その三
「腹減った~。」
こんにちわ、鈴木継雄です。今俺は猛烈に腹が減っています。
なぜかって?それは昼ごはんを食べずに町で買い物をしていたから!!
日用品、エンゲルのメンテ用に必要なパーツを作るための資材、特売のもやしとキャベツ。とにかくたくさん買うものがあったのだ。
ぐぅ~!
「・・・腹減ったな~。」
いやマジで、もう限界3分前!!どこかに飲食店とか・・・・。ん?あの喫茶店、どこかで見たような・・・?
「・・・・・ここって、もしかして翠屋?」
クリスマスの時には行列ができ、予約の嵐ができると聞く、あの翠屋が目の前にあったのだ。
正直食べてみたいと思う。エンゲルも甘い物は好きだし、俺も大好きだ。ただ問題がある。
「原作キャラの店なんだよな?多分、俺って魔力適性あったと思うんだけど・・・。」
そう、デバイスとかも無いから分からないが多分、俺に魔力があると思う。
原作のキャラより高くないと思うけど。魔力有るってばれると何かしら言われそうだしな~。
「管理局には係わりたくないな~。」
「ほぅ?なぜだ?」
「だってあそこってほぼ休み無いって噂だし、裏で黒いことしてるらしいし・・・、え?」
気がついたら隣にピンク侍とエターナルロリッ子がいました。
「答えろ、なぜお前のような一般人が管理局について知っている?」
「返答しだいじゃただじゃすまねえぞ。」
気がついたらなんか周りがモノクロに・・・。あれ?二人ともデバイス出していますし?
俺、死ぬのかな?
いやいや、死なねえよ!!
うん!死なな「ヒュン!!」・・・・い?
「答えないか、ならば捕まえるまで!!」
「大人しくしてれば痛くしねーぞ。」
完全にやる気だよこの人たち・・・。
さてどうしよう?
その一・戦う。=無理無理!魔法使えないし、その上相手がわる過ぎる!!
その二・降服する。=どちらにしろボコられそうな上原作ルートに入りそうなので却下!!
その三・逃げる。=レアスキル使えば何とかなるけど。体力的に無理!!
俺オワタ!!
「ちょこまか逃げんじゃねぇ!!」
「逃げなきゃ死ぬだろ。そんなごついので殴られたくねぇ!!」
「紫電一閃!!」
ひぃぃぃぃ!!
「無刀取り!!」
「何っ!?」
俺はとっさにレヴァ剣様を両手で受け止めた。おぉ、受け止められて驚いているよ、けど。
「あっちぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
熱熱熱熱!!両手がこんがり焼けました~♪
「「・・・・・・」」
何そのこいつって馬鹿か?って顔!?
つーかもう疲れた。両手も火傷しちゃったし、こうなったら最後の手段。
「いきなり逃げてすいませんでした!!」
「「はぁ?」」
「つまり、お前は管理外世界からここに飛ばされたって訳か?」
「多分。」
女騎士と子供騎士の方に荷物を持ってもらいながら二人について歩いています。一応男の継雄です。
「すまなかったな、だがもっと早く話していれば逃げる必要も無かったのだぞ?」
「二人が美人過ぎて説明するの忘れてました。」
ほんと、ニコ○○で見たのと大違い、リアルで見るとマジ美人。勿論エンゲルが一番だけどね。
「なっ!!////////嘘ならもっとましなことを言え!!」
ごめんエンゲル、君の可愛らしさは最高だけどピンク侍の赤面って凄く良い!!
「着いたぜ、ここがあたしたちの家だ。」
・・・・・・へ?あたしたちの家?
=夜天の主の家。時刻午後5時を過ぎた頃。=全員でフルボッコ?
あれ?もしかして原作会入ルートか?
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お前ら!甘い物は好きか!?
「「好きだー!!(です!!)」」
よろしい、ならば逝かん聖地翠屋にぃぃぃ!!
「マスター、逝ってらっしゃいなのです。」
「え?俺一人?」