呉から魏に戻って7日後
華琳「さぁ、今日は蜀に向かうけど、式神の準備は出来てるかしら?一刀」
一刀「一応出来てるけど、今から行く城ってさ、俺が消えたところの近くだよな?」
華琳「ええそうよ、それがどうかしたの?」
一刀「いや、それなら仙術の方が早いな~って思ってさ。」
桂花「仙術って何?」
俺の方が背が高いため、上目遣いで聞いてくる桂花
一刀「ある条件が調えれば、使えるんだよ。今回だと、俺がこっちに帰ってきてから通った場所なら
使えるんだ。俺が帰ってきた最初の場所があそこの小川だったんだ」
秋蘭「うむ、なるほどな。それは便利な術だ」
春蘭「それを使えば、華琳さまのお茶会のときに買うお菓子も並ばずに買えるではないか!」
霞「その使い方はどうかと思うで」
華琳「まぁ、他にもあるのでしょうけどそれは後で聞くわ。それじゃあ、行くわよ」
一刀「了解、それじゃ~皆集まって。……転移」
俺は皆が集まったのを確認すると、気を溜め、呟いた
~小川~
一刀「ふぅ~、皆いるか~?」
稟「居なかったらどうなるのです?一刀殿」
一刀「いや~、それは………ね」
一刀は焦ったような顔つきで答えた
風「風たちをそんな危ないことに巻き込まないでくださいよ~、お兄さん」
一刀「ごめんごめん、こんなに大人数対象にやったことなかったから」
華琳「まぁ、成功したんだからいいじゃない。まぁ、もし失敗したときは……分かってるわよね?」
一刀「ご、ごめんなさいいいいいい」
華琳の暗い笑みに恐怖を感じ、俺は土下座をしながら謝った
季衣「兄ちゃん、お城に早く行こうよ~」
流琉「そうですよ。みなさん、もう先に行ってますよ」
一刀「へ?………みんな~、置いて行かないで~」
俺は急いで、皆の方へ走っていった
~成都城~
華琳「魏王、曹孟徳とその側近、及び天の御使いが劉玄徳に会いに来た」
門番1「はっ。すでに我らが王より聞いております。さ、お通りください」
俺たちは門をくぐり、玉座の間に向かい歩いていた
一刀「なぁ、華琳。俺ってさ、蜀じゃ、知名度ないのかな?」
華琳「いきなりどうしたの、一刀?」
一刀「いや、なんとなく思っただけ」
凪「そんなことはないと思いますよ、兵には間違いなく有名ですから」
一刀「え!?なんで?」
凪「蜀では警邏に将とその部隊の兵が出ていたのですが、今は祇栄から隊長のことを知り、
兵だけで警邏隊を組み、魏の警邏の仕方を参考に行っています」
一刀「へ~、って俺のことを甑が他の国の人にも教えちゃったの!?」
真桜「ええやんか、隊長。隊長のことをこの大陸中に知ってもらったら」
沙和「そうそう、私たちの隊長がどんなに凄いのか、知ってもらえるの~
というか、今頃はこの大陸で隊長のことを知らない人なんて居ないの」
一刀「うわ~、それはなんだか恥ずかしいな」
~一方その頃、兵side~
門番1「おいおい、天の御使いさまを初めて見ちゃったよ」
門番2「確かに、顔良しで性格もよさそうな方だったな」
門番1「あ~、なんで俺はあそこで無愛想な顔しちゃったかな」
門番2「職業柄じゃないか?」
門番1「あ~、クソ。・・・・・お~い」
警邏兵1「お、どうしたんだ、そんなにへこんで?」
門番1「さっき、例の天の御使い様たち魏の御一行さまが劉備様に会いに来たんだけど、無愛想な
顔しちゃってさ」
警邏兵1「マ・ジ・で・!! 他の奴らも呼んで警邏の意見を聞いてもらおう。じゃ、頼んだ」
門番1「頼んだって・・・・行きやがった。俺にどうしろってんだ」
門番2「噂通りの御仁なら、聞いてくださるだろうさ」
門番1「そう…だな、そう祈るよ」
~玉座の間~
門番3「我らがお待ちです、どうぞ」
門番の人がそう言うと、扉が開いた
中には、劉備さんを初め、軍師や将の皆さんが揃っていた
桃香「華琳さんたち、いらっしゃ~い」
華琳「お久しぶりね、というほどでもないけどお久しぶり」
桃香「うん、それであの珍しい服を着ているのが御使い様かな?」
華琳「ええ、そうよ。一刀、挨拶しなさい」
一刀「言われなくても分かってるよ、姓は北郷、名は一刀、字と真名はないです。」
桃香「お久しぶりですね、御使い様。新しいの服装と顔がかっこよくなってて気づかなかったよ。
御使い様には大陸を平和にしてもらったから、真名を預けるよ、私の真名は桃香です」
一刀「ありがたく受け取るよ、桃香さん。私のことも北郷か、一刀とおよびください。」
桃香「じゃあ、北郷さんで。それになんだかよそよそしいから呼び捨てで呼んで?
それに喋り方も硬いから、普段どおりにして」
一刀「分かったよ、桃香」
愛紗「御使い殿、本日はよくお越しくださいました」
一刀「関羽さん、そんな礼儀正しくしなくてもいいですよ」
愛紗「4年ぶりだというのに、覚えて下っているなんて、関雲長嬉しいです。貴方の兵や民、
そして華琳殿たちを思う気持ちはかねがね、私の真名を受け取ってはくださいませんか?」
一刀「いいんですか?俺なんかが関羽の真名を受け取って」
愛紗「貴方だから、預けようと思ったんです。私の真名は愛紗、さん付けはしないでくださいね」
一刀「分かったよ、愛紗。俺のことも北郷か一刀と呼んでください」ニコッ
星「おやおや、愛紗よどうした、そんなに顔を真っ赤にさせて。久しいですな、御使い殿」
愛紗「顔を真っ赤になどさせてなどない。で、では北郷殿と……名で呼ぶなど恥ずかしいので」
一刀「わかったよ。本当に久しぶりだね、趙雲さん」
星「いや~、まさか、あの不届き物が御使い殿とは思いもしませんでしたよ。
風と稟から、貴殿の話はよく聞いておりましたよ、良い話も悪い話もね…クックク」
一刀「そっか~……風と稟にはあとでたっぷりと聞かないとな~。」
風・稟「「ぐぅ~~」」
一刀「風はともかく、稟も寝るな!!」
星「ふふ、まあよいではありませんか。それに貴方に我が真名を預けたい。貴殿には、風と稟の
面倒を見てもらっていますし、なによりももっとも、貴殿には興味がある」
一刀「興味って、どんな!?わかりました、受け取ります」
星「我が真名は星、呼び捨てで構いませぬ。北郷殿」
朱里「あの~、御使い様」
一刀「ええと、諸葛亮さん、どうしましたか?」
朱里「赤壁の戦いで、どうして私たちの策が分かったんですか?」
雛里「あわわ、私も気になっていました~」
一刀「あれはね、知ってたんだよ。だから、予見できたし、防げたんだ」
朱里「はわわ、そうだったんですか?」
雛里「なんで知ってたんでしゅか!?噛んじゃいました」
一刀「天の知識だよ。まぁ、その結果が歴史を変えちゃったんだけどね。」
雛里「天の知識ですか!?そういえば、魏の警邏隊形も天の知識を利用したとか」
朱里「他にも魏の献策は天の知識を利用した物が多いと聞いています。私たちにも教えてくれ
ませんか」
一刀「だってさ、華琳」
華琳「いいんじゃないかしら、それが三国の平和を維持するのなら」
一刀「分かったよ。じゃあ、また後で教えるよ諸葛亮さんに龐統さん」
朱里「ありがとございます、お礼といっては何ですが真名を受け取ってください。
あと、呼び捨てで構いませんよ。私の真名は朱里です、よろしくおねがいしましゅ」
雛里「私も呼び捨てでいいです。私の真名は雛里でしゅ、よろしくおねがいしましゅ」
一刀「そんなに急いでしゃべらなくてもいいよ、朱里に雛里」
鈴々「お兄ちゃん、ちょっといい?」
季衣「兄ちゃんをお兄ちゃんって言うな~」
鈴々「はるまきに用はないのだ、お兄ちゃんって強いのか?」
一刀「どうだろね?張飛さんはどう思う?」
鈴々「すっごく強いと思うのだ、今から手合わせするのだー。」
一刀「それはまた今度でいいかな?今は1人一人自己紹介したいし」
鈴々「う、それならしょうがないのだ、だけど絶対だからね」
一刀「うん、約束するよ」
璃々「ねぇねぇ、御使いのお兄ちゃん。」
一刀「え~と、名前はなんていうのかな?」
璃々「璃々はね璃々っていうの、よろしくね」
一刀「うん、こちらこそよろしくね璃々ちゃん。ところで、誰がお母さんなの?」
紫苑「私が璃々の母です。貴方の噂はかねがね聞いておりますわ、御使い様。」
一刀「黄忠さんの娘さんだったんですね、相変わらずお綺麗ですね」
紫苑「綺麗だなんて、そんな。それに御使い様も昔よりもますますカッコよくなってますわ」
一刀「それで、璃々ちゃん。なんだい?」
璃々「うんとね、璃々の新しいお父さんになってくれるって、ホント?」
一刀「なんのこと………って、みんな睨まないで。事実無根だから」
紫苑「璃々、それはまだ先の話よ」
一刀「黄忠さん!?何言ってるの?それにみんな武器を構えないで……うわあああああ」
俺は逃げた、急いで玉座の間から出ようと、逃げた。
扉を出ると、俺が依託した服を着た侍女?がいたのでぶつかりそうだったので、
お姫様抱っこで一緒に逃げた。後でしっかりと謝らないとな……あれ?この顔は確か…
あとがき どうも~昨日はケンタッキーの食べ放題でオリジナルチキン10ピース食べて
吐きそうになったma0です。
いや~最近忙しくて全然更新できなくてすいませんでした、必ず終わりまで書きます
それだけは言っときます。
今回は前回、堕とすの早すぎw的なコメントをもらったのでゆったりめでw
誤字脱字または感想は、コメントください。 ではでは
真・三国無双6やり始めて、更新ペースが遅くなってるなんか言えないw
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今回は長引くかもw