No.445998

いわゆるテンプレ物語

Sfonさん

これは、にじふぁんにも投稿していた作品です。
とある大学受験直前の男。突然気を失い、なんかいろいろあってフランドール=スカーレットの姿で転生。
この作品には、TS、チートなどが含まれています。
耐性のない方は気をつけてください。

2012-07-04 23:07:16 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:7956   閲覧ユーザー数:7654

 

……ここは?

周りには何も無い、ただただ白い空間。そこに俺はいた。

ついさっきまで自分のへやでリポビタンDを飲んで受験勉強を続けようとして……

…その後が思い出せない。

あの後、何があったのだろうか…?

 

「実は、私が殺してしまいましたwwwサーセンwww」

 

と、急に現れたのは20代前半くらいの男。何処となく神々しいような気もする。

 

「そりゃあ神だからねwww」

 

ぶっちゃけやがったよこいつ!

つーか"www"とかなんだよ!?神が使っていいの?威厳も何も無くなったぞ?

 

「ちょ、ちょっと。さっきまでの文体はどこに行ったの!?急に言葉遣いも悪くなるしさぁ?どうなってんのこれ!?」

 

「どうもこうもね~よ!何だよ殺したって!?きっちり説明しろ!事細かに!端折らずに!はっきりと言え!」

 

「まあまあ落ち着いて。で、何で殺したかっていうと、実は核実験を止めようとしてさ?その事項が書かれた紙を燃やしてなかったことにしようとしたわけよ?したら一緒にお前の紙も燃やしちゃってさ?それでこうなったわけよ」

 

「…核実験は起きなかったのか?」

 

「もちろん。それどころか、核の研究すらやって無いことになったよ」

 

「それならいいや。俺一人の命より核実験の方が重要だしな」

 

「じゃあ、この件はなかったことに……….」

 

「もしそれが本当ならな?」

 

「えっ?」

 

「お前、わざと俺を殺しただろ?」

 

「い、いや?そんなはず無いじゃん」

 

あからさまに動揺している。わかりやすいな!?

 

「じゃあなんで笑っているんだよ?」

 

「そういう顔なんだよ。生まれつきなんだから、仕方ないだろ?」

 

「…笑いを堪えている時ってさ、若干声が高くなんだよね」

 

「そんなこと無いぞ?」

 

かかった!

 

「今低くしたな?変えなけりゃ見破られなかったのに…」

 

「ちっ……ああそうだ、俺がわざと殺したんだよ。だからなんだ?お前は知ったところで何ができる?」

 

「お前に協力出来る」

 

「はぁ?」

 

「なんか俺にさせようとしたんだろ?やってやんよ」

 

「そこまで見破るか…ならやって貰おう。今、天界では人間を転生させてどこまで生き続けられるかって言う遊びが流行っていてだな、俺もしようとしたんだ」

 

「ちなみに今の最長記録は?」

 

「19260年だな」

 

「長っ!?ってことは19260年前からこの遊びが始まったのか?」

 

「その世界ではな」

 

「どういうことだ?」

 

「時間なんて概念は世界によって違うってことだ。ある世界で1秒たった時、他の世界では1億年たっている事だってザラにある」

 

「そうか、分かった」

 

「では話を戻すぞ。そこで、君を転生させてやろうとしたんだ。チート付きでね。言ってみれば、転生チートオリ主モノと言ったところだな」

 

「なら、どこに行くんだ?」

 

「お前の好きなところでいいぞ」

 

「じゃあ、緋弾のアリアの世界で」

 

「………死亡フラグが立ちまくってるけど、いいのか?」

 

「あぁ、そのぐらいじゃないと詰まらないだろう?」

 

「それもそうだな。よし、いいだろう。」

 

「いいねいいね!面白くなって来た!で、チートはどうすんの?」

 

「お前が好きなものを好きなだけやろう。ただし、19260年以上生き延びられるものにしてくれよ?」

 

「分かった。まずは、武器、つまり銃や戦闘機なんかを創り出せるように。もちろん、対価や反動なんかは無し。あとは、自分の力をオリンピック選手の100倍に。東方の能力を全て反動なし、制限なしで使えるように。オリジナル能力も好きなだけ作れるように。あと不老不死と………」

 

「不老不死と?」

 

「自分の体をフランドール・スカーレットに」

 

「ちょっと待て!?何でフラン!?」

 

「出来ないのか?神なのに?」

 

「いや、出来るけどさ?なぜなんだ?」

 

「だってアリアやレキと絡みたいし、可愛くなってみたいし、どうせなら他の性別に成って見たいしさ。」

 

「…変な風にしないだろうな?」

 

「大丈夫だから、ね?」

 

「分かったよ」

 

「よっしゃあ!じゃあさっそくたのむわ」

 

「はいはい。じゃあいくよ」

 

…だんだんと意識が、遠くなって行った。

 

 

 
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