双識side
「ふぁ~・・・ん~朝か」
そいえば今日はバスジャックの日だったよね~。ま、どうでもいいけど。
さてと、キンジを起こしますかぁ~。
「キンジ~おきろ~」
ズドムッ
「ゴハッ!何だ!何かおきたのか?」
「おはよ~キンジ。ちなみに何もおきてないよ、ただ起こすために踵を落としただけだから」
ハッハッハー僕に無駄な手間かけさせるからだ。
「そうか・・・というかかと落としはやめろよな!朝からキツすぎる」
仕方ないな。
「わかったよ。じゃあ今度からは肘にするよ」
「ああそうしてくれ・・・じゃねえよ!!」
「おおー朝からノリツッコミありがとね~」
「黙れ!とにかく今度からは普通に起こしてくれよな」
ちぇ~つまんないの。
「わかったよ、キンジ今度からは普通に揺すって起こすよ」
「あぁ頼む」
「じゃあ早速ご飯を食べよう、今から作るね~」
ちなみに、朝ご飯は基本僕が作ってます。
「ああ、じゃあ頼むよ」
~~~調理中~~~
「はい出来たよ」
「おお!今日もうまそうだな」
ちなみに今日のメニューはパンにベーコンエッグとサラダとコーヒーだよ。
「「いただきます」」
~~~しばらくお待ち下さい~~~
「「ごちそうさまでした」」
「やっぱ、ソウの飯は旨いな!」
「そう?ありがとね」
なぜ料理が出来るかって?それは生前の時1人暮らししてたからだよww
「さて、そろそろ時間じゃない?」
「え?そうかまだ大丈夫だぞ」
キンジは時計を見ながらそう言った。
ここはやっぱり原作通りだよね。
「そう?わかったよ、じゃあ時間になったら教えてね」
「OK」
じゃあ、本でも読んでるかな
~~~数分後~~~
「おい、ソウそろそろ行くぞ」
玄関の方からキンジの声が聞こえた
「わかったよ、今行く」
僕は読んでいた本をしまって玄関に向かって行った。
え、読んでた本は何かって?それは、魔法を使う高校に入った優等生な妹と劣等生な兄の物語だよw
キンジside
俺は今、武藤の声を聞いている。
あいつがバスの中で俺とソウがバスの外でだ。
「キンジー、ソウー、残念だったなー!」
武藤が大声を上げて俺らに言う。
「武藤乗せてくれ!」
俺が叫ぶ。
ソウは何か諦めたように息を吐く。
「そうしたいが無理だー!ごめんなキンジー、ソウー。頑張ってチャリで来いよなー」
「俺のチャリはぶっ壊れちまって無いんだよー!!」
「ならソウの奴でくりゃいいじゃねーかよ!」
あ・・・その手があったか!
俺は期待を胸にソウの方を見たが
「ごめんキンジ、僕最初からチャリなんてもってないんだよね。」
俺はその言葉を聞いた瞬間orzの格好になり
「武藤~~!ソウの奴チャリ持ってないってさ~~~~!!これに乗らないと遅刻しちまうよ~!」
全力で叫んだ
「無理なもんは無理だ!キンジ、ソウ、お前ら1時限目サボっちまえよ。運がよけりゃ、2時限目には間に合うぞ~!じゃあな~~!!」
そう言って武藤達、を乗せたバスは行ってしまった、どうしよう?
そう思っていたらソウが
「キンジ僕の能力を使えば楽勝に着けるよ」
と言ってきてくれた。
「本当か!じゃあ早速行こうぜ!」
俺は遅刻しないでいいという事に胸を弾ませながら言った・・・がしかし、そこでまたソウが
「でも、ごめんね。僕の能力は僕以外の人には耐えられないんだよね」
なんて言い出しやがった
「なんでだ!?」
「だって高速で走ったり曲がったりするんだよ。キンジの体なんか耐えれる訳ないじゃないか」
ウグ、だがしかしなら
「お前はどうなんだよ、ソウ!」
「僕は、能力でベクトルを逃がして衝撃やGが来ないようにするから大丈夫なんだよ。これは自分
の周りにしか展開できないからね」
ダメじゃん。
はぁ~今日はやっぱ1時限目サボるしかないか
「仕方ない歩いて俺は行くよ。ソウまた学校でな」
と俺が歩き始めると
「ん~まぁ僕だけ間に合っても何か後味悪いし、僕も一緒に歩いて行くよ」
と言ってくれた。
俺は感動して
「ありがとうソウ!お前は最高の友達、いや、親友だ!」
「いいって事だよ、じゃあ行こっか」
俺たちは歩き始めた武偵校に向かって。
双識side
僕はキンジと一緒に歩いていたら、キンジの携帯に電話がかかって来た。
ん?あのストラップって確かレオポンだよな?
あぁ、そうか昨日はキンジとアリアゲーセンに行ったんだよね~、というか良くいけたな!やっぱり虐め足りなかったのかな?
今度からは止められても徹底的にやるかな~~♪
なんて考えていたら、電話が終わったらしいキンジがこっちを向いて
「ソウ事件だ!今すぐC装備に武装して女子寮の屋上に行くぞ」
と言ってきた。
あぁ、ついに始まったか。
「えーと、誰からの電話で事件の内容は?」
知ってるけどねww
「アリアからでソウも近くにいると言ったら連れて来いと言ってきた、事件の詳細はわからん、とにかくすぐに来いだそうだ」
マジでむかつくなあの自己中野郎。何で僕まで行かないといけないんだよ。
まぁ、キンジが行くからどのみちついて行くけど、何かあいつに呼ばれたのがむかつく、何か従ってるようで、全身に、虫酸が走る。
「わかったよ、じゃあ行こうか」
「あぁ。ごめんな、ソウ」
「いいって事だよ、親友」
と言って僕とキンジは走った。
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バスジャック!!