No.455425

乱世を歩む武人~第十二話(裏)

RINさん

決戦前夜反董卓連合側。


もう少しでにじふぁん完全閉鎖か・・・なろうは結局復活しなそうだな・・・

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2012-07-18 23:23:01 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:5377   閲覧ユーザー数:4645

~一刀side~

 

荀彧

「今日の敵の反抗の大人しさを考えると・・・連中は今日明日中に決戦を仕掛けてくるでしょう」

 

今はここ連合軍の陣地。

 

俺達は今諸侯の代表者達共にいる。

 

袁紹

「ほーっほっほっほ!いいですわ!ならこちらも一度下げ備えをしっかりして受けますわよ!」

 

全身金色で揃えているこの子は袁紹。此の軍の総大将(?)だ。

 

曹操

「バカね・・・攻撃を止めたら相手を休ませるだけよ?」

 

袁紹

「ならば攻撃をしている最中決戦になったらどうしろっていうんですの!?」

 

曹操

「ハズレを引いたら諦めるしかないわね・・・・そのまま戦うか、撤退するしかないでしょう」

 

袁紹

「そんなのゴメンですわ!今日からしばらく私抜きで城攻めをしなさい!コレは総大将命令ですわよ!?」

 

袁術

「妾も嫌じゃ!お前らだけで攻撃すればいいのじゃ!」

 

この袁紹を小さくしたような子は袁術。袁紹ともどもなんていうか・・・ちょっとアホの子だ。

 

曹操

「あなた達ねぇ・・・」

 

 

華琳は呆れている。無理もない。作戦中に「攻撃されたら嫌だから私達攻めません」なんていう司令官がどこにいるのかという話だ。

 

孫策

「・・・袁術の代わりは私がするわよ」

 

袁紹

「なら私の代わりは・・・劉備さん。お願いしますわ。」

 

劉備

「ええ!無理ですよ!!将はともかく私の兵はさっきの戦でだいぶいなくなっちゃったんですよ!!」

 

劉備さんは声を荒げている。そういえばさっき聞いた話だと張遼隊とぶつかった際に関羽さんの部隊を半数ほどに減らされたという話だ。

 

華琳

「なら、私の兵を貸すわよ。関羽のような逸材に使われるなら私の兵も本望でしょうよ、それでいいかしら?」

 

劉備

「それでしたら・・・わかりました。お引き受けしましょう」

 

袁紹

「よろしいですわ。では、決戦の布陣を教えていただけるかしら?」

 

こうして軍議は進んでいった・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曹操

「ふぅ・・・」

 

夏侯惇

「お疲れ様でした華琳さま!」

 

曹操

「ええ、ありがとう春蘭。連合側でも決戦は明日だという予測になったわ。みんな、気を引き締めるように。」

 

夏侯淵

「御意。ところで桂花の姿が見えませんが?」

 

曹操

「季衣を連れて他の所の軍師と一緒に捕らえた兵のところに行ったわ。明日に決戦を備えて相手の戦力を少しでも詳しくしろうとね。」

 

一刀

「そういえば桂花には張遼隊を捕らえる仕事があるもんな。」

 

曹操

「そうよ。そのために例の副将のことをしっている兵がいたらしくてね。情報を取りに行くっていってたわ」

 

例の副将・・・そう、張遼隊にいる副将のことだ。

 

この世界では珍しく男でありながらも他の武将たちに引けをとらない強さであり。先の戦いでは関羽率いる義勇軍を単身で半数も減らしたらしい。

 

一刀

「すごいよなぁ・・・たった500人程度とはいえその半数だから200人は最低でも倒してるってことになるもんなぁ」

 

曹操

「あら。アナタもそのくらいの活躍をしてくれて構わないのよ?」

 

一刀

「勘弁してくれよ・・・俺にはそんな力なんてないんだからさ・・・あ。季衣達帰ってきたぞ」

 

季衣

「ただいまかえりましたー!」

 

董卓軍兵士との会話を終えた季衣と桂花が帰ってきた。

 

季衣は真名であり本来の名前は「許褚」。小柄で無邪気なところとは裏腹にその怪力は曹操軍でもトップクラスの子だ。

 

曹操

「お帰りなさい二人共、いい情報は聞けた?」

 

許褚

「はい!僕はよくわからなったんですが桂花さんが色々聞いてました!」

 

許褚が聞いていた話によると例の副将の名は「徐栄」

 

なんでも武器は見る度に違うらしく時には剣、時には槍、時には弓なんて言うこともあるらしくどれも一流の使い手であるとのこと。

 

さらに董卓軍のなかでは文官もつとめておりその計算速度は軍師である賈駆よりも上であるとの話だ。

 

一刀

「は~・・・いるんだなぁ。男でもそういうすごいやつが」

 

でもちょっと気になるところがある。それは・・・

 

曹操

「徐栄か・・・欲しいわね。その力」

 

そう、徐栄の実力だ。

 

俺の知っている三国志にも徐栄という人物はたしかにいた。

 

そしてその武将は董卓軍でもかなりの実力者だというから今回の事につじつまが合ってはいる。

 

ただ徐栄が文官としても優秀だという話は全く聞いたことがない。

 

というか董卓軍で頭のいい武将なんて張遼くらいしかしらない。

 

文官として優秀な人といえば賈詡を始めとして陳宮や李儒といったところだろうか。

 

他に今董卓軍で有名な人物が誰か誰かいるかと考えたが・・・いた。後に曹操軍の中でも有数の軍師になる奴が一人。

 

正史通りならば今頃は牢屋の中にいることになるがココは別世界。いても別におかしくはない。

 

だけどもし俺の予想通りの人ならば桂花が何かしらを知っていると思うんだけど・・・

 

一刀

「また華琳は・・・でも張遼隊の副将だっていうしついでに捕獲できるかもな」

 

曹操

「ついでで手に入れるにはあまりにも美味しいわ。そういえば・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーアナタの弟も優秀だという話だったけれど、彼とどっちが優秀なのかしらね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・桂花?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

華琳が怪訝な顔をしたところでようやく気づいた。桂花が先程から帰ってきてから一言も話していない。

 

荀彧

「男・・・無数の武器・・・計算・・・間違い無いわ。ここまで合ってて違ったら逆に怖いものね・・・」

 

一刀

「・・・桂花?どうした?」

 

うつむいて何やらブツブツ言っている桂花。そして

 

 

 

 

 

 

 

 

荀彧

「アッハッハッハッハッハっ!ああおかしい、あの子ったら本当に手間がかかるんだから。よりによって私と敵対?そんな事してただで済むと思ってるのかしらねぇ!?」

 

 

 

 

突然大声で笑い出した。

 

 

 

 

 

一刀

「け・・・桂花?お前本当に大丈夫か?」

 

 

 

荀彧

「ええ大丈夫。何も問題なんて起きてないわ。こんなこと問題にならないもの。ええ、絶対にそう。・・・華琳さま!」

 

曹操

「な・・・なにかしら桂花?」

 

華琳もこんなに壊れた桂花見るのは始めてなのだろう。動揺を隠しきれていない。

 

荀彧

「張遼隊の副将徐栄。私におまかせいただけないでしょうか?」

 

曹操・一刀

「「!!??」」

 

あの桂花が・・・あの桂花が男のことを自軍に入れることに積極的だって!?いったい何が!?

 

曹操

「ええ、張遼隊はあなたに一任しているけど、一体どういう風の吹き回し・・・?いやそれより任せろってどういうこと?」

 

荀彧

「はい、もし私の予想が正しければ・・・うまくいけば一兵たりとも減らさずにその男を確保してご覧に入れましょう。」

 

す・・・すげぇ自信だ。一体どこから湧き上がるのであろうといった自信満々な笑顔を浮かべて桂花は華琳にそう告げる

 

曹操

「・・・そこまで言うからには策はあるのよね?」

 

荀彧

「はい。既にこの頭の中に」

 

曹操

「・・・いいでしょう。ならばその策は桂花に一任するわ。私の期待に答えて見せなさい。」

 

荀彧

「お任せください華琳さま!さぁ・・・これから忙しいわよ。秋蘭・・・ではダメね。下手すると逃げちゃうわ。ちょっと!今回はアンタも少しは手伝いなさい!」

 

一刀

「あ・・・あぁ。わかった」

 

い・・・一体何をさせられるんだ?

 

荀彧

「ふふふっ・・・覚悟していなさいよ。徹底的にお仕置きしてあげるから・・・・」

 

 

壊れた笑みを浮かべる桂花をみて俺はまだみぬ徐栄とやらに心の底から合掌した。

 

 

~一刀side out~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~孫策side~

 

孫策

「あ、おかえり冥琳。どうだった?」

 

ココは孫策軍の陣営。酒を片手に孫策は彼女・・・周瑜が帰ってくるのを迎えていた。

 

周瑜

「ああ。ただいま、雪蓮いい話を聞けたよ。」

 

孫策

「いい話って?」

 

周瑜は若干嬉しそうに語り始める

 

周瑜

「ああ。先の戦で雪蓮が張遼隊の副将に会ったっていっていたろう」

 

孫策

「それって・・・徐栄のこと?けど私が見た感じあんまり強そうじゃなかったわよ?」

 

周瑜

「ああ、雪蓮がそう感じてくれたことが嬉しい。どうやらあの男は文官の仕事も兼任していてな。特に計算関係の仕事に関しては洛陽一と言われていたそうだ」

 

孫策

「へぇ~あの男がねぇ・・・でもそれって冥琳が喜ぶことなの?」

 

周瑜

「ああ、なぁ雪蓮。もしこの男を捕らえられたらどうなると思う?」

 

孫策

「捕らえたらって・・・わかんないわよそんなの」

 

周瑜

「あのな雪蓮、もし私が軍師で彼が噂通りの人物ならばそれだけの人物に台帳を書かせないという選択はしない。つまり・・・」

 

孫策

「台帳と地図の在り処をしっている・・・ってことね。」

 

周瑜

「そうだ。加えて言うなら私たちの軍に彼を招き入れることが出来れば・・・私はもちろんのこと、雪蓮。貴方の仕事も相当減らすことができるはずだ」

 

孫策

「え!ほんと!?じゃあお酒飲んでてもいい時間が増えるの!?」

 

周瑜

「ああ、仕事が早く終わるんだ。当然その時間も増えるし・・・彼の実力次第では酒の量も増やせるかもしれないな」

 

孫策

「なるほど!ならば是非とも我ら孫呉にお出迎えしてあげないと・・・ね?」

 

周瑜

「ああ。理想を言うなら張遼隊全部といいたいが・・・出来ないようなら徐栄だけでも連れてきてくれ」

 

孫策

「わかったわ冥琳!フフ・・・まってなさいよ徐栄・・・!」

 

 

 

 

孫策は彼を捕まえたあと楽になる自分の仕事を考え胸を弾ませるのであった・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~洛陽城内にて~

 

 

 

桂枝

「・・・・・!!」

 

「どうしたんや桂枝?いきなり後ろ向いてからに」

 

 

桂枝

「いや・・・わかりません。なんか異様な殺気を感じたというか・・・」

 

 

 

 

 

 

・・・なんだろう?ただ何となくこう思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日の決戦。どう転んでも地獄を見る。

 

 

 


 

 
 
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