「突然ですが、最終戦争<ラグナロク>のルールが変わりました」
マホウツカイ
「召喚せし者大激突、第一回チキチキ最終戦争<ラグナロク>その景品たる究極魔法は、誰てに、景品として分かりやすく形にしてもらっているのじゃ」
「みなさんこんばんは、司会の相良「ワンコ」苺じゃ!!」
「と、オーディンでお送りします」
特設スタジオ
「現在、悠久の幻影内からお送りするのじゃ」
「さて、挑戦者のみなさんを紹介したいと思うのじゃ」
「優勝は、王たる僕有塚 陣のものだ」
「なんや、わいも負けへんで」
「勝つのは、でかい俺様に決まってるだろ」
「……」
「真田さん何か言おうよ」
「私が勝つに決まってるわ」
「僕も全力で頑張ります」
「里村 紅葉にだけは負けません」
「黒羽 紗雪にだけは負けません」
「私も頑張るは、愛する人の為に」
「わ、私も出来る限り頑張ります」
「頑張るぞ、サクラ」
「分かってるんだよマスター」
「ああ、言い忘れておったが、<マホウ>を使うのは、禁止じゃ」
「「「「「ええええええ」」」」」」
「マスター―――――――」
そういわれてサクラは、引きずられるように退場していった。
イザヴェル
「大丈夫じゃよ、サクラには別の部屋で見てもらうだけじゃから」
「じゃあどんな風に戦うんだい、王たる僕に相応しいモノなんだろうね」
「勝負は、厳選なくじ引きで決めるから、公平じゃよ」
と親指を立てながら手を突き出してきた、しかも気目顔で。
「というか、なんでマホウを使ったら行かないんだよ」
「それは、私から説明しよう……ぶっちゃけ、事後処理がめんどくさい。」
うわ~自分から始めたくせに。
みんなの心が一つに纏まった瞬間だった。
「だって、みんなの事を人々の記憶から、戸籍、会員情報から、銀行口座まで全て消すんだ、そんなの完璧にできるわけないだろ」
「中年オヤジの泣き言じゃないか」
「とりあえず、くじでも引くかね」
くじには、麻雀と書いてあった。
「ロン、3900」
「ロン、跳満12000」
「嘘だ、こんな結末僕は、認めない」
「最初のシリアスな雰囲気は、どこに行った」
「ほんと、俺なんか、里村に殺されそうになった損じゃないか」
次の項目は、卓球
「あなただけは、決して負けない、里村 紅葉」
「それは、あたしのセリフだ、黒羽 紗雪」
第一球目からはや40分いまだに決着が付かずにいた。
「あれ、いつまで続くんだ」
「たぶんこの調子で、決着がつかないと思う」
そんなこんなで、熾烈をとした戦いは続いた。
そこには、死屍累々な悲惨な光景が広がっていた。
「「「「って勝手に殺すな」」」」
「こんなものがあるから、みんなが争うんだ、こんなもの今この手で破壊してやる」
フェンリス
「神討つ――――」
「兄さん」
「れーじ」
「芳乃君」
「零二」
ヴォルフ
「―――――――拳狼の蒼槍」
究極魔法が、ガラスのように砕け散っていった。
そして、そこから女性が現れたのである。
「あら、零二大きくなったわね」
いきなり、気さくに話してこられて戸惑っていたらオーディンが、いきなり女性に抱きついたのである。
「桜」
「「「「えっ」」」
「創生、久しぶりね」
「会いたかったぞ、桜」
~~~~~~~~Fin~~~~~~~~~~
「あれ、なんか無理やりHappyな話にまとめられてね」
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最終戦争のルールが変わりました。