Аクラスの扉を開けるとそこは高級ホテルのような場所だった……って
「高級リクライニングシートに個人パソコン……ちょっとやりすぎじゃない?」
「そうですね、学園長とお父さんはやり過ぎだと思います」
コーデリアの言葉に僕は、昔からの【依頼人】であるここの学園長と、コーデリアの父親である【
「とりあえず席に座ろうか?」
「そうですね。……おや?私と明久は隣同士のようですね」
僕とコーデリアが指定された席に着き、暫く話していると僕達に近づく二つの影に気づく。
「おはよう、吉井、コーデリア……」
「よっ!明久、コーデリア」
「おはようなのじゃ!明久、コーデリア」
「おはよう、明久君、コーデリア。明久君は今回はАクラスなのね?」
「おはよう
「おはよう、((坂本|さかもと)雄二、霧島(きりしま)翔子、木下(きのした)優子、木下秀吉」
僕とコーデリアは僕達の【仕事仲間】である雄二と双子の兄弟の優子と秀吉と雄二の『彼女』である翔子に挨拶をする。
ちなみに、秀吉は男なのに姉の優子と同じ容姿をしているもんだからよく性別を女性と間違えられ、姉よりも告白(同性)を受けている……う~ん、生命の神秘の一つだね~
「それでは皆さん席についてください」
声が聞こえ、そこを見ると学年主任の【
ちなみに、霧彦さんはコーデリアの姉【
「皆さん進級おめでとうございます。私はこの2年Aクラスの担任、高橋洋子です。
よろしくおねがいします」
「僕は副担任の園崎霧彦です。皆さんよろしくお願いします」
笑顔で霧彦さんが言ったことにより、「キャァー!」とАクラスの女子が黄色い声を上げ、高橋先生も頬を赤く染める……霧彦さん、最近、冴子さんが僕達に「他の女が霧彦さんに近づかないようにして」依頼してきたのを知っていますか?一応、言っておくけど僕達【探偵】だよ。【なんでも屋】じゃないんですよ……
「ごほん、設備に不備のある方はいらっしゃいますか?」
高橋先生はそんな事を言うけど、これに不備って、流石にいないでしょ?
「それでは自己紹介をしてもらいます 代表の霧島さんからどうぞ」
「……坂本……霧島翔子です。」
「次からは窓側から順におねがいします」
高橋先生の指示で窓側から次々と自己紹介をしていく。
「木下優子です。よろしくお願いします」
「木下秀吉じゃ。こう見えても男じゃ。一年間よろしく頼む」
「一年の最後辺りに転入しました工藤愛子です。よろしくね」
「坂本雄二だ、よろしく頼む」
お、次はコーデリアのようだ
「園崎蕾香です。親しい人には、コーデリアと呼ばれますが、私が認めた人以外は呼ばないで下さい」
淡々と言っていくコーデリアだったが、コーデリアは突然自分の腕を僕の首の方に絡めて……
「ちょ、ちょっと!コーデリア////」
「それと、明久は私の恋人ですので、私の明久に色目を使う奴は容赦しないので」
コーデリアはぎゅうっと僕を強く抱きしめた後、【学年次席】の【
そして、僕の番がやってきた。
「えーっと、吉井明久です。特技は探すことです。もしも、落し物や探し物がある人は僕に言ってくれれば、絶対に見つけます。一年間よろしくお願いします。ああ、もうコーデリアが言ってしまったので隠す必要はなくなったので言っておきますが、コーデリアは僕の恋人ですので、コーデリアと一緒で手を出したら容赦しませんので」
僕はお辞儀をしてから席に座ってから、ふと横を見るとコーデリアが嬉しそうな表情で此方を見ていた。
Tweet |
|
|
1
|
0
|
追加するフォルダを選択
バカとテスト召喚獣と仮面ライダーとプリキュアのクロス作品です