No.455288

世界を越えし男と数の子たち 第13訓 遠距離を中心に闘うキャラは、近距離戦になると切り返しの技が少ないため、一方的にやられる事は少なくない

俺はこの日、掛け替えの無い奴らに出会った。
俺は車に跳ねられて死んだと思ったら、なんかよく分からんが別世界に行ってしまったみたいだ。
気が付けば、マッドな科学者や12人の姉妹と暮らしていたり、組織にケンカ売って犯罪者になっちまったり。平凡な日々を送っていたり
そして--俺は戦う。ナンバーズ達を、世界を守るために。

2012-07-18 20:38:37 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1414   閲覧ユーザー数:1378

今回、優斗対なのはです。

優斗がなのはと闘っている頃……

 

セイン「というわけ何だけど、どうしよう、ドクター?」

 

スカリエッティ「…なるほど、分かった。…しかし、あのエースオブエースが来たのは予想外だったね」

 

アギト「早く優斗を助けに行かねえと!」

スカリエッティ「そうだね、いくら優斗君が強くても厳しいだろう…チンク、セイン、優斗君を助けに行ってくれるかい?」

 

セイン「分かったよ、ドクター。チンク姉、急いで行くよ」

 

チンク「ああ、分かった(優斗…無事でいてくれ…)」

 

ーーーーーーーーーーー

優斗はなのはの攻撃でいくつもの傷を負っていた。

なのは「シュート!」なのはが数個の魔力弾を優斗に向けてうつ。

ユウト「当たんねえよ馬鹿!」

 

しかし、優斗は剣で叩き落とす。

 

ユウト「こっちの番だ!『疾風突き』!」

 

優斗が素早くなのはに突進する。

だが、なのはは防御魔法で防いだ。

 

ユウト「まだだ!『バーストナックル』!」優斗は拳に炎を纏わせ、防御魔法ごとなのはを殴った。

 

なのは「くっ!(防御魔法の上からなのに、なんて威力!それに炎の変換資質まで。でも魔力は感じない…)」

なのはが思考している間にも、優斗は攻撃している。なのはは徐々に押されている。

 

ユウト「(こいつの防御魔法、なんて硬さだ!)そろそろ壊れろ!」

 

優斗が剣を大振りした隙に、なのはは素早くその場を移動した。優斗の攻撃は空振りしてしまった。

 

ユウト「やべ!」

レヴァンテイン『優斗、来るぞ!』

 

なのは「ディバインシューター!」

 

優斗にさっきよりも強力な魔力弾が飛んできた。

ユウト「くそっ!『ケイオスソード』!」

優斗はケイオスソードで相殺した。

 

なのは「(この人…強い、おそらく、シグナムさんと同じくらい!)優斗さん!抵抗しないで、すみやかに投降しなさい!」

 

ユウト「ったく!誰がするかよ、馬鹿が!」

なのは「なら、力づくでも!」

なのはは、魔力弾を優斗に向けて放った。

 

レヴァンテイン『優斗!』

ユウト「分かってる!『衝裂波』!」

優斗は自身の周りに衝撃波をだし、魔力弾を防いだ。

 

なのは「防がれた!?」

なのはは驚いた。相手の周囲に放った魔力弾がすべて、衝撃波により相殺された事に。

 

ユウト「さて、そろそろ終わらせるぞ!」

 

なのは「!?(さっきより速い!)」

 

優斗はなのはに素早く近づき、剣を振るった。

 

ユウト「『朧』!」

優斗は剣を振り上げて衝撃波を出し、なのはを打ち上げた。

 

なのは「きゃあ!」

 

優斗は打ち上げたなのはに、更に追撃した。

優斗はジャンプして、なのはを二回切り、そのあと剣を斜め下に水平に構え、なのはを巻き込みながら、地面に向けて急降下した。

 

ユウト「いくぜ!『ベリアルエッジ』!」

 

なのは「きゃあああ!」

 

優斗が地面に着地し、なのはは吹き飛ばされた。

 

なのは「(!?、距離が開いた!?体勢をととの…!)」

 

しかし、なのはには体勢を整える余裕は無かった。

何故なら、優斗が剣を逆手で構えて突進してきているからだ。

そして優斗は、技を放った。

 

ユウト「『カーネージ!シザー!』」

 

なのは「!?、きゃあああああああ!」

 

なのはは大きく吹き飛ばされた。

そして、壁に激突し、なのはは気絶した。

 

ユウト「…やったか?」

レヴァンテイン『…みたいだな』

 

優斗はボロボロになりつつも、なのはを気絶させる事に成功した。その時、優斗の近くの壁から、セインとチンクが出て来た。

 

 

セイン「優斗、大丈夫?…ってわけないか」

ユウト「セイン!?それにチンクも!?」

 

チンク「優斗…ノーヴェ達を逃がすために残ったと聞いて、心配したぞ…」

チンクが声を震わしながら言う。

 

ユウト「あー…すまん」

 

セイン「とにかく、早く帰るよ。ドクター達も心配してるから」

 

ユウト「分かった。…チンク、心配かけて悪かったな」

 

チンク「…だがよかった。優斗が無事で…」

そうして、俺達はアジトに帰った。

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

スカリエッティ「…そうか、私達のために、君は怒ったのか」

 

ユウト「ああ、大して知らない癖に言ってくるのに思わず…」

 

ノーヴェ「で、お前は管理局にケンカ売ったって事か」

 

ユウト「まあ…そうなるな」

 

スカリエッティ「でも、優斗君が無事でよかった。でも、あんな事はやめてくれよ。皆が心配するからね」

 

ユウト「…分かった、皆、心配かけて悪かった」

 

俺が謝ったら、皆は許してくれた。

もうあんな事はするな、と言われたけど。

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

チンク「優斗、心配かけた罰だ、私とヴィヴィオに美味しいプリンを作れ」

 

ヴィヴィオ「優斗お兄ちゃんのプリン?チンクお姉ちゃん、お兄ちゃんのプリンって美味しいの?」

 

チンク「ああ、とても美味いぞ。優斗のプリンは私の好物だ」

 

ユウト「ま、しゃーないな、心配かけちまったお詫びだ」

 

このあと、優斗の作ったプリンは二人が美味しくいただきました。

 


 
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