No.450232 テイルズオブエクシリア~転生者はイレギュラーレイフォンさん 2012-07-10 01:40:30 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:1421 閲覧ユーザー数:1400 |
~レオンSIDE~
俺はウィンガル達の相手をミラたちに任せて先に来ている。来る途中、両軍の兵士たちが死んでいるのを見た。
ここまで戦が広がっているのか……悲しいものだな。
シュタ!
俺は人……ガイアスを見つけ、そこに降り立つ。
「……レオンか」
「……ああ」
ガイアスが俺を見る。
「貴様とこうして2人で話すのは久しいな」
「そうだな。前に城ではミラ達がいたしな」
俺とガイアスは覇気を出しながら話し合う。
「貴様が昔、守りたい人がいると言っていたのは……マクスウェルだったのだな」
「そうだぜ。いい女だろ?」
「ああ。貴様にお似合いだとは思うが……お前の力を出し切れていない節があるな」
ぬ……バレてたか。
「貴様がここに一足先に来たのはマクスウェル達の成長のためと……」
ガイアスが長剣を抜く。
「俺と戦って倒し、槍を破壊するためであろう」
シャキィィィン!
ガイアスが構える。
「その通りだ……」
俺も剣……ヴォーパルソードとフランベルジュを1つにしてエターナルソードにした。
「槍は破壊させてもらうぞ」
俺も剣を構え……
「…………」
「…………」
ヒュウゥゥゥゥゥゥゥゥ~~~~~~
「!」
「!」
風の鳴る音を聞き、同時に動き出した。
~レオンSIDE OUT~
~第三者SIDE~
「「魔神剣!!」」
レオンとガイアスは同時に同じ衝撃波を繰り出し、相殺される。
「ハアァァァァ!!」
「ヌウゥゥゥゥ!!」
ガキィィィィンと剣と剣がぶつかり合う。何合も何合も……ぶつかり合う。
「虎牙破斬!」
ぶつかり合っているとガイアスが斬り上げ、斬り落としてくるのをレオンは、
「おっと!」
バックステップで避け、避けてからの
「魔王炎撃波!!」
ボオォォォっと音を立てながらガイアスのいる軌道に炎を放出する。
「ヌウゥゥ!獅子戦吼!」
炎の熱を耐えながらガイアスはレオンを闘気で叩きつけ、吹き飛ばす。
「ぐうぉ!まだだぜ!絶風刃!」
レオンは剣を高速に動かして疾風の衝撃波をガイアスに跳ばす。
ブシュ!
「ちぃ!舐めるな!飛燕瞬連斬!」
ガイアスはレオンの後ろに回り込み、空中を駆ける連続飛翔斬ってきた。
ザシュザシュザシュ!
ポタ……ポタ……
レオンは直撃を避けようとするも少し食らっていまい、血を流す。
「っ!ファイアストーム!」
ボオォォォォォ!!!
炎の嵐がガイアスを襲う。
「くっ!」
チリィ……
ガイアスは当たる直前で避けたが、髪が少しだけ焼けた。
「まだまだ!続いてホーリィランス!」
ガイアスの避けた位置に光の槍が突き刺さる……
「ハアアアアア!!!」
ガキィンガキィン!!!
かと思いきや、ガイアスはその長剣の長さを使い、槍を斬り倒す。
シュタ
ガイアスは無事、着地する。
「腕を上げたなガイアス」
「お前こそ、前よりも剣速、精霊術の使い方に磨きが出ているな」
レオンとガイアスはお互いに距離を取る。
そして、最初に動いたのは
「轟くは雷鳴の如し…天は泣きて、裁きのという名のもとに灰燼と化せ!レイジングボルト!!」
レオンは手を上空に向け、その手から雷が上空へと吸い込まれていく。そして、
ジュシャアァァァァァァァン!!!
ガイアスのいる場所へ落ちる。
「………どうだ?」
煙が舞い、ガイアスの姿が見えず、そう呟くレオン。
だが、
「雷神剣!」
「なにっ!?」
レオンは声のした方……上空を見ると、雷を剣に宿しながらレオンに剣を振りかざすガイアスの姿があった。
「くそっ!崩雷殺!」
レオンは地面に剣を突きさし、周りにドーム状の雷撃を発生させる。
バチイィィィィ!!
雷と雷が激突し、お互いの雷は消え去る。
「瞬迅剣!」
ガイアスはそのまま、突きの一撃を繰り出してくる。
「間に合わんか!なら……フレアボム!」
剣に向かって手をかざし、炎の爆発と共に後ろへ跳ぶ。
「なるほど……あの体勢では普通に避けるのは不可能。なら、精霊術で……というわけか」
「ああ。まあ、これはミラがよくやっていた魔技を真似たんだがな」
そう、レオンの使ったフレアボムはミラがやる精霊術の詠唱なしで使う魔技だ。咄嗟にそれを実行したレオンである。
「雷神十連撃!!」
「爪竜連牙斬!!」
レオンは雷を纏った剣と拳で、ガイアスは接近してから斬り刻んでくる。
「まだだ!覇王天衝剣!」
ガイアスは爪竜連牙斬の4連続斬りを終える瞬間、刀身に光を纏わせ貫いてくる。
「双牙掌ぉぉぉぉ!!!」
光を纏った刀身をアッパーカットで強引に上へ打ちあげる。
「何だと!?」
さすがにこんな強引に技を逸らされたことに驚くガイアス。
「双撞掌底破!!」
レオンは一旦、エターナルソードから手を離し、片手でガイアスを叩きつけ、そのまま両手の掌でふっとばした。
ドォォォン!!
「ぐあ!」
ガイアスはそのまま壁に叩きつけられる。
「食らえ!サンダースピア!」
手に雷でできた槍をもってそれをガイアスに目掛けて投げる。
「舐め……るな!」
ガイアスはそのまま、剣を構え雷の槍を、
「ウオオオオオォォォォォォォォォ!!!」
バキィィィィン!
弾き、破壊した。
「………マジで!?」
レオンはまさか、サンダースピアが弾かれただけで破壊されるとは思いもしていなかったので驚いた。
「魔神連牙斬!!」
呆けているレオンにガイアスは連続して地面を這う衝撃波を放つ。
ザン!ザン!ザン!
「ぐぅ!ぐぉ!ぐあ!!」
ドシャァァァァン!
今度はレオンが吹き飛ばされる。レオンは剣を持ちながら吹き飛ばされるが、ただで吹き飛ばされるレオンではない。
「この重力の中でもだえ苦しむがいい、グラビティ!!」
吹き飛ばされながら詠唱し、ガイアスの周りに半球状の過重力空間を発生させた。
「ぬうぅ!」
「がはっ!」
ガイアスは重力で苦しみ、レオンは壁に激突する。
両者は一歩も引かない戦いをしている。
「フレイムバースト!!」
レオンは壁に埋まりながらも術を使う。
ドカァァン!
炎の爆発がガイアスに迫る。
「ふん!」
ガイアスは過重力空間から抜け出し、爆発を避ける。
「覇道滅封!!」
「げっ!?」
レオンとミラが使う覇道滅封とは違い、ガイアスの覇道滅封はレーザーだ。
「くっ!抜け出せない!?ならば、破邪十字星!」
レオンは体が壁に埋まって動かせるのが剣をもっている右手だけを覇道滅封に向け、光の刃を飛ばす。
シュンシュン!
破邪十字星の刃がレーザーの覇道滅封の先端に接触して、レーザーの軌道を逸らす。
「あっぶねえ。っと、ここから出ないとな。はあああ!」
レオンは再び、手を壁に向け、
「フレアボム」
ドカァァン!
少しマナを多めにして精霊術を打つ。
その爆風と共にレオンは壁から脱出する。
「エクスプロード!エクスプロード!」
脱出したレオンは大火球により大爆発を起こすエクスプロードを連発する。
「ぬうぅああああ!」
爆発と爆風がガイアスを襲う。
「メイルシュトローム!」
その爆発地点に大きな渦巻きを発生させる。
「はああああああ!!!」
レオンはそのまま、その渦巻く地点へ走る。
「こんな……ものぉぉぉぉ!!!」
ガイアスは渦巻きを斬り裂く。
「うおおおおぉぉッ! 負けられないんだ!舞え!紅蓮の翼!」
「覚めよ!黄昏の地より呼び寄せし、流転の狼王!」
レオンとガイアスはお互いに秘奥義を繰り出した。
「皇王天翔翼!!」
「闢・魔神王剣!!」
炎と炎が互いにぶつかり合い、そして、
ドカアァァァァァァァァァン!!!!
大爆発が起きた。
「ぐあああ!」
「ぬうああ!」
2人は同時に地面に叩きつけられる。
「ハァハァハァ……」
「ハァハァハァ……」
2人はボロボロになりながらも、剣を杖代わりにして立ち上がる。
そして、
シャキ
剣をお互いに構える。
「…………」
「…………」
そんなレオンとガイアスが対峙していると……
「レオン!」
ウィンガル達を倒したミラ達が合流した。
「…………ここまでのようだな」
「…………みたいだな」
レオンとガイアスは同時に構えを解く。
「しっかし……俺たちの戦いで随分とまぁ、沼野が焼け野原だな」
「大半はお前のせいであろう」
「違いないな」
レオンはこの沼野のあり様を見て呟き、ガイアスはこれの原因がレオンにあると言う。レオンはそれを否定しないでいる。
レオンVSガイアス………Draw
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第45話 レオンVSガイアス