No.446455

恋姫無双 釣りが好きな因果の中心

ノエルさん

様々な外史を巡り、元の世界を元に作られた外史で平和に暮らしていたが、左慈と貂蝉から今の自分の状況とこの世界の真の役割を聞き、世界を閉ざさない為物語を本人の意思とは関係なく作り続ける話…だと思う

2012-07-05 15:35:09 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:2172   閲覧ユーザー数:1917

 

 

 

 

とりあえず、誤字脱字があると思いますが、気晴らしになればいいと思います。

 

 

 

1話:始まりの終わり

 

北郷一刀は気が付くと一面荒野のど真ん中に横になっていた。辺りをきょろきょろ見回すが人っ子一人見えない。

 

一刀「……にしても、じっちゃんと親父から免許皆伝を言い渡された身としては、こんな時間まで気を失っていたことに反省しなくては……ま、あんな化け物を見たら気を失いたくもなるが……さて、落ち着いたところで……………ここは何処だーーーーー!!」

 

一刀は思いっきり叫びながら気を失う前のことを思い出していた

 

~回想~

 

長期休暇を利用して、実家で集中訓練と釣り(こっちが本音)を楽しんでいた。が、その日は珍しく祖父が釣りに付き合っていた

 

一刀「しかし珍しいな。普段、文句ばっかりの釣りに付き合うなんて」ビチビチ

 

祖父「まぁ、いいじゃないか。文句は言っても止めはせんのだから」…スカ

 

そんな会話をつづけながら、釣りに集中している2人だが、一刀のかごには大量の魚(ある程度一杯になったらリリース)対照的に祖父のかごの中はカラである。そんな状況で5時間が経過した

 

祖父「家族なのにどうしてこうも差が出るものか」

 

一刀「さぁ、それよりもどうして今日になって付き合う気になったんだ」

 

釣を始めてから今日まで一回も付き合おうとしなかった祖父に対して、疑問に思っていたことを聞いてみると

 

 

祖父「なに、ちょっと言っておきたいことがあっての」

 

一刀「なんだよ。そもそも、今日でなくてもいいだろう」

 

祖父「…どうしても今日でなければならなかったのじゃ」

 

祖父はそこで真面目な顔つきになり、一刀にとって当たり前のことを言った

 

祖父「“自分の感じた考え思いのまま生きよ”…これだけじゃ」

 

一刀「………というか、今までその考えのまんま生きてきたんだが…」

 

祖父「なに、一応くぎを打っておこうかと思っての………さて、お主といると魚がかかりそうもないから、儂はあっちで釣りをするかの」

 

一刀「??…ああ」

 

祖父を見送った後、そのまま釣りを続ける一刀。そして、さらに3時間ほど釣りをしていると……………筋肉達磨がかかった。しかも、パンツ一丁の姿で

 

??「あらん。やっと会えたわねん。もう一人のご主人様♪♪」

 

一刀「…………はっ!!だれだ、お前は、それに俺はお前のような化け物にご主人様なんて呼ばれる覚えはないのだが…それにもう一人とはどういうことだ」

 

??「本当は化け物という部分を否定するところだけど…時間がないから説明なしで向こうに逝っちゃって…」カッ!!

 

一刀「おい、どこに行けっていうんだ。あと、字が絶対違うだろう」

 

 

~回想終了~

 

そこから先の記憶はなく、なぜこんな荒野にいるのか見当もつかず唸っているといつの間にか人の気配が複数確認でき顔を上げると

 

A「なぁ、兄ちゃんえらい変わった服を着てるじゃねぇか…殺されたくなかったらそいつをこっちによこしな」スチャ

 

一刀「………刃物なんか出して脅してもやらないぞ…そもそも着るものがなくなったら風邪をひくだろう」

 

B「つべこべ言わずそいつをよこしな」

 

一刀「その前に聞きたいことがあるんだが」

 

A「なんだ、命乞いでもする気「いやそうじゃなくって…ここ何処」…はぁ」

 

一刀が、場所を尋ねると強盗??は『何言ってるんだこいつ、頭おかしいのか』みたいな顔をしながら3人でこそこそ話し合うと再び一刀に向かい合う

 

C「そ、そんなこと聞いても無駄なんだな」

 

A「どうせ、ここでバラされるんだからここがどこだろうと関係ないだろう」

 

そう言って一刀に襲い掛かる強盗らしき3人に一刀は落ち着きながらブレスレットに氣を込め“剣”を出現させる3人の攻撃を受け止める

 

ガキンッ!!ブンッ

 

A「て、てめぇ、その剣どこから出しやがったんだ」

 

B「アニキ、こいつはちょっとやばいんじゃないですか」

 

一刀「…さて、落ち着いたところで聞きたい…おい何処に行くんだ」

 

ドドドドドドドドドドドッ!!

 

一刀が剣を下しながら話を聞こうと一歩近づいただけで3人は蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。それを見ながら一刀はため息をつくと、あさっての方向を向きながら声をかける

 

 

 

一刀「それじゃ、君たちに話を聞こうかな…」ヒュン!!

 

一刀「“真5”って、いきなり何するんだ」

 

??「なに、ちょっと手合わせをしようと攻撃をしたまでだ」

 

ヒュン!!ヒュン!!ヒュン!!ヒュン!!

 

どこか聞こうとした人物の一人にいきなり攻撃を仕掛けられるが身体能力を上げ何とかかわす一刀。しかし、話をしようにも立て続けに攻撃をしてくる女性に避けるので一杯一杯の一刀は攻撃を避けつつ、つれらしき2人に声をかける

 

一刀「なぁ、あんたの連れはいきなり人に攻撃を仕掛ける危ない人なのか」

 

??「いえいえ、星ちゃんは強い人とただ戦いたいだけの人ですよ~」

 

一刀「いや、一般的にそれは危ない人になるんじゃ…」ヒュン!!

 

??「いえ、一般の方に戦いを仕掛けないので決して危ない人にはなりません…たぶん」

 

??「そうですよ~。それになかなかの乙女ですし」

 

話している間も攻撃の手はやまずむしろ激しさを増してきた為、一刀は話をするためにもう少し力を開放することにした

 

一刀「ちっ…“解”…“真10”…ブン!!」

 

キンッ!!…ピタッ

 

??「…ふむ、お主はなかなかお強いですな…この趙雲まさか、かすりもしないとはまだまだ未熟ですな」

 

 

一刀「ハァ、ハァ、いや、あなたはかなり強いよ…俺の場合はちょっと氣で身体能力をかなり底上げしてあれだからな…ハアハァ」

 

一刀は力を使った反動で息を切らしながら趙雲??に話しかける。

 

一刀「ふぅ、…それで聞きたいことがあるんだが…」

 

??「ふむ、いったい何を聞きたいのだ」

 

一刀「その前にまずは自己紹介を…俺の名は北郷一刀…」

 

??「それもそうだな。私の名は趙雲で…」

 

??「風は程立といいます」

 

??「今は戯志才と名乗っています」

 

一刀「…ところで…程立さんだっけなんかほかの名前で呼ばれていたような」

 

程立「ああ、それは~」

 

いろいろと説明やらなんやらをしながら自分が過去の世界に来てしまったらしいと自覚しはじめたとき遠くのほうに旗が見える、趙雲たちは面倒といわんばかりにその場を離れる

 

一刀「ちょ、ちょっと…」

 

戯志才「では、縁があったらまた会いましょう」

 

程立「そうですねぇ~。お兄さんの話はなかなか面白かったですし。生きていればまた会いましょう」

 

趙雲たちは面倒事に巻き込まれるのは御免とばかりに、その場を離れた。一刀は趙雲たちに見捨てられる??かたちでその場に取り残された。一刀も面倒を避けるため、その場から逃げるように離れる。

 

??「確かこのあたりに逃げたはずなんだけど…………いないわね」

 

??「華琳様、もう少し範囲を広げますか」

 

華琳?「そうね。秋蘭は向こうを春蘭は私とこっちを探すわよ。見つかろうが見つからないが夕方には城で落ち合いましょう」

 

秋蘭?「はっ」

 

やってきた一団はやってきてすぐ何かを探すために二手に分かれた再度捜索に向かう。一方、趙雲達に置いて行かれた一刀は、町に向かう為適当に歩いていた。が、2日も歩いているのにいまだ町につかない

 

 

一方そのころ一刀がいた時代?では

 

祖父「貂蝉よ。一刀は行ったか」

 

貂蝉「ええ、ご主人様。それにしても、まさかこんなことになるなんてねぇ」

 

祖父「…儂もじゃ。まさか自分の祖父となるとはな」カッ!!

 

そういうと祖父の証…幻想から巨大な黒い斧を手に持ち漆黒の鎧を身に纏う

 

貂蝉「久しぶりに見たけど…本当に重さを感じないわねぇ~」

 

祖父「ほぉほぉ、それがこの証の特徴じゃ…強靭でありながら羽のように軽い」

 

貂蝉「ある意味反則よねぇ~」

 

祖父「では、左慈、この歳だが決着をつけるかのう。フンッ!!」ブンッ!!ザシュッ!!

 

左慈「ふん、望むところだ。ハッ」

 

2人が長年の決着をつけるため、激突する。その勝負の行方を貂蝉と于吉は静かに見守っている。そして、3時間の戦いの後、左慈の首筋に斧が突き付けられる形で、決着がつく。

 

祖父「はぁはぁ、それじゃ、貂蝉。孫の…儂のことを頼んだぞ。………さて帰るとするかのう」

 

貂蝉「えぇ、あなたの孫…北郷一刀の孫にしてこの物語の創り手のことは、私たちが責任もって見守ってあげる」

 

左慈「はぁ、はぁ。結局俺の負けか…………だが、ここまでやられるとかえって清々しいな」

 

??「左慈……襲ってもいいですか」

 

左慈「…ふざけるな。だが、まぁ見守ることには遺憾ながら賛成してやる。こいつの創る物語はおもしろそうだ。が、その前に」

 

于吉「左慈…残念ですねぇ。えぇ…私たちは頭の固い爺どもを片付けてゆっくりと見物しましょうか」

 

貂蝉、左慈、于吉は姿の姿は消えた。その姿を見送りながら帰って行った

 

 


 
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