「こらーーー!!待ちなさーーーい!!!」
「いやだ!!待ったら絶対に何かするつもりだ!」
「そんなことしないの!だから待ってってばーー!」
「いーーーーやーーーーだーーー!!!」
「葵君、本当に何もしないから!」
「そんなこと言われたって、その手にある物で説得力が0だよーーー!!!」
どうも!絶賛逃走中の葵です。うしろから追ってくる3人が怖いです。捕まったら何をされるか………想像しただけでも…………ブルブル。ヤバイ、鳥肌が立ってきた。なぜ今の状況になったのかと言うと、今から数時間前まで戻る。
~回想~
「お~~~~い!」
そう言いつつアリサ達に近づく。
「ハァ…ハァ…………やっと着いた…………お待たせ、みんな」
「………で?何でこんなに遅れてきたのか話してくれるわよね?」
「あぁ、えっと……その……日付を勘違いしてました」
「それで?何か言うことは無いのかしら?」
怖い、こわいよ!アリサさん!なぜ、笑顔なのに顔は笑って無いんですか!?何か後ろから黒いオーラ的な物が吹き出してるよ!?
「アリサちゃん!落ち着いて!」
「そうだよ!なのはちゃんの言う通りだよ!少し落ち着いて!」
「……………………そうね。……もう一度言うわ。何か言うことは?」
何か言うことかぁ。ここは普通に謝っとくかな。………いや、ここは、ユーモアも交ぜて言おう。
「遅れてしまってすいませんでした!………テヘペロ」
うん、これで良いはずだ。今アリサ達の方から何か切れた音がしたけど気のせいだろう。………………気のせいだよね?
「……フフ………フフフフフフフフ」
うん、僕は間違ってないはず。だからその笑(え)みはやめて!怖いよ!さっきよりもめっちゃ恐くなっとるよ!しかも他の二人も何でアリサと同じになってるの!?
「……………アリサちゃん、すずかちゃん…」
「そうだね…」
「ええ……」
「ちょ!何で拳を上げながらこっちに来るの、アリサさん!?そしてすずかさん!?なんで手に言葉じゃ言い表せない物なんて持ってるの!?ってかなのはさん!あんたは何で目から光が消えてるのさ!?みんな、少し落ち着こうよ!!」
「落ち着く?……何を言ってるの?」
「私たちは至って普通だよ?」
「そうなの」
「それが普通だったら世界は混沌としてるはずだよ!」
「「「さぁ、覚悟はいい(かしら)?」」」
クッ!こうなったら………
「………さらばだ!!」
ふはははははははは!!こう言うときは逃げるのが得策なのさ!と言うわけでとっとと逃げるか。何か後ろから声が聞こえる………………ん?こえ?
後ろから声が聞こえることを疑問に持ち、振り返ってみると……………3人が追っかけてきてました。
こえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!なんで!?なんで付いて来れるの!?これでも結構本気で走ってるんだよ!?中1レベルの早さだよ!?あの3人、化け物かよ!?このままじゃ追いつかれる!!うぉぉおぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉおおぉぉぉ!!!誰か!助けてーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
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執筆がひどいぐらい遅くなった。反省はしている、しかし後悔はしていない!