No.453209

緋弾のアリア~一般校の転校生~

昼夜神殿さん

~武偵殺し編~
一般校から武偵校に転校してきた瑞樹。
初心者なのにSランクになったり、事件に巻き込まれてしまう。

2012-07-15 09:49:19 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2028   閲覧ユーザー数:1920

3弾

 

 

はぁ、疲れた、まさかランク測定に午前いっぱいかかるとは思わなかった。

いや、絶対に半分以上は尋問だったよな。

 

「はぁ、一般校出身だからってあんな疑わなくてもいいよな」

 

しかも、帰ってきたら質問攻めにあったし。

 

「普通なら、大丈夫だと思うけど、あの尋問の後はさすがにきついな」

 

というわけで、今は昼休み、理科棟の屋上に来てみた。

 

「あっ」

 

ロリコン発見。

 

「さーて、警察の番号は何番だっけ?」

 

「待て、俺は犯罪者じゃない」

 

「ロリコン君はなんでここにいるの?覗き?」

 

「違う!クラスのやつらを捲いてきただけだ」

 

やっぱり変態なんだ。

 

「ていうかおまえは誰なんだ」

 

そいえば名乗ってなかったな。

 

「俺は……

 

「ねえ、あれ見て、キンジがまた女の子に手を出してるよ」

 

「うっそ…。ほんとだぁ、アリアだけじゃ満足できないのかな」

 

名乗ろうと思ったところでいらつくことを聞いた。

 

「ねえロリコン君、あの子たちが言った女の子って俺のことかなぁ?

 自己紹介は少し待っててね、今あの子たち殺すから」

 

カチャっ

 

「待て、いいながら狙撃銃構えるな。それに、武偵は人を殺しちゃいけないぞ」

 

ちっそういえばそんなのがあったな。

 

「仕方ない、ここはロリコン君のせいだとしておこう

 俺は波谷 瑞樹わかってると思うが、男だからな」

 

「俺は遠山 キンジ探偵科(インケスタ)2年Eランクだ

あと、ちゃっかり俺のせいにするな!」

 

「いいじゃん、俺は狙撃科(スナイプ)2年……Sランク」

 

何か、あまり人に言いたくないんだよなぁ。すごく面倒なことになりそうだから。

 

「S?悪い、お前のこと見た覚えがないんだが」

 

「多分俺が転校生だからだと思う」

 

「そうか、なるほどな」

 

キーンコーンカーンコーン

 

「時間だね、それじゃあねキンジ」

 

「あぁじゃあな瑞樹」

 

 

この時俺はこれ以上疲れることがあるとは思っていなかった。

まさか家に帰ってからもあるとは………

 

 

 

はぁ、疲れた、今日だけで何度ため息ついてるんだろう。

 

「さてと、銃の整備でもしようかな」

 

そう思って分解しかけたら。

 

ピンポーン………

 

隣の部屋のチャイムが聞こえてくる。

 

ピンポンピンポーン………

 

早く出てやれよ。

 

ピポピポピポピポピピピピピピピピピピンポーンピポピポピンポーン

 

「うるっせーー!!」

 

「誰だよ?」

 

「あっあんた、私のことを侮辱したやつ!」

 

「あれ?キンジじゃん、隣の部屋だったんだ、てゆうか早く出てやれよ」

 

「うるせえ、今日はいろいろあって疲れてたんだよ」

 

「私のこと無視するなー」

 

ダンッ

 

うおぉあぶねえ。

 

「あんた…なんで…この距離で……」

 

なぜか幼女さんが驚いていますが。

 

「とりあえずキンジに何か用事があったんじゃないの?」

 

あれ?キンジが死んでる、罰でも当たったのかな。

 

「あんた名前とランクは?」

 

はぁ、言わなきゃダメなんだろうな。

 

「波谷 瑞樹狙撃科(スナイプ)Sランク   そっちは?」

 

「神崎・H・アリア  アリアでいいわよ瑞樹あんたも来なさい」

 

いいのかな?勝手に入って、まぁいいか。

あぁ、キンジ引きずっていかないと。

 

 

 

「でいったい何の用だ?」

 

うっわぁキンジ不機嫌そう

 

「キンジ 瑞樹……あんたたち、あたしの奴隷になりなさい!」

 


 
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