プロローグ
「んー、暇だな」
人類が生まれる前からずっと生きていた人外「安心院
あじむ
なじみ」
「主人公が生まれるまでまだ約5000年ほどあるっていうじゃないか」
今の時代から紀元前3000年前、彼女は暇を持て余していた。
「まあ、とりあえず
暇つぶしに何処かに行くかな」
その瞬間、「安心院なじみ」はその世界から消えた。
とある平行世界。
「不幸だぁあああああああああああああ!!!」
初っ端から叫んでる少年、「上条当麻」は現在追われていた。
「待ちなさいっ!!」
そういいながら追いかけている少女、「御坂美琴」。
「待てといわれて待つほど上条さんはお馬鹿ではないのですよー!!」
「いいから待ちなさい!!」
そういって電撃を飛ばしてくる。
「のわっ!!ビリビリ!!あたったら致命傷だぞ!」
「アンタはきかないでしょ!」
そういいながらも追いかけっこは続いている。
ちなみに他の人からは温かい目で見られていた。
おそらくカップルとかと間違われているのだろう。
・・・・ありえないと思うが。
ヒュウウウゥゥゥゥゥゥ・・・。
何かが落ちてくるような音がする。
上条当麻と御坂美琴も気づいたようで。
「・・・?何の音かしら」
「なんかすご~く嫌な予感が・・・」
その予感は的中する。
ドカッ!!
いきなり上条当麻の背中に何かが当たり、のしかかられる状態になる。
「いっったたたたた・・・着地失敗したかな」
「・・・あのー、上条さん的には降りていただきたいのですがー・・・」
「あ、ごめんごめん、ちょっと着地に失敗しちゃって」
そういいながらも、上条当麻を見る目はそこら辺の石ころと同じ。
「ちょっと!大丈夫!?」
近づいてきた少女、御坂美琴。
「ん?」
二人をみて一言。
「ああ、彼氏さん(・・・)踏んじゃって悪かったね」
「か、彼氏!?」
「いやいや、このビリビリとは関係のな(ドガンッ!!)ってうおっ!!」
「ビリビリいうなぁああああ!!」
「はあ、なんだか騒がしい所にきちゃったようだね」
安心院なじみはため息をついた。
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次から 安心院なじみ⇒なじみ
上条当麻⇒当麻
御坂美琴⇒美琴
てなかんじに名を使います。
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題名のとおりです。
あんしんいんさんが7932兆1354億4152万3222個の異常性(アブノーマル)と4925兆9165億2611万0643個の過負荷(マイナス)計1京2858兆0519億6763万2865個の中でお気に入りの一つ、腑罪証明(アリバイブロック)をつかって色々な世界へ入ってしまうという話です。