双識side
やっほー双識だよ!!
いやー今、ピンクツインテールの部屋に居るんだけど・・・・正直めんどくさいです。
本当にめんどくさいです。だってさっきからキンジに向かって「風穴、風穴」五月蝿いんだもんもう帰っていいかな?
理子に手は出さないって言っちゃったし。
キンジに聞いてみよ。
「ねぇキンジ」
「何だ!?今、いろいろ忙しいんだけど!!」
ちなみに今キンジはアリアから逃げています・・・部屋の中でホント何やってんだろうね?
「あぁごめん、じゃあ要点だけ言うね・・帰っていい?」
そう言った瞬間二人が止まった。
「ソウいま何て言った?」
キンジが聞いてくる。
「いや、だから帰っていい?」
「何でか説明を要求しても?」
「んとね、めんどい、五月蝿い、犯人に手を出さないって言ったから」
うん、帰りたい要素ばっかだねww
「あのさ、ソウ」
「何キンジ?」
「お前が言う、めんどい、五月蝿い、って言うのはわかるけど。最後のは何?」
最後?何か変な事言ったっけ?・・・あぁ!
「ごめんごめん。最後のはなしで」
「いやいや、俺の耳が正しければだけど、犯人に手を出さないって言ったよな!?」
「ちっ!そこはスルーしろよなこのバカキンジが」
「なに!そこ俺が悪いの!?」
あ、聞こえてたのか。
はぁ、もういっか。
「あぁ!はいはい、言いましたよはい!犯人と合って仲良く喋りましたよ!!」
「スルー!?しかも開き直ってるし・・・それに何で犯人と仲良く喋ってんだよ!?」
「仕方ないじゃん!俺が最近入った組織の先パイなんだから!!」
・・・あ、やっちまった。
「・・・組織の先パイ?」
わーい、バレちまったぜ。
俺がイ・ウーに入ってる事WW
「ちょっとそれどういう事よ!!」
ここで出てくるか!このピンクツインテールは。
「そのままの意味だよ。俺が最近入った組織の先パイがこのハイジャック犯さんなんだよ」
それぐらい理解しろこのバカが!!
「このハイジャック犯ってたしか武偵殺しよねキンジ!」
「あぁそうだよ。・・・ということはソウお前が入っている組織はイ・ウーなのか?」
はい!大当り~。
「そうだよ、俺が最近入った組織はイ・ウーだよ」
「なんd「何でそんな所に入ったのよ!?」・・・そうだぞ、ソウ」
うわ、何かキンジが可哀想。
「うーん、一番の理由は暇潰しかな?」
うん、確かそうだったはず。てか今の感じはそうだし。
「「暇潰し?」」
おぉ!ハモった。
しかも顔二人とも赤くしてるし、このいつら両思いか?そうなのかこのリア充共が!!
まぁそこはあえてスルーするけど。
「そうだよ、だってつまんないんだもん。だから暇潰し♪」
「何で!何で暇潰し何かの理由でそんな所入るんd「キンジあれ!」・・・何だよアリア」
キンジ・・・ホント可哀想だな。ドンマイ。
俺たちがピンクツインテールが指さす方向を向くそこには・・・何も無かった。
「「は?」」
俺とキンジの声が重なる。
そこに
「でやぁぁ!!」
大声と共に俺に向かってくるツインテール。
それを難なく避ける俺。
「何やってんだよアリア!?」
「見てわかんないの!?イ・ウーのメンバーを逮捕するのよ!!」
そうきたかww
「ハッ!俺がそんな子供だましみたいので捕まると思ったのか?見た目通り こ ど も だな」
「な・・なんですってぇぇ!!」
「おい!落ち着けアリア!!」
「おいおい、そんなんで俺を捕まえる事が出来るの?」
異空間を開きながら俺は言う。
「一階のバーに来なよ、キンジが知ってるから。そこで武偵殺しと一緒に待ってるよ」
「おい!ソウ、それは何だよ!?」
「これも俺の能力だよ。じゃあ待ってるね」
俺は異空間を閉じようとして・・・ふと思いついた事を口にする。
「キンジあれになっとかないと死ぬよ」
殺気を少し出しながら俺は、それだけ言い終えると異空間を閉じた。
~~~一階バー~~~
「やっほー理子先パーイ。いる~?」
俺は異空間から出ながら理子を呼ぶ。
「ぶぅぅぅぅ!ソー君!!いったいどこから来たの!?」
あ、カクテル飲んでる途中でしたか。
「ごめんごめん。あと此処には能力できたんだよ」
「そっか。・・・ってソー君の能力って反射じゃないの?」
あぁ、学校では俺って反射を使う能力って事になってるんだっけな。
「それは俺の能力の一つで、俺にはまだまだ能力があるんだよ。で此処に俺が来た時に使ったのがテレポートだよ」
嘘だけどww
「そうだったんだ。でも何か変な所から出てきたように思うんだけど」
やっぱりテレポートじゃ無理あったかな?
「ん~、でも実際この能力って自分でも把握出来ていない事が多いんだよね」
「そっかぁ、まぁそれは置いておいて。どうしたの?」
あーそうだった。
「えっとね、俺がイ・ウーって事バレちゃった・・・てへっ」
何やってんだ?
いまめっちゃ自分がいまやった行為に沈んでいます。
「・・・てへっ、じゃないよ!何やってんの!?これでソー君、武偵校に居られなくなっちゃうよ!!」
「・・・・・・ハッ!」
「今気がついたの!?それくらい理解しておこうよソー君!!」
そうじゃん!俺もう武偵校に居られないじゃん!!
やばっ!どうしよう・・・・・・うん、あいつらの記憶を消そう。
「大丈夫だよ理子先パイ」
「・・・な、何がかな?ソー君。何か顔が恐いよ!?」
ハッ!ハハッ!ハハハッ!そうじゃん魔眼もう一つ作ればいいじゃん。
相手の記憶に作用するやつを・・・何でこんな簡単な事思いつかなかったのかな?・・・ハハッ。
「あーごめんなさい。ちょっと考え事していいアイデア思い付いちゃったからね」
俺は笑顔で理子先パイに言う。
あれ?何でそんな怯えているの?
「へ・・・へーえ、そ・・そうなん・・だ。えっぐ・・うぅ・・」
「ちょ!先パイ何で泣きそう何ですか!?」
「・・・ぐすっ。だって、ソー君の顔がさっきよりも怖くなったから」
「すいません、すぐ済ませますから。泣くのは勘弁してください!」
俺はすぐさま作業に取り掛かった。
え~と、能力は、まず記憶操作だよな。使用条件はこれで、あともう一つの能力は・・・これで良し!
夜刀双識の魔眼講座!!
本日作ったのはこの魔眼!色は前回と一緒の赤です。ちなみに左目です。
そして能力と使用条件はこれ!!
1、記憶操作・・・自分の視野に入れたら操作したい記憶を思い浮かべる。右目の生物のコントロールを得る能力を使わないと発動しない。
2、自分以外のあらゆる物の転移・・・転移させたい対象を視野に入れ指定、転移させたい場所を思い浮かべ声に出す。ただし自分か転移させる対象が行った事がある場所でないと転移させる事が出来ない。
この二つです。
ハッ!俺は何を?
「理子先パイもう大丈夫ですよ」
「ホント?」
「はい、もう終わりましたから」
「はぁ~よかった。・・・ってソー君!両目が真っ赤だよ!!」
あぁ!またやっちゃった。まぁいっか、イ・ウーだし。
「大丈夫です、これも俺の能力の副産物ですから。詳しくは言えませんけどね」
「そっかぁ。まぁソー君が大丈夫なら良いよ」
「あれ?もしかして俺の心配してくれました?」
「べっ・・・別に!そういうわけじゃないんだから!///」
「あれ?顔が赤いですけど、どうかしたんですか先パイ?」
「な、何でもない!!というか何しに来たの結局!?」
・・・・あーまた忘れてた。
「そうそう。俺が出ていく時にキンジ達を呼んだn「ここか!ソウ!!」・・・ハァ」
ちょっと待てよな。今、要件をやっと伝えようとしたのに。
「ねぇキンジもう少し空気w「ここね!武偵殺しとソウは!!」・・・・(ブチッ)」
魔眼発動。
ピンクツインテールとキンジを指定
「さっきの部屋に転移」
ヒュッ
「はぁ、ホント疲れるよねあんなのがいると。」
「・・・ねぇ。ソー君」
「何ですか先パイ?」
「さっきの何?理子が見たとこ、キー君とアリアだったけど。どこに行っちゃったの?」
「さっきまで居た部屋に転移させたんだけど。何か?」
俺おかしな事したかなぁ?
「いったいどうやったの?」
「それは、この目の能力ですけど」
「・・・そっか、流石教授自ら勧誘しただけのことはあるんだね」
何か、呆れられているんだけど・・・なんで?
「あぁそうそう、さっきの話の続きですけど。俺が出て行く時にここに来るようにキンジ達に言ったのでもうすぐきますよ」
よし!言い切った。変な邪魔が途中入ったけど仕切り直したぞ俺は!!
「そっか、まぁさっき来たからわかってたけどね」
「そうですよね。まぁ頑張って下さい俺は自分に向かって来たものだけ対処しますから」
手は出さない約束だしね。
「うん、お願いねぇ~」
「でも先パイ、キンジはヒステリアモードになってますから気を付けてくださいね」
「え?何でそんな事わかるの?」
それはねぇ~ww
「さっき転移させた時、キスするような格好で転移させたからね」
「・・・なかなかやるね。でもこっちは願ったりだよ!ありがとね!!」
やっぱり、本気のピンクツインテールとやりたいんだね、4世は。
「どういたしまして。多分そろそろ来ますよ」
さぁ戦いの始まりだ。
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後編ならぬ中編!!