No.447487

テイルズオブエクシリア~転生者はイレギュラー~

第23話 レオンとミラ……恋人同士の一日

2012-07-06 21:12:19 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:2728   閲覧ユーザー数:2662

~レオンSIDE~

 

 

俺とミラが……まあ、男女の営みをし、色々と処理を終えると丁度朝日が見え始めていた。

 

 

「ミラ、ミラ、起きろ」

 

 

俺は横で寝ているミラを起こす。

 

 

「ん~?なんだ?」

 

 

目を覚ますミラ。

 

 

「なんだ……じゃないだろ?服を着ろって……さすがに、こんな状態を誰かに見せるわけにもいかないだろ?」

 

 

「………!?///」

 

 

ミラは寝ぼけていたのか、夜に俺達がしたことを思い出して顔を真っ赤に染める。

 

 

「わ、わかった!!///」

 

 

ミラはそういうと急いで服を着ようとするが、

 

 

グキッ

 

 

「?!?!?!?!?!?!」

 

 

ミラは腰を抑えながらベットに倒れこむ。こ、これは……

 

 

「い、痛い(涙)」

 

 

ミラは腰に来るあまりの激痛に涙を流す。

 

 

「す、すまん…やり過ぎた」

 

 

「ほ、本当だな!私がもう無理だと言ったのに……レオンが私の中に出すから///しかも、私が気絶している間もしてただろ!」

 

 

……そう、ミラは俺が5発目を流し込んだ後、気を失っていた。しかし、その時の俺には理性の枷が外れていたためそのままやり続けてしまった。

 

 

ミラが目を覚ましたのは気絶してから数分後……俺が3発ほど出した後だった。

 

 

まあ、その直後にまた気絶したんだが……さすがに合計で31発は出し過ぎたか?

 

 

「わ、悪い……キュア!」

 

 

俺はミラの腰に回復術をかける。ある程度、回復したミラは俺によって脱がされていた下着や服を着る。

 

 

「で、では……私は宿でもう一度風呂に入ってくる///」

 

 

「あ、ああ///いってらっしゃい///」

 

 

俺はミラを見送り、そのまま……惚けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから2時間後、エリンさんが部屋に朝食を持ってきてくれた。

 

 

ご飯に鮭、サラダ、味噌汁など、朝に食べる物の定番が出てきた。普通なら病院食なのだが、俺はそれだけでは足りないことを3日間で分かったエリンさんが特別にOKされた。

 

 

俺が、朝食を食べようとしたら、

 

 

「レオン!今戻ったぞ!」

 

 

朝風呂に入ってきたミラが戻ってきた。

 

 

「おう、どうした?」

 

 

「うむ。そ、その……せっかく恋人同士になれたのだ!私が食事を食べさせようと……///」

 

 

もじもじするミラに萌えたのは秘密だぜ?

 

 

「じゃあ、お願いしようか」

 

 

「うむ!」

 

 

そういい、ミラは俺のベットの上に乗る。

 

 

そして、

 

 

「レオン、あ、あーん///」

 

 

箸を俺の口元に近づける。

 

 

「あ~ん……もぐもぐ」

 

 

俺はそれを美味しくいただく。

 

 

「おいしいか?」

 

 

「ああ、料理もうまいことはあるが……ミラに食べさせてもらっているのが嬉しくていつもよりもおいしく感じるぜ!」

 

 

ボンッ!

 

 

俺がミラに食べさせてもらって……というとミラの頭から煙が……。

 

 

「そ、そそそそ、そうか///う、嬉しいぞ///(もじもじ)」

 

 

あ、あああああああああ!なんだこのミラの仕草は?!なんなのこれ!?俺を萌え殺したいの!?

 

 

「じゃ、じゃあ、次を頼む///」

 

 

「わ、わかった///あ、あ~ん///」

 

 

「あ~ん……」

 

 

俺とミラはこの雰囲気を食べるものがなくなるまで続けた。

 

 

 

 

 

 

 

食事をし終え、俺はディラックさんに言われている歩くリハビリをしている。だが、元々回復能力が規格外な俺は医療ジンテクスをつけてからあり得ないほどの回復をしている。このことをディラックさんに言うと「君は医者泣かせの患者だ」と言われた。

 

 

そりゃあ、回復能力が規格外だけど……おそらく、一番の原因は……ヤタノカガミだろうな。このアイテムは戦闘時、HPとTPを回復するが……どうやら、元々この世界にいないはずのソードダンサーのせいかもしれないが、持っているだけで傷やマナを回復してくれる品物になったみたいだ。

 

 

これは思わぬ誤算だ。故に足の回復が早い理由は……俺の規格外の回復の能力+ヤタノカガミの効果+ミラへの愛!今の場合はこれにミラからの愛を加えよう。

 

 

ディラックさんも「この分だと一月、医療ジンテクスを使い続ければ足は直るかもしれん」なんて言われたよ。

 

 

それを聞いたミラやジュード、レイアは喜んでいた。特にミラの喜びようは異常だったが……。

 

 

そして、そんな俺のリハビリは……このル・ロンドの町を一周をゆっくり歩くこと……それだけだ。

 

 

そんなわけで俺はリハビリをすることになったんだが………ミラが俺の腕に抱きついて、歩きにくいが……胸の感触を楽しみながらゆっくり、ゆったり歩いている。

 

 

「ふぅ……今日はいい天気だなミラ」

 

 

「ああ。私の心の中も晴れだよ」

 

 

「俺もさ、ミラ」

 

 

今まで、我慢していたものを夜に打ち明け、こうして彼氏彼女になったおかげで今まであったものがなくなり、身体がすっきりしている。

 

 

「しかし、俺がこうしている間にも世界のどこかで黒匣(ジン)が使われていると思うと申し訳ないな」

 

 

「いいんだ。確かに、私の使命はあれを破壊し、精霊と人を守ること。それと当時にレオンのこともこれと同等……いや、それ以上の存在になった」

 

 

そういいながら、俺達は自然と見つめ合う。

 

 

「ミラ……」

 

 

「レオン……」

 

 

そして……自然と唇を重ねようとすると……

 

 

「はいはい、ストップ」

 

 

パンパン!と手をたたく音がし、その音がした方を見るとレイアがいた。

 

 

「もう、ミラ!レオン!こんな白昼堂々とキスとかしないでよ。見てたこっちが恥ずかしいわ///」

 

 

そういいながら、頬を赤くするレイア。

 

 

「「す、すまない!」」

 

 

俺とミラは同時に謝る。

 

 

「ふふ、ミラの表情……昨日までとは違うね」

 

 

「ああ、レイアのおかげで私は……レ、レオンと結ばれた///」

 

 

再びもじもじするミラに俺の心の中では……悪魔と天使がいいあっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

~レオンの心の中~

 

 

悪魔レオン「うひゃひゃひゃ、俺よ。襲っちまえよ~。そこの路地裏でよ~」

 

 

俺を誘惑する悪魔。

 

 

それに対し、

 

 

天使レオン「駄目だ!そんな、ヤってばかりではただの身体だけの関係になってしまうぞ!!」

 

 

「そ、そうだな!確かに、ヤってばかりはダメだな」

 

 

俺が納得しようとするが、

 

 

悪魔レオン「おいおい、何言っている!ミラはこんな仕草をしているのは襲ってくってことじゃないのか?自分を可愛がってほしい・愛してほしい……色々な感情が混ざってこんな仕草をしているに違いない!」

 

 

天使レオン「何を言う!それに俺はまだ、怪我を完治していないんだぞ!それでもし悪化したらミラは自分の責任だと……責めるだろうが!」

 

 

悪魔レオン「責めて自分を差し出すかもしれないぞ?クックック、そしたら俺好みに調教するのもありだろ」

 

 

俺の中で悪魔と天使が剣と剣をぶつけ合っている。

 

 

そんな中俺が出した結論は……

 

 

「だったら怪我が完全に完治したら、俺の気が済むまでヤり続けるのはどうだ?」

 

 

悪魔天使レオン「それだ!」

 

 

一致団結した。

 

 

~レオンの心の中 OUT~

 

 

 

 

 

「ん?どうしたのレオン?」

 

 

レイアが俺が心の中で考えているのを不思議に思い声をかけてくる。

 

 

「な、何でもないよ。それよりもミラ。早く行こう。まだ、リハビリの歩きの途中だぜ」

 

 

「ハッ!そ、そうだな!行こう」

 

 

俺とミラは再び、歩き出した。

 

 

「私は治療院にいるから~何かあったらそこに来てね~」

 

 

レイアが大きな声で俺たちに言ってくる。

 

 

「わかったー!」

 

 

俺はそれに大きな声で答える。

 

 

 

 

 

 

 

 

それからしばらく歩き続け、俺とミラは治療院へ戻ってきていた。

 

 

「ふぅ……」

 

 

歩き疲れた俺にミラが、

 

 

「レオン、これを飲んで水分補給だ」

 

 

コップに水を入れて持ってきてくれた。

 

 

「ゴクゴクゴク……プハァー!生き返ったぜ」

 

 

ル・ロンドは田舎ではあるが、食べ物はおいしいし、水が新鮮でおいしいんだよな。

 

 

「レオンは……その、私の作った料理とかを食べたいか?」

 

 

「ん?まあ、彼女の料理は食べてみたいな」

 

 

俺はそう思っていた。一度でいいから彼女に手料理を作って欲しい…と。

 

 

「なら……レオンのリハビリが終わるまでに……料理を覚えて見せる!待っていてくれレオン!」

 

 

そういい、ミラは俺から離れ、どこかへ向かっていった。

 

 

「い、一体何なんだ?」

 

 

ミラの行動が……今までよりもすごく単純に思えた。俺のリハビリが終わるまでにって……後、約2週間だぜ?覚えられるのか?……いや、ミラのことだから、覚えてくるだろうな。それはそれで楽しみだな。

 

 

俺はその光景を浮かべ、笑顔になった。

 

 

ミラの手料理…………か。楽しみにしているぜ!頑張れよ、ミラ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日からか……レイアの家、宿泊処ロランドから悲鳴のようなものが聞こえたとか、聞こえなかったとか。

 

 

ま、いいか!

 

 


 
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