席に戻れ……バニングス」

 

「話はまだ!終わってな「席に付いて下さーい」……次の休み時間!覚悟しときなさい!」

 

右手の人差し指を突き出し睨むバニングス……そして今解った事は俺の味方は学校のチャイムと先生だけ…という事だ

 

《大丈夫?》

 

《そう思うなら、助けろ》

 

《でも、名前を間違える沢原君が悪いよ》

 

…確かに名前を間違えたのは、俺が悪いが…

 

《それにしても、テストの結果が俺より低いだけで、何でキレられるんだ?》

 

《アリサちゃん、勉強には自信あるから、悔しかったんだよ》

 

《負けた事を悔しがるのは自由だ…が俺がキレられる要素無いだろ、それ》

 

《そうだね》

 

そうだね…じゃねぇーよ!次の休み時間にまたキレられるんだぞ…さてどう説明するか

 

~フェイト視点~

 

今五限目が終わって、今日の授業は次で最後なんだけど

 

「さぁ!!答えなさい!アンタ何であんなに勉強出来んのよ!」

 

「アリサ、落ち着いて」

 

「怒っちゃ駄目だよ」

 

休み時間になった途端にアリサが沢原君に昼休みに続けて、怒鳴っています

私とすずかは、そんなアリサを静める為に必死です、はやては近くに居るけど、止める気は多分無いかな…そうだ剣と帝は………居ないって事は別のクラスに行ってるみたい…良かった二人が居ると、必ずややこしくなるもんね

 

「…家に帰って、毎日予習やらしてるからだ」

 

「!!アンタそんな事してんの」

 

「学生が勉強したら、悪いのかよ」

 

「それは……」

 

沢原君の言葉を聞いて、アリサは徐々に声が小さくなってる…確かに可笑しな事じゃないけど…

 

「……お前も、他の奴等と一緒だな」

 

「「「えっ?」」」

 

彼の言葉の意味が私達には解らなかった……けど

 

「どうせお前も、顔が怖いとか、厳ついとかだけで、俺の事を不良とでも思ってんだろ」

 

「っ!!」

 

「ま…別に、そう思われるのは慣れてるし、気にしないが…」

 

沢原君はそう言いながら、頬杖を付いて顔を反らした…そっか私達、彼の事誤解してたんだ

 

「あ~~そうだ…バニングス」

 

「な!何よ」

 

「名前を間違えたのは、悪かった」

 

「!!当たり前よ!……フン」

 

「にゃははは……そうだ!これを気に沢原君、私達の事名前で呼んでよ!」

相変わらず素直じゃないアリサ、そしてなのはが、これから私達全員を名前で呼ぶ事を提案する…うん、名前で呼び合えばきっと仲良く…

 

「寝言は寝て言え、タスマニア(高町)デビル(なのは)」

 

「もぉーーー!!!何で!てかタスマニア・デビルってどういう事!!」

 

「名字がタスマニアで名前がデビルだ」

 

「なのは、デビルじゃないのーーー!」

 

……うん、やっぱり名前で呼び合うのは無理かな…今度は何て言われるか解らないし、確か前は…フェレット・テンペストだったかな……思い出すだけで少しショックだよ

 

神様の雑談…のコーナーです~

 

 

いや~~テストは大変ですね~…まぁ私には、この神眼が有りますから!テストが有ったとしても余裕です~

 

例えば、このアイス………!!当たってるです~~♪

 

 

では、ゴッドスマイルで、リリカル☆マジカル、さよならです~

 

ムシャムシャムシャムシャ

 

今すぐ交換しに行くです~

 

ゴッドライナー!(補助輪はまだ付いてます)出発です~~!


 
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