No.446295

ハイスクールD×D~HSSを持つ転生者~

あっくんさん

神様の悪戯で、死んでしまった俺―――神矢クリスはハイスクールD×Dの世界に転生した。原作の主人公、兵藤一誠らに会っていろんな事に巻き込まれる。

2012-07-05 08:02:55 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:9278   閲覧ユーザー数:8757

 

「あ~おっぱい揉みて~……」

 いきなり変な事を呟くのは、俺の友達の「兵藤一誠」

 性欲だけに忠実な人だ。

「いきなり…何を言い出すんだ。これだから、モテないんだよ」

 俺の名前は、神矢クリス。転生者だが、記憶がない。

何故転生者だってわかるかって?それは、

 神様って奴が、俺の特異体質HSS(ヒステリア・サヴァン・シンドローム)について

 書かれているノートが机に置かれていたから。

何が書かれているかは…割愛する。

「兵藤一誠くんに同意!」

 …で、見た目は、スポーツ青年だは実態は、日常的にセクハラ発言

 しまくっている困った変態さん「松田」

 

「言うな……虚しくなる……」

 知的キャラっぽい事をいっているこのめがねは、「元浜」

 特技は、女性のスリーサイズを一瞬で測ること。

 世の男子達は欲しいと思うが、正直俺はいらない。

 たまに思うが、こいつら…黙っていればモテる…と思う。

 顔だけ(・・)はいいからな。

「クリス、元浜、松田…どうして俺達はこの学校に入学した?」

 イッセーがつぶやく。

「駒王学園は女子高から共学になってから間もない…よって!

 圧倒的に女子の数が多い!黙っていてもモテモテ!!即ち…ハーレム!!」

 黙っていれば…なっていただろうな。きっと…興味ないけど。

「…のはずが、告白もされないまま、高2の春を迎えてしまった」

 また始まった…飽きたから散歩でもしよっかな。

 

「…どこ行くんだ?」

「正直、お前達の話はよくわからん。だから散歩する」

 と言って、旧校舎を目指す。

「そうか…また明日な、クリス」

 イッセーに別れを告げてから散歩しに旧校舎にむかった。

 

 

 

 

 

「う~ん…やっぱここはいいわ~」

 場所は、旧校舎。個人的にここは好きだ。落ち着く…

「いてて…竹刀で殴るか?ふつう…」

 さっき別れたばかりの友達の声が聞こえた。…面白そうだ行ってみよ。

「災難だな一誠」

「この変態ども!!私にひざまずきなさい!(クリスの裏声)」

「どうぞ、私めをお殴りにくださ…じゃない!よく見たらクリスじゃないか!」

「いいツッコミありがとう」

 松田の奴…結構ノリいいじゃないか。…なんだ?イッセーの奴、上の方を見て

 イッセーが見ている方向にむいてみると…そこには、紅い髪をした

 美人さんがこっちを見ていた。その時、

 ゾワッ!!

 なにか…あの人から、危険な感じがする。…イッセーは見惚れていた。

 

「リアス・グレモリー。99 58 90。オカルト研究部所属。出身は

 北欧と噂されている」

 元浜がいらないところまで言う。そのめがね壊したろか?

「(…リアス・グレモリー、か…)」

 俺は、さっきまでリアス先輩がいた場所を睨みつけていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の日…イッセーの彼女を紹介された。とても喜ばしい事なのに

 浜と松田は…血涙していた。

 だが…俺は、この女から凶悪な感じがした。おかしい。人間か…こいつら。

 この女の名前は「天野夕麻」というらしい。

 俺は、天野夕麻を監視する事にした。…もちろん、イッセーと

 一緒にいるときだけ、な。

 

 

 

 

 

 

 

 

 夕麻とイッセーは、デートするらしい。尾行しよう。

 イッセーと夕麻は色んなところをいったりしていた。

 なんか…楽しそうだな。あいつら

 女の人から変な紙をもらって、尾行を再開した。

 

 

 

 

 

 

 場所は公園。夕麻とイッセーは二人きり…何か始まりそうな雰囲気だ。

「ねぇ~イッセーくん。お願いがあるの」

「お願いって?」

「死んでくれないかな?」

 …俺の勘は正しかったようだ。

「え…?俺の耳ちょっとおかしいわ。もう一回いってもらえるかな?」

 夕麻は、イッセーの耳元で発音正しく言った。

「死んでくれないかな?」

 そう言うと、夕麻はアニメの変身シーンみたいに衣装チェンジした。

 その服装が大胆で…俺は、HSSの血流を感じていた。

「(仕方ない…これだけだ)」

 俺は、この血流に身を任せた。

 

 

 

 

 

 

「楽しかったわ…子供の初々しい事に付き合えて」

 夕麻の手に、光が集まって槍の形を造った。

「では、もうちょっと付き合ってもらおうか。お嬢さん」

 俺は、イッセーの前に出てきた。

「く、クリス!何でここに…?てかお前…なったのか?」

「悪いね…少し尾行させてもらったよ」

 ちなみに、イッセーは俺の特異体質の事を知っている。

 俺は、持っていたモデルガン(改造)を夕麻に向けた。

 このモデルガンは、生身の体に当たるととても痛い。

 

 まあ…目の前にいる鳥人間に通用するかわからないけどな。

「あなた…何者?ほかの人間とは違う感じがする」

「何をいっているんだい?俺は人間だよ」

 ため息をつく。

「イッセー…逃げろ。ここは危険だ」

「でも…お前は」

 心配性だな、イッセーは。

「早く逃げろ!今ならいける。おれが囮になる」

「…!わかった」

 イッセーは、逃げていった。 

「でも…私の狙いはお前じゃない!あいつだ!」

 鳥人間は、光の槍をイッセーめがけて投げる動作をした。

 この隙を見逃す俺じゃない!!

「はっ!!」

 ビシビシビシっ!!

「い、痛!…くそ!邪魔するな!」

 今度は、俺に向かって投げた。

  

「遅いな…」

 俺は、槍をかわし 無形の構えをとった。

 知る人ぞ知る『不可視の銃撃(インビィジビレ)』の構え

「わざわざ無防備になるなんて…馬鹿ねぇ~」

 光の槍を再び形成し、投げる動作をした。

 ビシビシビシビシッ!!!

「いたたたた!!邪魔するなぁぁ!!」

 光の槍を形成し、投げた。

 俺は、かわした。…が、そこはイッセーが逃げている場所だった。

 ザシュッ!!

「ぐはぁぁ!!」

 くそ…しくじった。まさか、イッセーがいるなんて…。周りは血の海だ。

 

  

 イッセーに意識を向けた瞬間、槍が腹を貫通していた。…不意打ちかよ。

「この身に神器(セイクリッド・ギア)を宿した事を恨みなさい」

 そう言うと、夕麻は飛んでいった。…神器?。

 その時、変な紙が光った。

 それを見て俺は、意識を失った。

 


 
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